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思わず足が止まった

 昨日、打ち合わせを終えて中野駅に降り立ったところ、駅前で演説をしている人がいる。中野の駅前というのは、意外と有名な演説スポット(笑)らしく、古くは森田健作から最近では又吉イエスまで、さまざまな人がマイクを取っている。

 ほとんどの場合、私は聞き流してしまうのだが、昨日は思わず足が止まってしまった。
 北朝鮮による拉致被害の一日も早い解決を訴えている、増元照明氏だったのだ。講演の内容自体は、いままで拉致被害家族会の方々が主張されていたことだったのだが、やはり本人の肉声というものは力がある。私を含め、数人の男女が(数人、というところが寂しいのだが)足を止めて、演説を聴いていた。

 増元氏は、今度の参議院選挙に東京選挙区から立候補することを表明している。増元氏たちにしてみれば、いまの政治家には、この問題の解決は任せておけない、と思ったのだろう。その点については、私も同意見だ。

 最近の日本の世論(と言われているモノ)の動きには、どうにも釈然としないものを感じている。なんというか、「お上に盾突くヤツは、俺たちが許さない」というか。先日のイラク民間人人質事件では、自己責任の名のもと、3人の人質および家族に批判が集中した。(ま、私もあの家族の対応では、批判があっても仕方ないと思ったクチだが)
 さらには、今回の小泉訪朝の成果について苦言を呈した家族会に対し、やはり非難の声が挙がった。しかも、その理由が「小泉さんに対して感謝の念が足りない」「小泉さんに失礼だ」などというもの。どうやら、日本の国民性というものは、とことんまで支配者層に都合よく出来ているらしい。政府が何か言う前に、世論が先にたって異分子を叩いてくれるんだから、これほど楽なことはないだろう。

 なんてことを書いてしまうと、私も叩かれてしまうかな(笑)。

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