まず自分で調べよう
最近、yahooが面白いサービスを始めた。ある人が思った「こんなこと知りたいな」と言うことに対し、知っている人が答えを書き込む「知恵袋」というサービス。
覗いてみると、自分でも気になっていた質問に明快な回答が寄せられたりしていて、それなりに面白い。ただ、こういっては何だが、質問の大半は自分で調べようと思えば簡単に調べが付くモノ。
自分で調べるよりも、人に聞いた方が早いっていうことは確かにあるのかも知れないが、自分で調べればほかにもいろいろと勉強になるんだけどなあ。
私が電子辞書を便利に使いつつも、学生さんにはお勧めしない理由がここにある。みなさんも経験があると思うが、辞書や辞典は、調べようとした言葉の前後に載っている言葉も、なんとなく読んでしまうものだ。ことに百科事典などは、ぺらぺらとめくっているだけでずいぶん時間が経ってしまう。
こういう楽しみは、やはり頭の柔らかい時期にたっぷり経験しておいたほうが良いと思うのだ。
ちなみに、私の学生時代の恩師で、「八合目社会」というのを提唱していた人がいた。「この世の中の大抵のことは、本などの公開情報で八割までは知ることが出来る。ただ、それから先、頂上までの二割のことは、詳しい人に聞くなどして非公開情報を知らないと難しい。」ということ。
いろいろと異論もあろうが、この考え方は基本的には間違っていないと思う。
さらに言えば、昨今のインターネットの普及で、この八割が九割になっているような気もする。ただ、やはり「人に聞かねばわからん」ことは厳然と存在するわけで、ここのところの情報をとれるか否かは、その「詳しい人」ときちんとおつきあいが出来ているかにも関わってくるのだろう。
というか、物事の神髄というのは、それくらいでないとありがたみがないと思うし、私はそういう意味での「面倒くささ」には賛成である。
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