病は気から?
ここのところ、東京は天気がころころ変わる。天気が変わると気圧も変わる。
若い頃は、先輩が「低気圧が近づいてくるんで、体調が悪い」などと言っていると、「年寄り臭いこと言ってるなあ。だいたい、たかだか数ミリバール(当時はミリバールでした)の変動が人間に感じ取れるわけないじゃん」と陰口をたたいていたのだが、今にして思うと、浅はかな若輩者であった。
そもそも人間は大気の中で暮らしているわけだから、気圧の変動にともなって身体全体が膨らんだり縮んだりするのは不思議ではないのだ。たとえ、その差が数ヘクトパスカルであろうとも。
今日も、午後になるあたりから妙に身体がだるい。頭痛もする。普通に考えれば風邪でもひいたかな、というところなのだが、発熱もないし、どうも気圧のいたずらのような気がする。こんなことを、若い頃の自分に話したら「気のせい」で片づけられてしまうのだろうが、どこが悪いと明確に指摘できたほうが、身体はともかく気分的には納得できる。こういう「なんとなく体調がおかしい」というほうが、しんどいのだ。
今日の体調不良の原因が気圧の変化にあるのかどうかはさだかでないが、せめて週末は元気に過ごしたいと思う次第。
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