人生いろいろ
私は技術系の高専を出て、技術屋になったにもかかわらず、いつの間にかこんな仕事を選んでいる。
たま〜に学校に遊びに行く機会があるのだが、まさにレアもの扱いをされてしまう。ただ、だからといって排除されないのが高専のよい校風なんだろうけど。
数年前に小学校のクラス会が開かれたので顔を出してみた。小学校というと、それぞれ夢は持っていたものの、具体的になにを職業に定めるかなど、まったく未知数の段階なわけだ。だから、久しぶり(実に20年ぶり)に会った友人が、当時では想像も付かなかった職業に就いていたりして、本当に面白かった。
そういえば、昔、よく一緒に遊んだ友人の名前を意外なところで見ることがある。私は高専在学中、同級生に誘われて東京・西部の高校の人たちとずいぶん遊んだのだが、そのなかの一人の名前を本当に意外なところで見つけた。声優の木内レイコさん。
ちょっと調べてみたら、いろんなお仕事をされているようだ。彼女は高校生の頃から人とは少し違う輝いた部分があったので、私としても「なるほどなあ」と思った。高校生時代の彼女からは、声優になりたい、などという言葉を聞いた記憶がなかったので、少し不思議な感じはしたのも確かだが。
ま、私とて当時は普通の技術屋になって、一生をその分野で終えると思っていたわけだし、人生というのはわからない、ということか。
この仕事を続けていれば、いつか木内くん(当時はくん付けで呼んでいた)と会う機会もあるかも知れない。それもまた面白いかな、と思うのだった。
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