なんか怪しい
JR東日本が導入しているIC式カード、Suica。しばらく前から、電子決済の機能も盛り込まれるようになった。いわゆる「今日もSuicaで水を買いました」というやつ。私が持っているSuica定期券にも、その機能が付与されている。
先日、出先から帰る途中に駅に併設されたコンビニに寄ったんだが、たまたま小銭の持ち合わせがなく、ペットボトルの飲み物とサンドイッチ、それに雑誌をSuicaで決済してみた。非接触型のICカードなので、定期入れに入ったままでも、ちゃんとピッと鳴って、はい、おしまい。便利なものである。
だが、もらったレシートを見て、私は別のことを考えてしまったのだ。
今の買い物で、Suicaから引き落とされた金額は600円強。これ、電車の運賃として考えれば、けっこうな距離が乗れる金額である。
このSuicaでの決済に慣れてしまうと、いままでとはまったく比較にならないペースで、Suicaのチャージ(入金)機に並んでしまいそうだ。
JR東日本は、最近、どんどんこのSuicaでの買い物を宣伝しているようなのだが、なんか、裏に別の思惑が見え隠れしているような気がしてならない。心配性なんでしょうか。
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コメント
確かに怪しいんです。
Edyにしろ、Suicaにしろ、Felica系のカードはカードの個体識別が入っているはずです。つまり持っているカードの持ち主がどこで何を購入したのか、追跡調査が不可能ではないのです。
それで何が可能になるかというとユーザの嗜好調査や個人情報の収集などです。
まあ、Felicaに限らず、電子マネー全般に言えることでしょう。実際にそこまでの分析をしているか、となると分かりませんが、「この便利さと引き換えに個人情報の断片を売ったのだなぁ」くらいに思った方がいいのかな、と思っています。
投稿: 竹内一詔 | 2004年6月20日 23時10分
ヒロさん久しぶり…
Suicaのみならず、ドコモで開発している2次元バーコード(だっけ)、やっぱりドコモ開発の(Tシャツのプリントに情報盛り込んで、それを携帯のカメラで撮ると、その関連のHPが自動登録される)システム(リドリースコットの映画ドットディーバで使うらしい)なんかは、電通、博報堂なんか出資していて…
でも広告会社は僕らの携帯基本料やパケット料にに相乗りで、個人情報とって行くんですよね。
これって釈然としません。なんかおこってしまった。この辺、ガッコで詳細あるんで、必要なら・・・
投稿: 小野塚 | 2004年6月21日 00時19分