« 2004年6月 | トップページ | 2004年8月 »

「ポケモン」ゲットなわけでして

 先週は、本業に加えて趣味の請負仕事(SF大会の手伝いというやつだ)が佳境を迎えてしまい、日が変わる頃に帰宅する日々が続いていた。仕事のほうはなんとか金曜日までにやっつけることが出来たのだが、日曜日は私が秘書を務める作家、田中芳樹氏のサイン会があるため、家族サービスが出来るのは土曜日一日。
 果たして、台風一過の暑熱の中、4歳になったばかりの息子を引き連れて、JR東日本が主催している「ポケモン・ラリー2004」に参加する羽目になった。

 自宅のある恵比寿でパンフレット(というか、チラシ)をもらい、まずは1個目のスタンプを押す(ちなみに、恵比寿駅はピカチュー)。その後、以前に住んでいた吉祥寺(オオスバメ)、三鷹(ピチュー)と押し、西荻窪に戻ってラッキー、荻窪駅でコダックを押して5つ達成。ゴール駅の新宿に戻って、参加賞の「空気枕」をもらってきた。

 子供は喜んでいるが、親はへとへと。
 駅で、ふと周りを見回すと、同じようにパンフレットを手にもった子供たちがいっぱいいる。で、なかには私のように、たまの休みを子供に付き合おうと出てきたお父さんたちもいる。
 そんなお父さんたちと目が合うと、思わず両方とも照れ笑いをしつつ会釈などしてしまうわけで、これはこれで良い体験をした、と思う次第。
 世の中の育児父さんたち、お互いに頑張りましょうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

軽井沢の地ビール(ケルシュ篇)

 先日書いた「軽井沢の地ビール」について、詳しく知りたいというメールが届いた。
 幸いにして、まだ飲みほしてはいなかったので写真を撮ったので見てほしい。これは、3種類買ったうちの1本、「軽井沢ケルシュ」。ほかに、「軽井沢アルト」と「軽井沢ドライスタウト」がある。
beer_karuizawa1.jpg


 ケルシュ、といえば、4月初旬に行ったドイツ・ケルンでさんざん飲んできたビール。そのときは知らなかったのだが、ケルシュというのは上面発酵酵母を使用して醸造しているそうだ。ということは、ビールというよりはエールといったほうが良いのかも知れぬ。
 エールというと、英国・バス社のペール・エールのようなイメージがあったのだが、ケルンのケルシュは、色も薄いし味もすっきりしていた。水代わり、というと言い過ぎだが、冷えたものをくぃっとやる飲み方に向いていた気がする。
 さて、この「軽井沢ケルシュ」だが、芳香はまさにケルシュ。フルーティーな香りを楽しむことの出来るビールだ。(それを考えると、今日はちょっと冷やしすぎたかも知れない)

 ただ、味はというといまひとつ物足りない。もちろん、大手のビールによくあるような水っぽさではない。なんというか、全般的に味が薄いのだ。食中ビールとしてはよいのかも知れないが、もう少し個性を出しても良かったのではないかな、と思った次第。

 ただ、製品の品質としては十分に満足できたことも事実。冷蔵庫に冷やしてある残り2種類を飲むのが楽しみになってきた。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Macintoshが凋落する理由

 Macintoshの新型機種。6月に発表されてすぐに注文を出した。
 納品予定は7月中旬以降ということで、ずいぶん待たせるんだなぁ、と思ったことは記憶にある。

 で、今日、うちに届いたメール。

「この度Apple StoreにてPowedr Mac G5 2.5GHzデュアルプロセッサモデルをご注文いただきありがとうございます。

この製品のモデルはご好評を頂き予想以上のご注文をいただいております。
できる限り早くお届けに上がるようアップルとして鋭意努力させていただいている状況でございますが、「7月の出荷」ということでご案内させていたたいておりました予定を「8月20日までに出荷」と変更させていただきます。
尚、工場から出荷となるため、お届けまでには最大で4営業日いただきます。この度の出荷遅延につきましてお客様にはご迷惑をおかけ致しておりますことを慎んでお詫び申し上げます。

また、出荷予定はApple StoreのWebページ「ご注文状況」でもご確認できますが、出荷の際には別途E-mailにでご案内させていただいています。
いましばらくお待ちいただけるようお願い申し上げます。

末筆にはなりますが、製品出荷の遅延について重ねてお詫び申し上げるともに、今後ともApple Storeをご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。」

「7月には出荷できない」ということが判明したのが、7月30日というんだから、Apple社というのは、ずいぶん「オンデマンド」な生産管理をやっている会社のようだ。

 新製品ということで、出荷が遅れてしまうということは仕方がないのかも知れない。だが、このメールが1週間前に届いていたら、ずいぶん印象も違う気がする。
 Macintoshというマシン&OSは、とても気に入っているのだが、アップルコンピュータ社に対しては低い評価しか与えられない。
 Macintoshのシェアがどんどん小さくなっていく理由のひとつが、こういうところにあるのか、と納得した次第。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

また軽井沢

 ふたたび軽井沢に行ってきた。
 データDVDの更新を行ったカーナビだったが、軽井沢I.Cからの道については従来と同じルートを指示してきた。ひょっとすると、ナビの指示に従ったほうが微妙に近いのかな、とも思うのだが、曲がりくねった道を延々走らされることを考えると、少々遠回りでも楽な道を選んでしまう。

 今回の軽井沢行きは、田中さんと某出版社の打ち合わせに同席するため。と言っても、とても気持ちよく仕事をさせてくれる、と常日頃から田中さんが感謝している会社なので、私は横にいてメモを取っているだけで済んだ。

 打ち合わせのあと、食事に行ったり、買い出しを手伝ったりして、午後4時半には軽井沢を出たのだが、街を出る前に軽井沢の地ビールを数種類買い込む。
 減量を心がけている私としては、ビールは天敵なのだが、やっぱり好きなモノを我慢するのはツライのだ。せめて、大手メーカーの味の薄いビールをいっぱい飲むよりは、酵母の味の生きたビールを少し飲もう、というわけで。

 日本のビールは、いわゆるピルスナースタイルがほぼ大部分を占めていて、なんとも画一的な味ばかりだと思っていたのだが、先日のドイツ旅行などを通じて、ビールにはさまざまな味があるんだな、と知った。もともとあまりアルコールには強くないので、一度にたくさん飲むことは出来ないわけだから、地ビールの小瓶を味わいながら楽しむというのも、私のスタイルには合っているようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

方向音痴なカーナビ?

 私の愛車は、一昨年買った日産セレナ。
 子供を含めた家族で出かけるときでも、田中さんや赤城さんの荷物を積んで軽井沢に行くときでも、機材を山ほど積んでSF大会に行くときでも、とっても便利に使えて重宝している車なのだ。
 ただ、標準装備のカーナビのデータが、購入後2年以上たって少々古くなってきたかな、と思えてきた。日産のディーラーさんに聞いてみたら、データの入ったDVDの新しいものを買えばいい、とのこと。
 で、買ってきた。

 田中さんと赤城さんが夏の仕事場を構える軽井沢に行くときは、高速のインターを降りてすぐのところにある交差点は直進し、山を越えるルートをとる。これがもっとも一般的、というか、普通はこのルート以外は考えられない。
 ところが、なぜか愛車のカーナビは、交差点を左折して、山すその道を延々と走るルートを指示する。ひょっとして、この道(旧道)のほうが距離的に短いのかな、と、ためしに1回走ってみたのだが、車のトリップメーターを信用する限り、まったくそんなことはなかったのだ。

 こういう理不尽なルート指示は、今回のデータ更新でなくなるのかなあ。
 来週のなかばに、軽井沢に行く予定になっているので、そのときに試してみようと思う。

 でも、こういう「変な指示をするカーナビ」っていうのは、珍しいことではないのだろうなあ。きっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

少しは効果があるかな

 今年の夏は本当に暑いですね。熱中症などで体調を崩さないように注意しましょう。

 我が家の居間は、屋上から伝わる熱のせいでずいぶん暑くなるようです。朝のうちに屋上に打ち水をしてみたんですけど、あまり効果は感じられず。
 で、思い切って屋上にウッドデッキを置き、直射日光をすこしでも遮ることにしました。ウッドデッキはさまざまなメーカーから出ているので、いろいろと検討したのですが、小面積のものをたくさん敷くよりは、大きめのものをばんばんっと置いた方が楽だろう、と思い、1メートル四方のものを注文。

 ところが、これが甘かったですねえ(笑)。

 パネル1枚あたりの重さが24キロ弱。パネルの数は9枚。これを屋上まで階段を使って運ぶというのは、想像を超える重労働でありました。
 夏休みで遊びに来ていた甥っ子に手伝ってもらい、なんとか運搬を終えたときには、腰はガクガク、手はぶらぶら。
 思わぬところで体力の衰えを感じた、休日でありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジンジャー・エールふたたび

 今日は息子の4歳の誕生日。かわいげのない物言いも増えてきて、しばしば本気で腹を立てたりすることもあるが、大きな病気もせずにここまで大きくなったこと、親としてみれば、これだけで満足。もっとも、これから先は面倒なことも増えるだろうし、そうそう達観していてもいられないのだが。

 明日、終業式を終えてから甥っ子たちが遊びに来ると聞き、またジンジャー・エールを作ることにする。前回、唐辛子を入れすぎてノドにぴりぴりきたと書いたのだが、不思議なもので、冷蔵庫で保存しているうちに刺激は少なくなっていき、最後の方はまろやかな味わいになっていた。
 とはいえ、今日つくって、明日には飲むというものなので、そのような「熟成」効果は期待できない。唐辛子を半量に減らし、そのかわりといってはなんだが、香り付けにレモングラスを加えることにした。

 できた「原液」は、狙い通り、先日のモノよりは刺激が少ないものとなった。基本的なレシピはこれで習得できたので、今後は微調整を加えて、より自分の好みにあったレシピを完成させるつもり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「東京」って、何処?

 東京は猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。などとほざいたとて、このブログにたいして読者がいるわけでもなし。(あ、某ゲーム関連企業にお勤めのH.Mさん、メールありがとうございます。「軍事選書堂」は、実はすでに愛用している本屋さんだったりします。あそこの品揃えは、私にも異常に思えるほどで重宝です。ただ、注文した本といっしょに、こまごました文房具が入っているのは、オマケと考えて良いのでしょうか。もちろん、それなりに重宝しておりますのでありがたいんですけど。あと、メールでもけっこうですが、このブログにはコメント機能もありますので、そちらをご利用いただいてもけっこうですよ)←以上、私信おわり

 先日、軽井沢に行ったおり、駅の改札を出ておもわず笑ってしまった。改札口の正面に、「現在の気温」を電光掲示板に表示してあるのだ。ちなみに、そのときは27°Cだった。なんとなく、「ほら、こんなにココは涼しいのよ。ゆっくりしていってね」という軽井沢町の下心あふれる頬笑みが見える感じ。
 確かに、その日の東京は最高気温35°Cだったけどね。

 ここで疑問。
 この場合の「東京」とは、いったい何処を指すのだろうか。
 東京都としての平均気温ではあるまい。ならば、高尾山の山頂も、小笠原諸島の浜辺も、すべて勘定に入れないとイケナイ。では、都庁だろうか。新宿の高層ビル街にある都庁で、気温や風速などを測ってよいとも思えない。

 で、調べてみた。
 東京の場合は、「東京管区気象台」というのがあって、そこで「東京」の気象を観測しているらしい。さらにいえば、東京管区気象台は、島嶼部の測候所に加えて富士山測候所も管轄しているとのこと。また、水戸・宇都宮・前橋・熊谷・調子・横浜・新潟・富山・金沢・福井・甲府・長野・岐阜・静岡・名古屋・津の各地方気象台も東京管区気象台の管轄だとは恐れ入谷の鬼子母神。東京で津の気象台を管轄しているってのは、予想を超えていた。
 東京管区気象台ってのは、大手町にある気象庁のなかにあるようなので、「「東京」の気温は、大手町の気温のこと」だと考えちゃって構わないようだ。
 うーん、大手町かあ。ヒートアイランドの中心部だとはいえ、お堀のすぐ近くにあるわけだし、けっこう涼しいのかも知れないなあ。そうなると、これからは天気予報で予想された最高気温に、1〜2°C、ゲタを履かせて考えたほうがいいのかも。

 ということで、ひとつ賢くなった私でありました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

軽井沢行き、ふたたび

 今日は私が軽井沢行き。田中さんのところに原稿を取りに行く用事があったのだ。
 田中さんの山荘には、FAXはおろか、留守番電話もない。昔ながらの黒電話で、これはこれでオモムキがあって良いのだが、こういうときは手間が掛かる。
 とはいえ、東京は今日も猛暑の予想。田中さんとの打ち合わせにかこつけて、涼しい軽井沢に逃げたと言われても仕方がないかも。

 幸いにして、打ち合わせも、原稿の受け取りも滞りなく終了。赤城さんも交えて昼食を楽しんだら、東京までとんぼ帰りすることになる。
 駅まで送ってくれるという田中さんと一緒に、軽井沢の別荘地を歩いていると、このあいだまで「管理地」とか、「売地」と書いてあったところがずいぶん売れている様子。「景気回復と言われても実感ないなあ」などと思っていたのだが、回復しているところは回復しているんだな。

 軽井沢を午後3時前に出て、午後4時半には音羽の某K社で打ち合わせをしていた。新幹線が出来て、本当に軽井沢は近くなったと思う。ま、横川駅で釜飯を買って車内で頬張ったりする楽しみはなくなったんだけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ネット書店での買い物

 仕事柄、洋書を買うことが多い。たいていは軍事に関する資料なのだが。
 「ドイツ軍の×号戦車」なんていうメジャーなものなら日本語の資料だけでも充分なのだが、「黎明期のジェット戦闘機で、ソビエトのもの」なんていうと、よほど辛抱強く探さないと見つけることが出来ない。
 また、最新式の兵器に関する情報なども、日本語翻訳を待っているとどうしても数ヶ月から数年のタイムラグが生じてしまう。
 で、仕方なく、苦手な英語と格闘することになるわけだ。

 以前は、池袋のN書店や神田のB書店など、その手の洋書を多く扱う本屋さんに行って、せこせこと探したものなのだが、昨今はもっぱらネット書店を活用している。
 理由は簡単。安いからだ。
 洋書書店で買う場合に比べ、半額以下になることも珍しくない。

 ただ、実際に手にとって選ぶわけにはいかないので、どうしてもリスクを背負うことになる。
 期待して買った本が、とんだ食わせ物だったりすることも多い。
 こちらとしても、定評のあるシリーズ物を選んだり、信頼できる著者の作品を選んだりするのだが、どうしても最後は運試しになってしまう。

 ところが。
 先日、何気なくネット書店で注文した3冊の本が届いたので、内容を確かめたのだが、びっくり仰天。
 まさに大当たりの本ばかり。
 何年も資料探しをしているが、こんな幸運は初めてだ。

 この幸運が最終的に仕事に生きれば、言うことないのだけどなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

参議院選挙が終わった

 参議院選挙が終わった。
 結果に関してはコメントしないが、またしても投票率の低さが気になる。
 もちろん、期日前投票をした人は前回以上に増えたそうだし、最終的な投票率も「微」とはいえ増えているようだ。
 でも、もっともっと増えていても、不思議ではない選挙だったのだがなあ。

 ことに若い層の投票率が著しく低いというのが気になる。棄権した人は、ひょっとして、すべては他人事だと思ってませんか。現政権の方針に賛成であれ、反対であれ、ともかく意思を表すことが大切なのではないですかね。

 このままいくとすれば、次の国政選挙は2年先までない。
 この2年間に何が起こっても、少なくとも投票に行かなかった人たちには文句を言う資格がないということだ。お気の毒。

 さらにいえば、18歳、19歳の人たちは、こういう先輩を見習わず、選挙権をもらったら、きちんと行使して欲しい。さらには自分の投票した人がきちんと仕事をしているかどうか、しっかりと監視することも大事。民主主義って言うのは、本当に手間が掛かるのだ。学校では教えてくれないけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日帰り取材先にての出来事

 先日、田中さんと取材旅行に行った。
 と、言っても、今回は海外などではなく、事務所から車で数時間のところにある東京湾アクアラインと、そこにあるパーキングエリア「海ほたる」。
 新作の舞台に使うということで、ずいぶん熱心に取材をしていた。
tanaka_aqua.jpg

 取材を終えて、軽く食事でも。と、パーキングエリアのレストランに入る。格別に美味しいわけでもないが、値段とのバランスを考えれば十分にリーズナブルな昼食と、初夏の東京湾の眺望をぞんぶんに楽しんで、さて、会計をとレジに立ったところ、店員の若い女性が「あの、あの、あの」となにやら言いたい様子。
 「はい?」と聞き返すと、「いまの方は、ひょっとして田中芳樹先生でしょうか」と聞かれた。(ちなみに、田中さんは私に会計を任せ、さきに外に出ていた)
 「あ、分かりましたか」と言うと、どうやら愛読者だったようで、ひたすら感激している。
 ならば、と、田中さんを呼び戻して、マンツーマンのサイン会(笑)となった。

 もしお店が混んでいたら、こんなことは出来なかったと思うが、幸いにして(?)平日の昼間の「海ほたる」はガラガラ。運営会社にしてみれば頭が痛いことなのだろうが、レストランの店員さんにはラッキーだったなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

軽井沢第2弾

 先日の赤城さんの引っ越しに引き続き、田中さんも軽井沢に引っ越し。
 今朝の東京は前夜からの湿気がそのまま残り、まさにうだるような朝だった。10時前に田中さんの東京の仕事場に着き、引っ越し荷物を積んですぐに出発。一般道も高速道路も順調に流れていて、昼過ぎには軽井沢の山荘に到着した。

 荷物を降ろしたり、山荘に風を入れたりしたあとで、新しいテレビを買いに佐久平まで車をとばす。山荘のテレビが古くなり、映りが悪くなったんで買い換えることにしたのだが、問題は古いテレビの処分方法。「家電リサイクル法」が施行されてから、テレビや冷蔵庫は粗大ゴミとして引き取ってもらえないのだ。仕方がないので、古いテレビを車に積んで電器屋を探すことにした。
 幸いにして、佐久平の大型家電量販店では、新しいテレビに買い換えてもらえるならば、ということで快く引き取ってもらうことができた。

 その後、食料品の買い出しを行ったり、本屋さんに寄って雑誌を買い込んだりしたところで、夕食の時間。軽井沢銀座にある老舗の中華料理店で、今年の軽井沢での成果が多からんことを祈りつつ、乾杯。

 満腹になったところで田中さんを山荘に送り、私と赤城さんは先日に引き続いて中軽井沢の日帰り温泉施設へ。受付のよこに大きな笹が飾ってあったので気が付いたが、今日は七夕。
 善男善女が願いを記した短冊を横目に、今後の作品の執筆予定などを話し合うのも、また一興。

 それにしても、軽井沢は昼間はそれなりに紫外線が強くて暑いのだが、日が落ちたとたんに涼しい風が吹いてくる。先日の記事にも書いたが、ここに日帰りでくるのは、本当にもったいないと思うのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

すごく小さい!

 電話ネタをもうひとつ。
 私の会社のスタッフが、携帯電話を新しくした。つい先日発売された新機種で、世界最小といわれるDoCoMo SO213i「premini」。
telephone.jpg

 この写真をみれば判るとおり、ものすごく小さい。
 実は、私もこの機種を狙っていたのだが、実際に店頭で見てみて、あまりの小ささに購入を断念したのだ(笑)。

 この小ささは、私にとって、かなり衝撃的だった。
 最近の携帯電話は、カメラ付きだの、Felicaの決済機能付きだの、さまざまな付加価値という名のもとによけいな高機能化が進み、「たかが電話だろ」と言えない感じだったのだが、この機種は携帯電話の進むべき道に、ひとつの回答をなしたのではないか、とさえ思う。
 要は、きちんと電話が掛けられて、きちんと電話が受けられて、ちょっとメールくらい打てれば十分。そういうユーザーは意外に多いんじゃないかなあ。

 デザイン的にも「premini」は素晴らしいと思う。
 このデザインチームが、今度は日本の成人男性の平均的な手のサイズに合わせた携帯電話を作ってくれると、本当にいいものが出来そうなんだけどなあ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

なんだか不気味……

 ここ1週間ほど、私の携帯電話の着信記録に、変な番号が残っている。すべて同じ番号で、何度も掛かっているようだ。私は普段、着信音を消しているので、掛かってきたのに気付かないことも多いのだが、気が付いたらすぐに履歴からかけ直すようにしている。ただ、この番号には心当たりがないのだ。
 着信履歴によれば、掛かってきたのは午前4時、5時のこともある。私は仕事柄、さまざまな人に携帯電話の番号を教えているのだが、いくらなんでもこの時間に掛けてくる業界関係者は少ないはず。

 誰からだろうと気にしつつも、なんとなく折り返しの電話を掛けるのがためらわれる感じで、1週間が経過した今日、打ち合わせ中に携帯に着信。見れば、気になっていたあの番号。

 おそるおそる出てみたら、まったく知らないおじさんの声で「あー、キタジマさん?」と聞いてくる。
 「間違い電話ですよ」と言ったら、「あ、そー」と言われて電話を切られた。

 そうか、間違い電話だったのか。きっと、キタジマさんが番号を間違えて教えちゃったんだな。
 と安心したのもつかの間。

 また掛かってくる。

 いい加減、頭に来たので、その番号を「指定着信拒否」に入れた。

 が、これって発信音がならないだけで、着信履歴は残るのね。
 7月6日 13:46
 7月6日 13:47
 7月6日 14:52
 7月6日 15:18
 7月6日 15:21
 7月6日 15:21
 7月6日 15:22
 7月6日 15:22
 7月6日 15:24
 7月6日 15:26
 7月6日 15:38
 7月6日 15:39
 7月6日 15:39
 7月6日 15:41

 うーん、このしつこさって、なにか良からぬことを想像させるよねえ。
 キタジマさん、ひょっとして悪いところからお金とか借りてない?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

軽井沢まで行って来ました

 昨日は軽井沢まで出張。
 私の会社でマネージメントしている作家、田中芳樹氏と赤城毅氏は、毎年、夏になると東京の暑さを逃れ、軽井沢に仕事場を移すのだが、昨日は第一陣として、赤城氏の引っ越しだった。
 東京はあいにくの雷雨だったのだが、軽井沢は晴天。荷物を部屋に運び込む作業だけで、しっかり汗をかいてしまった。

 一通りの作業が終わったあと、汗を流しに近所の日帰り温泉施設に行く。露天風呂に浸かりながら、今後の執筆予定などを打ち合わせるっていうのは、仕事としては最高なんじゃなかろうか。

 午後5時過ぎに軽井沢を出て、途中で社員に頼まれた土産などを買いつつ、東京を目指す。毎年、夏になると10往復はする関越自動車道。かなり走り慣れてきた感じで、午後7時40分には東京の自宅に到着。東京は、まだこの時間だと残照が残っている感じだった。

 軽井沢は、長野新幹線が開通して以来、日帰りの観光客が増えて、非常に活気があってよいのだが、実は軽井沢ってけっこう暑いのだ。高原だし、空気が澄んでいるので、紫外線も強いしね。
 本当に軽井沢を楽しみたいのだったら、ぜひ1泊して、夜の軽井沢を散歩してみて欲しい。日が落ちると今までの暑さが嘘のように、非常に涼しく、爽やかな宵となる。最近は、軽井沢の老舗ホテルなども手頃な宿泊プランをだしているようだし、この夏は、夕暮れの軽井沢を体験してみてはいかがだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年6月 | トップページ | 2004年8月 »