ジンジャー・エールを手作りしてみた
ジンジャー・エールという飲み物がある。生姜の効いた、どことなく大人の味のするソフトドリンクだ。私が大人になりかけの頃、しょっちゅう飲んでいた気がする。普通のジュースより、ちょっと大人っぽい気がして嬉しかったのだろうか。いま、中学校2年生になる甥っ子が、しきりに飲んでいるのを見ると、やはりこの時期の男の子に、なにか囁きかけるものがあるのかも知れない。
とは言いながらも、大人になってからはビール、酒を控えるようになった最近はペリエ、と、ジンジャー・エールを飲む機会は少なくなっていた。
そんなおり、とあるサイトで「ジンジャー・エールの作り方」というのを見つけてしまった。
休日、とくにすることもないので、試しに作ってみたのだが……
●これが材料
生姜にスパイス(シナモン、クローブ)、唐辛子。このほかに砂糖が入る。あとレモン。
webのレシピでは、生姜100グラムとなっていたが、手元にあるのは200グラム。ということで、倍量を一気に作ってしまうことになった。
●煮詰めるのだ
すり下ろした生姜にスパイスを加え、弱火で10分ほど加熱。ふつふつと沸いてくるくらいの火加減かな。なにせ初めてなので、感覚がよくわからない。日頃、趣味の菓子作りで培った勘で、加熱時間を決める。
●色が変わったぞ
火から下ろす直前にレモン汁を加え、一煮立ちさせて火を止める。レモン汁を入れた瞬間、いままで黄色っぽかった生姜汁が、ぱーっとピンク色に染まったのはどういう化学変化によるものか。
●濾過するのだ
ざるにリード・クッキングペーパーを敷き、鍋の中身を漉す。下に置いたボウルには、ピンク色の「ジンジャー・エールのもと」がたまる。あとは、これを冷蔵庫で冷やして、炭酸水で割ればできあがり。
さてさて。
こうして出来たジンジャー・エール。さっそく冷やして、氷を入れて、炭酸水で割って飲んでみた。
辛い!辛い!辛い!
うまいけど、辛い!
口に含んだ瞬間、生姜の香りがふわっときて、さわやかな甘みとほのかな辛みが良い感じなのだが、あとからくる唐辛子の辛みが、いつまでもノドに残るのだ。ただ、これも慣れれば美味しく感じないこともない(二重否定は大変強い強調を表す)。
次回は、もう少し唐辛子を控えて作ってみよう、と思うのだった。
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