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お通夜に参列した

 その地域の特色を知るのならば、葬式に出てみればよい、と言ったのは誰だったか。
 そんなことを思いつつ、名古屋発のぞみ号に揺られていた。

 友人の祖母様が95歳の生涯を閉じられた、と聞いたのは30日の朝。すでに父親を亡くしている友人が喪主を務めるということもあり、四日市近在の友人の実家まで足をのばすことにした。
 先日も書いたが、新幹線を使えば名古屋くらいまではあっという間。ことに、東海道新幹線は本数も多く、ふらりと行って乗ることが出来るので助かる。
 結局のところ、中野の事務所を午後2時に出たのに、午後7時からはじまるお通夜に余裕で間に合うことが出来た。

 お通夜は、近所の方が中心になって執り行われるものらしく、なんとも家庭的な雰囲気のうちに終了した。私の住む東京では、お通夜といえど僧侶が呼ばれるものなのだが、ここでは近所の方がお経を唱えるのだった。
 地域全体の信心深さを感じさせる光景だった。

 こういう仕事をしていると、さまざまな場所のお葬式に出ることがある。それぞれに風習が違うので、戸惑うこともままあるのだが、故人をしのぶという目的はおなじ。
 出来るかぎりは私も参列して、故人の冥福を祈るのはもとより、遺族の方を励ますことが出来ればと思っている。もちろん、こういうことはないほうがいいのだけれど。

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電車の整備工場に行って来た

 息子を連れて、大井町にあるJR東京総合車輌センターの夏休みフェアに行ってきた。ようするに、電車の整備工場の工場開放だ。
 日頃は見ることの出来ない場所だけに、大井町の駅から会場までは、人の波が続いていた。

 実はこのイベントに行くのは3回目。そのため、見学ルートもだいたい決まってきた。まずは入り口で迷子札を作り、息子の首に掛ける。その後、ミニ電気機関車に息子を乗せてから、電車(113系)の試乗にならぶ。これは、実際の電車に乗って、引き込み線を往復できるというもの。
 これでだいたい大物は済ませたことになるので、あとは適当に見学したあと、食堂に寄って駅弁を食べる。最後は品川消防署が出張して開催している防災体験コーナーを覗いてくるのだ。

 今回は、10月16日に外房線、内房線でデビューを飾る新型車両、E257系が展示されていたので、それも見学。なんともスマートでスタイリッシュな電車だった。

 子供がいると、こういう催し物は本当にありがたい限り。
 毎年の写真をくらべると、子供の成長もよくわかる。最初は歩く姿も危うい感じだったのだが、今年は興味のあるものには自分から走っていってしまう。これも逆の意味で危ういのだな。

 来年はどんなものに興味を示すのかなあ、と思いつつ会場をあとにした。

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G5、セッティング完了。

 またまた、Macintoshの話題である。
 ずいぶんと待たされたが、なんとか無事に納品されたG5。さっさとセッティングをすれば良かったのだが、SF大会の疲労が抜けるまで何をする気にもならず。箱に入ったまま2日も放っておかれるのならば、納品を急がされる必要はなかったじゃないか、とAppleストアの店員さんから怒られそうな状況。いや、だから「出来ない」のと「出来るのにやらない」のでは違うんだってば。

 とにもかくにも旧G4の隣に並べてみる。でかい。威圧感ありまくり。
 G4が曲線を多用したデザインなのに比べ、今度のは質実剛健を主張しているかのような筐体。個人的にはこちらのほうが好みにあう。

 ケーブルなどをつないで起動させると、なんと「古いMacintoshを持っている人は、Firewireケーブルでつなげば、アプリケーションや設定ファイルを転送してあげますよ」というメッセージ。これは便利。さすがAppleやるじゃん、と、いそいそとケーブルを持ち出して接続。
 要するに、古いMacintoshをFirewireのターゲットモードで起動し、HDDのひとつとして認識、そのなかの設定ファイルなどを吸い上げる仕組みらしい。
 さまざまなファイルを自動的に収集し、転送してくれるMacintoshの姿は、なんとも頼もしい限り。
 とはいえ、膨大な数のファイルを転送するのだから時間も掛かる。
 「残り時間1分以内」の表示が出て、数分が経過したところで一抹の不安が胸をよぎるが、ま、もう少し待ってみようと食事に出る。

 帰ってきても、まだ「残り時間1分以内」。
 頭に来て、強制終了を掛ける。
 やっぱりAppleを信じた私がアホでした。

 何回か自動転送を試したのだが、やっぱり駄目で、結局はOSをクリーンにしたあとで、自力でアプリケーションを再インストールすることにする。
 最初からこれをやっていれば早かった。痛恨。

 さらにいえば、今日は某図版仕事の締め切り日。なんで〆切前にそんなコトを始めたんだ、と言われそうだが、忙しいからこそ、余計なことを始めたくなるもんなのだ。逃避行動というやつだろう。

 ともあれ、一時はどうなることかと思った仕事も無事に終了。やはり2.5GHzのデュアルプロセッサは早い。とくにPhotoshopで大きめのファイルを扱うときに実感する。
 ただ、いままでの経験から言っても、早い早いと喜んでいられるのはほんの数週間。その後は、すっかりその早さに慣れてしまって、またぶつぶつ言い始めるのだよなあ。

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温冷浴のススメ

 以前から、夏はどうも体調を崩すことが多い。原因は冷房だろうと思う。なにせ紙を扱う仕事なので、湿気は大敵。机のうえにおいた紙に汗が落ちた、なんていったら大変なので、オフィスはけっこう強めの冷房を掛けている。
 反対に一歩外に出れば、そこは東京のヒートアイランドの真ん中。交通量の多い道路に面していることもあり、むわっとした熱気が襲ってくる。
 そんな温度差のある生活をしているうちに、肩は凝ってくるし、頭痛はしてくるし、身体はだるくなるし……というのが例年のパターン。

 でも、今年は比較的体調は良いまま。
 食べ物に気を付けたり、自宅ではなるべく冷房を付けないようにしたりしていることもあるのだろうが、自分としては夏前から始めた温冷浴が効いたんだと思っている。
 これは入浴法のひとつで、身体の交感神経と副交感神経のバトンタッチがうまくいくように訓練する目的があるとのこと。
 こう書くと難しそうな話に聞こえるが、やりかたは簡単。
 まず、15℃から17℃の水を満たした浴槽と、42℃のお湯を満たした浴槽を用意する。ここのところで、もう「二つも浴槽を用意するなんて無理!」という声が聞こえてきそう。もちろん、私も無理だった。これはあくまでも理想的な方法を述べているだけ。実際には、冷水の浴槽はシャワーで代用できる。
 さて、いよいよ入り方。まず、冷水のシャワーを1分間浴びる。またもや「そんなの無理!」という声が聞こえてきそうだが、足先から水を掛けていけば、けっこうなんとかなるもんだ。1分だしね。
 1分経ったらシャワーを止めて、今度はお湯の入った浴槽に1分間浸かる。
 これを繰り返す。水→お湯→水→お湯→水→お湯→水の順で合計7分。
 なんとなくせわしなく感じる風呂だけど、慣れてしまうとこれが快適。しかも、けっこう気分がほぐれる。血行がよくなるせいか、頑固な肩凝りもずいぶん改善される。

 健康ならば、誰でも出来る入浴法だと思うし、聞くところによれば、冷え性には卓効があるらしい。冷え性で悩んでいる方は、いちど試してみてはいかがだろうか。

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新幹線は便利だね

 今日は新前橋在住のイラストレーターの先生のところにご挨拶に行った。自宅のある恵比寿から大宮まで埼京線で行き、その後、新幹線に乗り換えて高崎へ。両毛線で新前橋まで行けば、ほとんど小旅行という感じ。
 打ち合わせは午後2時に終わり、いちど高崎まで戻って、ふたたび新幹線に乗って今度は軽井沢へ。
 田中さんと赤城さんと打ち合わせをして、またまた新幹線に乗り、ようやく東京に帰ってきた。

 考えてみれば、先週の木曜日は軽井沢、金曜日は名古屋、土日は岐阜、そして今日は新前橋と軽井沢。ほとんどデスクに座って仕事をしているヒマがない。当然のことながら仕事は溜まる一方。このままではまずいなあ、と思いつつも、自分の身体は一つしかない悲しさ、なんとか頑張るしかないのだ。

 それにしても、乗り慣れてしまうと新幹線っていうのは本当に便利な交通機関だ。無駄な公共事業には否定的な私だが、地方の自治体が新幹線の早期実現を求めてさまざまな活動をする、というのも分かる気がしてきた。でも、新幹線が出来たおかげで、いままで地元で買い物をしていた人たちが、より便利で品揃えの多い地方都市まで出かけていってしまうなんて現象(ストロー現象というそうだ。うまい比喩だと思う)も現実に起きているそうだから、コトは簡単ではないのだろうね。

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「視力の衰えるとき」

 SF大会では、参加者同士が自作のシール(プリクラサイズのもの)を交換する、という企画があった。各自、趣向を凝らしたシールを持ち寄り、見ているだけでも楽しかったのだが、時間の余裕がなく、大会当日までにシールを作れなかった参加者も多い。
 そんな人たち向けに、会場の一角でシールを作成するサービス「シール屋さん」が開業し、私もそのスタッフの一員として活動させてもらった。

 「シール屋さん」のスタッフは、全員がつき合いの長い、気心知れた者ばかり。参加者の皆さんから寄せられる要望に、ときに頭を悩ませ、ときに自らの技術力を試しつつ、こたえていった。

 そんななか、ふと気付いた。
 シール作成を希望されるお客さんに書いてもらった申込書を見ているとき、無意識のうちに書類を目から遠ざけている自分。
 あれ?

 東京の自宅に帰ってから、母親に聞いてみたところ、母も40歳そこそこのときには老眼を自覚していたという。
 うーん、ショックである。
 自らの肉体の衰えを明確に自覚したのは、これがはじめて。参ったなあ。

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SF大会に参加しました

 週末、岐阜で行われた「第43回日本SF大会」に参加してきた。SF大会とは、年に1回開かれる、SFファンのお祭り。あくまでもファンが主催する非営利のイベントで、今年は岐阜、来年は横浜、再来年は宮城、というように会場が転々とする。これは、それぞれの地域のSFファンが、「次は私たちが主催します」と名乗りを上げて開催するから。

 ということは、毎回、SF大会をやったことのない人たちがスタッフの中核をしめることになる。もちろん、開催地がどこであっても手伝いに参上する奇特なSFファンは少なくないのだが、それでも大部分のスタッフは初心者。当然のことながら不手際もおこる。
 でも、一部のファンをのぞいて、SFファンはそんな状況を寛容に受け入れている。参加するファンにしてみれば、みな同じSFファンという連帯意識があるのだろう。
 もちろん、主催する側がそれに甘えてはいけないのだが、こういう雰囲気が私は嫌いではない。

 実は今年のSF大会も、ずいぶんと開催前は不手際・準備不足が指摘されていた。ことに近年はネットが普及したため、悪い評判(というか、不安の声)はまたたく間に増幅される。
 正直、私も「大丈夫かなあ」と思いながら新幹線に乗ったクチだ。

 でも、会場に行ってみると、そこはやっぱり「いつものSF大会」。
 今回の会場は利用者の使い勝手をまったく考えていない設計だったんで、うろつくだけでストレスが溜まったりしたのだが、それはそれでご愛敬。
 とにもかくにも楽しい二日間を過ごすことが出来た。
 準備にあたった岐阜・名古屋の実行委員会スタッフに、心から「お疲れ様、楽しかったです。ありがとう」と伝えたい次第。

 来年は横浜での開催が決まっている。
 今度はどんなSF大会になるのだろうか。いまから楽しみだ。

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出荷メール、キター!!

 待ちに待った出荷メールがAppleから来た。さてさて、ひとまずは無事に出荷されたようだ。いろいろ文句は言ったが、正直、届くのが楽しみだ。
 マシンのスペックなど、1年、2年もすれば時代遅れになってしまうことは分かっているのだが、やはり少しでも早いマシンを使いたいと思うのは人情。
 もちろん、「マシンが速くなったから仕事も速くなる」わけはないのだけれど。

 うまくすると明日には届くはず。うーん、信じていいのかなあ。(まだ半信半疑)

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またAppleか……

 今日は新型Macintoshの出荷予定日。現在、午後2時過ぎなのだが、まだ出荷完了メールは来ない。アップルのネットストアに確認の電話をしてみたんだが、オペレータは「本日、海外の工場を出荷したとしか、こちらでは言えません」と言うばかり。
 こちらとしても、さすがに頭に来ているので「せめて「8月20日には出荷出来なかった」というのが、いつ分かるのかを教えてくれ」と問いつめたら、「本日中に出荷出来たか、出来なかったかのメールを送ることになっている」と白状した。ということは、アップルとしてはあらかじめ「出荷できなかった」メールを用意しているということだもんなぁ。

 で、「数日遅れたくらいで、こんな文句を言うのは私くらいなんでしょうかねえ」と皮肉を言ってみたら「申し訳ございません、他のお客様についてはプライバシーの観点から、お答えしかねます」とのこと。皮肉も通じねぇ(笑)。

 さてさて。
 考えてみたら、いま使っているソフトも同じものがwindows用で出ているわけで、慣れるための時間さえ確保できればwindowsでも仕事が出来るってことなんだよね。
 10年以上、Macintoshを使ってきた身としては、いまさら乗り換えるのも面倒なんだけど、こんな状態ではMacintoshに未来はないだろうし。思案のしどころだねえ。

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軽井沢まで新幹線で行ってみた

 また軽井沢に行く用事があったのだが、今回は新幹線で行って、現地でレンタカーを借りることにした。SF大会の準備で寝不足が続いているうえ、夏休み中で軽井沢インターからの道が混んでいると判断してのこと。
 いつも乗っている車は、いわゆるミニバンなので、久しぶりに乗ったセダンタイプの車は運転席の位置が低くて、ちょっと戸惑う。

 軽井沢の町中は、あいかわらず観光客の姿が多い。レンタサイクルを借りて観光を楽しんでいる人も大勢いるのだが、長いフレームにペダルがふたつついた、二人乗り自転車を漕いでいるカップルも目に付く。これ、一見楽しそうに見えるんだが、小回りはきかないし、バランスを崩したときの立て直しも難しそうなので、いつか大きな事故が起きそうで怖い。とはいえ、乗っている人たちは嬉しそうなので、文句を言うのも野暮だ。こちらとしては大きく距離をあけてすれ違うことにする。
 田中さんいわく、以前は「前に男性、後ろに女性」の乗り方がほとんどだったが、最近は「前に女性、後ろが男性」の乗り方のほうをよく見かける、とのこと。ま、そのほうがうまくいくのかも知れないなあ。と思う。

 軽井沢駅の駅レンタカーは、帰りはガソリンを満タンにして返すのが決まり。一通りの用事を済ませて、返却前にガソリンスタンドに寄って給油したら、「1.6リットル入りました、187円です」と言われる。なんだか申し訳ない気分。

 午後4時27分発の新幹線に乗ることが出来たので、6時過ぎには自宅に帰り着いていた。
 車の運転は嫌いじゃないので、高速道路をすっ飛ばして往復するのも楽しいのだが、やっぱり楽なのは新幹線かな。

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花火に救われた

 今日は主夫に徹した日だった。

 女房は、朝も早くから有明まで「小さくてきれいな本を売りに行った」ので、息子の面倒はすべて私が見なければいけない……はずだったのだが、強力な助っ人として中学二年生の甥っ子が馳せ参じてくれた。息子は、この従兄弟が大好き。朝から晩までくっついて歩いている。彼にとっては災難だが(笑)、こっちにしてみれば大助かり。彼が面倒を見てくれている間に、掃除、洗濯、夕食のお総菜作り(相も変わらず南蛮漬けを作った)を済ませる。

 夕方になって、甥っ子も埼玉の自宅に帰る。
 さて、ここからが正念場。
 いつもなら時間を区切って見せているテレビも、ついつい流しっぱなしにしてしまう。でも、すぐに飽きてしまったようで、さて、どうしようかと思案した、そのとき。
 窓の外から「どーん」という音が聞こえてきた。

 そう、今日は東京湾大華火大会の日だったのだ。
 恵比寿の我が家からは、かろうじて観ることが出来るくらいだったのだが、息子にしてみればこれでも十分だったらしい。えらくお気に召した様子。
 で、ひとしきり騒いだあとは、すぐに眠くなったようで、ベッドにはいずり登っていった。
 うーん、花火大会に思わず頭を下げてしまいたくなる夜だった。

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ミラクルフルーツを試してみた

 久しぶりの大ネタ。
 「ミラクルフルーツ」というものがある。西アフリカ原産の果物(というよりは、植物の実)で、この実を食べたあとに酸っぱいモノを食べると、甘く感じるという。

 前々から気にはなっていたのだが、たまたまネット通販で取り扱っているところを見つけ、取り寄せてみた。
 
miracle01.jpg
 右にあるのがミラクルフルーツ。左にあるのが「酸っぱいモノ」の代表、レモン。

 ミラクルフルーツの赤い薄皮をむき、でてきた実を口の中に入れ、舌の上にこすりつけるようにして3分間。
 で、種を口から出し、レモンをほおばってみる。

miracle02.jpg
 甘い。
 まるで砂糖をなめているように甘い。
 酸っぱいはずのレモンがばくばく食べられてしまう。これ、本当に不思議な感覚。まさにミラクル。

 ただ、胃の方ではしっかり酸味を感じているようで、食べている最中に汗がでてきた(笑)。

 言ってしまえば「酸っぱいモノが甘くなる」だけなんだけど、仲間が集まったときなどに試してみると、けっこう盛り上がるのではないだろうか。

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逆効果?

 昨日、とある人から「五黄人参」というのを頂いた。なんでも、肉体疲労に卓効があるとのことで「夏ばてからくる食欲不振や寝不足なんか、吹っ飛んじゃいますよ」とのことだった。
 どうやら、大変に高価なものらしく、ありがたくいただいて飲ませてもらった。

 夜。
 なんだか元気が有り余っている感じで眠れない。
 仕方ないから起き出して、仕事の続きなんかやっちゃったりして。
 でも眠くならない。

 結局、午前3時まで眠れなかった。反動で、朝食を食べた後に眠気が来た。
 うーん、高価な品を飲み慣れない私には、逆効果だったのかもなあ。

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「街頭映画」を見に行った。

 自宅近所のガーデンプレイスで、夏に限って、週末の夜は「街頭映画」が上映される。
 さすがにハリウッドの娯楽作品というわけにはいかないが、ポスターを見た限りでは、それなりに良品が上映されているようだ。

 今日の夕方、夕涼みがてら息子の手を引いてのぞきに行ってみた。整理券が必要な椅子席はすでに満席となっていたが、みんな適当にそのあたりに腰を下ろして映画が始まるのを待っている。ほとんど花火大会のノリ。
 私と息子も、飲み物を買い込んでから、「そのへん」に座り込んだ。

 音響装置など適当だし、スクリーンは暗いし、で、映画を観る環境としてはお世辞にもよいとは言えないのだが、会場で配られるウチワを片手に気楽に映画を観る、というのは、けっこう気持の良いものだ。
 とはいえ、4歳児が字幕の映画をおとなしく観てくれる時間は、せいぜい10分が限界。飽き始めた息子に手を引かれる感じで会場をあとにした。

 帰り道、息子から「また来ようね」と言われたのだが、彼にも少しは映画を楽しむ雰囲気が伝わったのかも、などと考えた。まさかね(笑)。

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南蛮漬けを作る

 今日はとっても暑かった。こう暑いと食欲も減退してしまう。
 こういう日はお酢を使ったメニューなどが良い感じ。

 というわけで、近所の魚屋さんに行って、豆鰺を大量に買ってきた。我が家の夏の定番料理、南蛮漬けを作るため。豆鰺(体長7〜10センチの鰺)は、一盛り200円。これを三皿買ってきて、つぼ抜きにしてエラとワタを出して、唐揚げにしてから漬け汁に浸す。
 下ごしらえの時間を入れても、1時間少々で完成。あとは冷蔵庫に入れて馴染ませるだけ。

 揚げ物をやっている間は暑いんだけど、こういう汗は嫌いじゃない。
 せっせと料理をしていると、それだけで時間の経つのを忘れる感じ。しかも、揚げたての、まだ熱々のヤツを肴にビールを飲むと、これはもう、こたえられないのだなぁ。

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連れていかれちゃうぞ

 最近の東京は、昼間はとても暑いのだが、夕方から涼しい風が吹きはじめる。気温自体はたいして下がらず、いわゆる熱帯夜なのだそうだが、窓を開けて寝ていれば充分快適に眠ることが出来る。ありがたいことだ。
 昨夜は、この夜風をもっと味わいたくて、昼間遊び足りなかったらしく元気があり余っている息子を連れて、散歩に出かけた。
 午後8時くらいだと、ガーデンプレイスの周辺は、まだまだ遊び足りない人たちがたくさん歩いていて、けっこうにぎやか。大きな犬を連れて散歩に来ている人同士での「井戸端会議」もあって、見ているだけで面白い。

 しばし涼んだあと、家に帰る途中、救急車がサイレンを鳴らしながら近づいてきた。
 つい息子に向かって「ほら、あんまり悪い子だから迎えに来たよ」と言ったら、何を思ったのか、人の腕にしっかりとしがみついている。
 しばしのち、ドップラー効果とともに救急車が遠くに消えていってから、ようやく手を放したところを見ると、ちょっと本気にしたのかも知れぬ。救急隊員の方には、勝手に悪者にしてしまって申し訳ないことをした(笑)。

 私が小さい頃は、母から「あんまりイタズラをすると、怖いオジサンに連れて行ってもらうよ」と言われた。
 母に聞いた話では、母は祖母から「あんまり悪い子だと、サーカスに売られてしまうよ」と言われたそうだ。
 こういう「第三者を引き合いにだして躾をする」というのは、いけないことなのだけれど、みんなけっこう言われたり言ったりしているのかも知れないな。

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ライトノベル完全読本

 うちの会社でマネージメントをしている作家の書く小説は、若い人を主な読者対象として書かれているものが多い。もちろん、この「若い人」のなかには「気が若い人」も含まれるわけだから、けっこうな数の読者を相手に勝負していることになる。
 少年少女向きの文学作品群というと、いわゆるジュブナイル小説といわれるものがあったわけだが、二〇年ほど前だろうか、このあたりの年齢層を狙ってアニメやマンガなどと連携を取りつつ小説の世界観を広げていくという新しいムーブメントが起こった。

 これを仕掛けたのは、当時の角川書店社長だった(現在は、角川春樹事務所の特別顧問を務められている)角川春樹氏だと思うのだが、ともかく当時は凄まじいほどの物量(もちろん、質も伴っていたが)で、世間の少年少女を虜にしたのだった。私自身は、角川書店が大攻勢をかける前からこのジャンルを築いていた老舗、ソノラマ文庫でさきに洗礼を済ませていたのだが、それでも角川の繰り出すきらびやかなラインナップには目を奪われた。まさに本読み少年(当時はもう青年だったか)の喜びを感じたのだ。
 もっとも、その物量を確保する必然として、ラインナップは次第に玉石混淆となり、限られた小遣いのなかで満足のいく本を探し出す「選球眼」も養われることになったのだが。

 そんなコトを考えつつ読んだ本が、このライトノベル完全読本
 当時の出来事から最近の売れ筋ライトノベルまで、ずいぶん勉強になる本だった。

 こうしてみると、おいらもトシをとったもんだなあ。

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乳酸菌飲料って

 先日、知り合いの歯科医と雑談をしているとき、乳酸菌飲料の話になった。そもそも乳酸菌飲料のもととなる乳清は、とても酸っぱいものなのだそうだ。それをあの甘さにするわけだから、かなり大量の砂糖がぶち込まれていることになる、とのこと。
 実際に歯科医として子供の歯の治療にあたっていると、乳酸菌飲料をほ乳瓶に入れて、乳幼児に飲ませている母親に対して、叱りとばしてやりたくなるようだった。考えてみれば、甘い飲み物が常に口の中にある(ということは、歯が浸っているわけで)のだから、口中環境に良いはずがない。
 うちの息子も乳酸菌飲料が大好きなので、ちょっと気を付けておこうと思った次第。

 ふと、思いたって「手作り食品」を多く紹介しているwebを検索してみた。ここは、私がちょくちょくお世話になるところ。さまざまな食品の手作り方法が紹介してあって、見るだけでも楽しいページとなっている。
 やはり、あった。乳酸菌飲料の作り方。
 やっぱり大量の砂糖を使用しているようだ。ダイエット中の私には天敵だと言えよう。
 もちろん、砂糖が多く使われているだけで「これは良くない食品」と決めつけるつもりはない。お菓子だって、変に砂糖控えめのものは美味しくないわけで。要するに、飲んだらきちんと歯を磨くことと、ガブガブ飲みすぎないことだけ注意すればいいのだから。
 子供の場合は、やはり親が注意するしかないんだろうけど。

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夏には夏に向いた服装があると思うのだ

 さて。(なにが?)

 昨日のサイン会では、私も(一応)秘書として、事務所代表としてネクタイくらい締めていった。さらには、薄手のジャケットも着ていった。もちろん、暑い。

 日ごろ、半袖シャツにチノパンなんていう格好で仕事をしていると、真夏のネクタイ姿というのが、いかに日本の風土に合っていないかが、改めて実感できた。ほんと、どうかしてるよ。
 今までも、街なかのお店にはいると「ずいぶん冷房がきついなぁ」などと感じることが多かったのだが、やはり、これはスーツ姿の男性を基準に、冷房の温度設定をしているからなんだ。
 温室効果ガスを削減しよう、エネルギーを大切にしよう、と叫ばれている昨今、そろそろこんな悪習からは脱却すべきじゃないのかなあ。(かといって、某元首相が着て見せた「半袖のスーツ」なんていうヘンチクリンな代物は却下。)

 ただ、一日中ジャケットを着ていると、夕方には慣れていたのにもびっくり。人間にはけっこう順応力があるってことなんだろうか。

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またお会いしましたね、などと言える相手ではありません(笑)

 今日は田中さんと垣野内さんの合同サイン会だった。軽井沢から新幹線で東京に戻った田中さんを駅のホームで迎えたあと、早めの食事でも。ということになり、東京駅のステーションホテルに移動することにした。
 東京駅の改札を出て、さて、ホテルの玄関まで歩こうか、と思ったのだが、歩道がロープで通せんぼしてある。気が付けば、周囲は屈強な男性ばかり。
 「?」と思う間もなく、白バイ隊に先導され、黒塗りの車が数台滑り込んできた。見れば、天皇陛下と皇后陛下。
 日頃、皇室に対して特に敬意を感じたりすることもないのだけれど、やっぱり帽子は取ってしまうし、頭は下げてしまうんだよなあ。オーラってやつ?
 ま、目の前にいた中年女性たちは、喜んで手を振ってはいたけど、帽子はそのままだったが。

 思えば、昨年の夏も軽井沢で、うちの会社が借りているマンションの横をトコトコ歩いていたら、すぐ横を白バイ隊に先導された黒塗りの車が通り、車窓からは天皇、皇后の両陛下のお姿が見えたっけ。
 こんなご縁もあるんだな、と思った次第。

 ちなみに、サイン会自体は大成功。140名近くの人が来て下さって、なんともありがたいかぎり。
 田中さんも「新作を期待している、という声が多かったなあ。ありがたいことだ。頑張らねば」と、いつになく気合いを入れ直していたようだし、皆さんの声援に感謝、感謝であります。

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