梅酒を漬けてみました
今日は梅酒を漬けてみた。例年は青梅で漬けるのだが、今年はふと思い立って、黄色っぽく熟した実を買い求めてみた。お店の人の話では、熟した実は梅干し用だということだが、市販されている梅酒には「完熟梅をふんだんに使用しました」なんてものもあるくらいだから、出来ないはずはなかろう。懸念されるのは柔らかい実を使用したことで、カビが生じやすくなるのでは、ということなのだが、ホワイトリカーに漬け込むわけだから、おそらく大丈夫だろう。
柔らかい実を傷つけないよう、流水で優しく洗い、ヘタのなりくちのところを竹串で外す。そして、清潔なフキンで1個1個、磨くように水気をぬぐって貯蔵瓶に入れる。氷砂糖と梅を交互に入れたら、最後にホワイトリカーを注いでできあがり。
だいたい3ヶ月後には飲めるようになる、ということだが、私の家の場合は最低でも1年は寝かせることにしている。というか、1年くらい経ってから、ようやく梅酒本来の味がしてくるように思えるのだ。
以前、とあるバーで20年モノの梅酒というのをご馳走になったことがある。素晴らしく芳醇な香りと、豊かな味わいに思わず「これ、本当に梅酒?」と聞き返してしまったほど。
あそこまでは難しいとしても、長期熟成の梅酒の美味しさを知ってしまった身としては、少しでもあの味に近づきたいと思うわけだ。
さて、どうなることやら。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
うーん、梅酢が出てくるんで、美味しくなるかは心配。ただすっぱいだけになる可能性大。
でも何事もTry And Errorだから
投稿: 小野塚 | 2004年6月21日 00時22分
うーん、Try&Errorなのは仕方がないのですが、問題は結果が出るまで1年かかるということですねえ。
来年の今頃に試飲をしますんで、ぜひ遊びに来て下さい。
投稿: 安達裕章 | 2004年6月21日 06時26分