G5、セッティング完了。
またまた、Macintoshの話題である。
ずいぶんと待たされたが、なんとか無事に納品されたG5。さっさとセッティングをすれば良かったのだが、SF大会の疲労が抜けるまで何をする気にもならず。箱に入ったまま2日も放っておかれるのならば、納品を急がされる必要はなかったじゃないか、とAppleストアの店員さんから怒られそうな状況。いや、だから「出来ない」のと「出来るのにやらない」のでは違うんだってば。
とにもかくにも旧G4の隣に並べてみる。でかい。威圧感ありまくり。
G4が曲線を多用したデザインなのに比べ、今度のは質実剛健を主張しているかのような筐体。個人的にはこちらのほうが好みにあう。
ケーブルなどをつないで起動させると、なんと「古いMacintoshを持っている人は、Firewireケーブルでつなげば、アプリケーションや設定ファイルを転送してあげますよ」というメッセージ。これは便利。さすがAppleやるじゃん、と、いそいそとケーブルを持ち出して接続。
要するに、古いMacintoshをFirewireのターゲットモードで起動し、HDDのひとつとして認識、そのなかの設定ファイルなどを吸い上げる仕組みらしい。
さまざまなファイルを自動的に収集し、転送してくれるMacintoshの姿は、なんとも頼もしい限り。
とはいえ、膨大な数のファイルを転送するのだから時間も掛かる。
「残り時間1分以内」の表示が出て、数分が経過したところで一抹の不安が胸をよぎるが、ま、もう少し待ってみようと食事に出る。
帰ってきても、まだ「残り時間1分以内」。
頭に来て、強制終了を掛ける。
やっぱりAppleを信じた私がアホでした。
何回か自動転送を試したのだが、やっぱり駄目で、結局はOSをクリーンにしたあとで、自力でアプリケーションを再インストールすることにする。
最初からこれをやっていれば早かった。痛恨。
さらにいえば、今日は某図版仕事の締め切り日。なんで〆切前にそんなコトを始めたんだ、と言われそうだが、忙しいからこそ、余計なことを始めたくなるもんなのだ。逃避行動というやつだろう。
ともあれ、一時はどうなることかと思った仕事も無事に終了。やはり2.5GHzのデュアルプロセッサは早い。とくにPhotoshopで大きめのファイルを扱うときに実感する。
ただ、いままでの経験から言っても、早い早いと喜んでいられるのはほんの数週間。その後は、すっかりその早さに慣れてしまって、またぶつぶつ言い始めるのだよなあ。
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コメント
安達さん、こんにちは。
アップルストアーのウェブページに「G4に比べて冷却ファンの音を三分の一にまで抑え、囁くような音を実現した」とこんな感じの事が書かれていましたが、実際に使ってみて、変化はありましたか?
PS、田中芳樹先生の御作品がラジオドラマになられるとの事で、影ながら楽しみにしております。
投稿: 黒色両眼 | 2004年8月27日 14時52分
黒色両眼さん、こんにちは。
G5ですが、「囁くような」は大げさですが、確かにG4よりは静音化に成功しているようです。というか、G4がうるさすぎたんですけど。
ただ、G5は筐体の背が高すぎて、いままでG4を置いていた場所には収まらず、より近いところにセッティングすることになりましたので、その分、音は耳に付くかも知れません。ま、ファンが回る音は気にならないほうなので、あまり心配はしてませんけど。
ちなみに、田中さんの作品がラジオドラマになる、との話ですが、あれはあくまでも再放送です。以前、聞き逃した方には、ぜひ聞いて頂きたいですね。
投稿: 安達裕章 | 2004年8月27日 20時47分