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9月も終わりだね

 今日で9月も終わり。なんだかあっという間に終わってしまった気がする。来月は、田中さんも赤城さんも東京に帰ってくるし、ますます忙しい毎日となることが予想される。
 こうなると大事になるのが、スケジュール管理と体調管理。

 スケジュール管理は、厚めのスパイラル・ノートの1ページに1日ずつ日付を振り、これを手帳のように使用している。手帳より書ける面積が大きいので、打ち合わせのときなども、これを机のうえにおいてそのまま議事録を取ることが出来る。あらかじめ日付を振ってあるので、会議など期日が決まっているスケジュールは、その日のページに予定を書いてしまえばダブルブッキングも防ぐことが出来る。
 電子手帳やPDA、システム手帳や能率手帳など、いろいろと試してみたのだが、これが今のところ一番だと思える。だいたい、自分のスケジュールだけでなく、作家さんたちのスケジュールも把握していなければいけないわけで、なかなか大変なのだ。

 体調管理については、あまり自信がない。今年の夏前くらいには、酒も控えて、毎晩運動もして、などとやっていたのだが、いつの間にか元の木阿弥。酒量自体は抑えているが、最近はストレスを感じることも多く、どうしても飲んでしまう。
 気になっているのは、足の裏の痛み。ちょうど土踏まずのちょっと後ろ側が痛いのだが、ヘタをすると歩けないこともある。しかも長引いている。痛み出してから、そろそろ2ヶ月になる。鍼灸院で施療してもらえば良くなることは経験上わかっているのだが、なかなか行くヒマがない。そのときの説明によれば、ふくらはぎの筋肉がぱんぱんに張ると、これが足の裏に響いて痛みを覚えるということだった。うーん、とくに足を酷使しているわけではないのだけれどなあ。

 10月なかばには、あるていど仕事も落ち着くと思うので、医者に行くとしてもそれから。それまで身体が保てばいいんだけどなあ。

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オアシスに行って来た

 午後一番から徳間書店で3件連続の打ち合わせに出席。新規企画の打ち合わせがひとつ、版権についての打ち合わせがひとつ、現在動いている企画での打ち合わせがひとつ。徳間書店を出たあと、中央公論新社に立ち寄ってから帰社。
 そんな激忙スケジュールのなか、「丸の内オアゾ」を覗いてきた。オアゾってのは、エスペラント語でオアシスを意味するとのこと。エスペラント語……なんか懐かしい響きだな。
 もちろん、お目当ては120万冊の蔵書数を誇る「丸善・丸の内本店」。会社の近所にある「あおい書店」が45万冊と謳っていたから、単純計算で3倍近い本があることになる。

 台風が近付いていることを実感させる激しい雨のなか、東京駅から小走りに横断歩道を渡って駆け込んだ「丸の内オアゾ」だったが、9月14日オープンの余韻が残っているのか、まだまだ人が多い。丸の内に新名所が出来たんで、見に行きましょう。という感じの人ばかり。ま、活気があるのはいいんだけど。
 肝心の丸善は、やっぱり人が多い。教養書や専門書の品揃えに感心しながら、文芸書の階に移ってみたら、とたんに人だらけ。
 天井まで設けられた書架に、明るい照明という、本好きにはたまらないフロア設計なのだけど、うーん、今日のところは落ち着いて見ることも出来ない。

 仕方ないので、1階入り口にあるチョコレートショップで、美味しそうなチョコレートを買って帰ってきた。今度は午前中に行くことにしよう。

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またまたまた軽井沢

 またまた軽井沢。
 今日はS社の編集さんが、田中さんと赤城さんに仕事の打ち合わせに来るので同席する必要があったのだ。日頃は車で来ることが多い軽井沢だが、やっぱり新幹線は速い。わずか1時間強で到着。
 垣野内さんたちと軽井沢に来た23日から、わずか5日しか経っていないのにも関わらず、秋は一段と深まった感じ。平日だけあって、ずいぶん人も少なくなり、軽井沢の別荘地も落ち着いた佇まいを見せていた。

 打ち合わせが終わったあと、山荘近くの喫茶店で遅めの昼食。ここは自然食を中心にしたレストランで、味は大変によろしいのだが、犬同伴歓迎の店なのでちょっと考えてしまう。私は犬大好き人間なのだが、やはり食事をする場所には(ことに調理をする場所には)入って欲しくないと思うのだ。やっぱり臭いがね。
 ここ数年、軽井沢は「犬を同伴出来るリゾート地」として街全体で売り出していることもあり、大型犬を連れた人を多く見るのだが、なかにはマナーの悪い飼い主もいて閉口する。この場合、犬のしつけが悪い、というよりは、飼い主の方に問題があると思う。
 共存共栄というと大袈裟だが、お互いに気を付け合って、気持ちよく生活できればそれに越したことはないのだから。

 午後からは、田中さんの新作、新潮社刊の『天竺熱風録』についての編集者インタビュー。新潮社の編集のAさんには、この本の原稿を取るまで、じつに8年以上もお待ち頂いた。なんとも申し訳ないと思うが、待って頂いた甲斐はあったと思う。
 本の詳しい内容や、発売日などについては、すべて私の会社のwebで紹介するので、そちらを参照していただきたい。

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忙しいのはいいんだけどね

 前の週は休日が2日もあって、ほとんど仕事も出来なかった感じだった。おかげで週明けの月曜日は電話や来客に追われた日となった。
 ほんと、少しは落ち着いて仕事をしたいと思うのだが、現状ではとても無理。やはりスタッフの増強を考えねばならない時期に来ているのかも知れない。
 でも、スタッフを一人増やすとなると、それなりに責任も大きくなるし経費も掛かる。もちろん、それを上回るメリットはあると思うのだが、なかなか踏ん切れないのも事実。
 難しいところだね。

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食材あれこれ

 『鬼平犯科帳』には、様々な食べ物の描写が描かれ、物語の奥行きを広げるうえで大きな役割を果たしている。作者の池波正太郎氏は、おそらくご本人も「食べる」ことにこだわりをもっておられたのではないか、と感じさせる。
 さらには、当時の食材の考証も誤りがない。以前、ほかの方の作品だが、江戸時代の長屋で白菜の漬け物でメシを喰っている場面を読み、げんなりしたことがある。白菜は明治以降に日本に輸入された野菜であることくらい、少し調べれば判ることだと思うのだ。

 以前、田中さんが『バルト海の復讐』という作品を書いたとき、新大陸発見の前の北部ヨーロッパの食事が、いかに貧相なものかを力説していた。考えてみればジャガイモもトマトもないわけだから、いまのドイツ料理、イタリア料理なんてものは殆ど作ることが出来ないわけだ。ジャガイモのないドイツ料理、トマトを使わないイタリア料理なって、ちょっと想像できない。

 酒にしたところで、麦芽を使ってビールを作る技術自体は古代エジプト時代には原形が出来ていたようだが、主食である麦をビールの生産に回すことは、集団農業によって収量が増えてからでなければ考えられないことだろう。もっとも、ビールの原料になる大麦は、直接の食材にはならなかったようだが、余裕がなければ同じ畑で、大麦よりは小麦を作っただろうし。

 そう考えてみると、いまの「○○料理」と呼ばれるものも、伝統的な料理は数少ないのかも知れない。トマト伝来前のイタリア料理なんて、いったいどんなものだったのか、ちょっと気になるところである。

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美味しい焼酎の飲み方

 ここのところ真面目に仕事をしている。といっても、別に何か原稿を書いたりしているわけではない。『銀河英雄伝説』の関連商品がらみの問題が持ち上がり、いろいろと考えておるのだ。
 日頃、与太話ばかりしている私だが、大きな問題の最終的な判断はすべて一人で考えて結論を出すことにしているので、なかなか大変なのだ。もちろん、ほかのスタッフは貴重な助言やアドバイスをくれるし、大変に心強い味方なのだが、代表取締役の任に付いている以上、最後の責任は自分で負わねばならないのだなあ。

 などと考えつつ、麦焼酎を口に運ぶ。今日の酒は、福岡県朝倉の麦焼酎「千年の眠り」を選んだ。長期熟成と銘打つだけあって、焼酎のくせに薄い琥珀色をしている。最初はストレートで飲んでみたのだが、少し加水したほうが香りが立つようだ。
 せっかくなので空き瓶を見つけてきて、割り水をしておいた。本当は割り水をして1ヶ月くらいおいてみたいのだが、どうにも我慢が出来なくなって、すぐに飲んでしまう。もちろん、きちんとした焼酎は加水をしてすぐでも充分に美味しいのだけど。

 こうして仕事のことを考えながら酒を飲むと、ついつい酒量が増えてしまう。
 困ったものだ。

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鬼平と小遣い

 先日の軽井沢にて。
 講談社マガジンZ編集部のN氏たちと旧軽井沢を歩いていると、『鬼平犯科帳』の話題になった。
 『鬼平犯科帳』のなかで、鬼平が、なにか情報をもたらした密偵たちに、「これで一杯やれ」などと言って小遣いを渡す場面がよくあるのだが、これ、小遣いとしては多すぎやしないか、という話になった。
 たいてい二分。へたすると一両。
 作中の解説をそのまま受け取るとすれば、一両は現代の一〇万円以上の使いでがあったと思われる。ってことは、五万円とか一〇万円とか、平気で小遣い銭として渡してしまっているわけだ。

 平蔵さま、ちょっと多いんじゃありませんかい?

 田中さんいわく「いやいや、お金を渡して働くのならば良いのでは。世のなかにはお金だけもらって、知らん顔という人も多いんだし」
 えーと、私の顔を見ているのは、なにか意味があるんでしょうか。

 とりあえず、その場の結論としては「鬼平が、江戸の街のチップの相場を引き上げている」ということになった。
 うーん、それでいいのか。

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やっぱりちゃんと見てるんだ

 23日の休日。
 垣野内さんたちと、南軽井沢・塩沢湖畔にある「絵本美術館」と「エルツおもちゃ美術館」に足をのばす。
 田中さんや赤城さんのお世話で、夏の軽井沢に顔を出すようになって七年目になるが、ここには行ったことがなかった。やはり旧軽井沢に拠点がある身としては、線路をまたいで反対側までは、なかなか行かないものだ。

 結論から言うと、なんで今まで行かなかったんだろう、と思うくらい楽しい施設だった。ことに、絵本美術館のほうは展示内容も豊富で、庭もきれい。喫茶室の雰囲気も良いということで、また行ってみたいと思わせるものだった。

 その後は中軽井沢の「かぎもとや」で昼食を楽しんだり、やはり軽井沢に来たならばということで南口のショッピングモールを覗いたりして、夕方までたっぷり軽井沢を楽しんで頂いた。

 垣野内さんたちを乗せた新幹線が軽井沢駅を出発してすぐ、雨が本格的に降り始めた。あれれ、と思っていたら今度は浅間山が小噴火。
 なんというか、天はきちんと見ているんだなあ、と思える休日であった。

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こすとだうん?

 今日も軽井沢。田中さんの『薬師寺涼子の怪奇事件簿』シリーズに、いつも美しい挿画を描いて下さっている垣野内成美さんとアシスタントの皆さんに、感謝の気持ちを表そうと田中さんが皆さんを軽井沢にお招きしたのにおつき合い。
 浅間山の火山灰に加え、当日朝の天気予報では雷雨注意報が出ていたり、と、かなり心配だったのだが、蓋を開けてみれば天気は良く、火山灰も草木をうっすらと覆っているくらいで、まったく問題はなかった。
 旧軽井沢の商店街を散策したり、旧三笠ホテルまで足をのばしたり、と、軽井沢の秋を満喫して頂けたと思う。
 明日は南軽井沢の塩沢湖あたりを散歩する予定。

 話は変わって。
 田中さんから、新しいサインペンを持ってくるように頼まれた。田中さんは原稿の執筆に0.2ミリのサインペンを使っているのだが、同じメーカーの同じ商品のくせに、どんどん書ける枚数が減っているのだという。最初は1本で原稿用紙40枚近く書けたというのだが、いまでは20枚がやっとだという。
 田中さんの筆圧や書き方がそれほど変わるはずもなく、やはりサインペンのインクの量が減っていると考えるのが妥当だろう。ただ、それくらいの違いでは、ほとんどコストも変わらないことだと思うし、なんとも不思議な感じがする。謎だ。

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耳かきがすき

 耳かきが好き…というと、変な顔をされることが多い。でも、好き。ヒマさえあればこしこしと耳をかいている。海外に行くときも、竹製の耳かきを持っていくくらいだ。
 耳鼻科のお医者さんに言わせると、耳かきはしないほうがいいらしい。それはわかっているのだが、ついつい耳かきに手が伸びてしまう。

 今日も、どうにも耳のなかが痒かったので、耳かきをしていた。しばらくかいていたら、鼓膜になにかが響くようなボコボコという音がするようになり、さらに痒みが増した。以前にもこのようなことがあり、不安になって耳鼻科に行ったところ、鼓膜と耳道のあいだに耳あかが引っかかっていて、ぼこぼこと音がしていたとわかったことがある。きっと今回もこの手だろうと、音のする方の耳の穴を下に向けて手のひらで叩いてみたりしたのだが、事態は改善されず。
 しかたないので、綿棒を突っ込んでぐりぐり回すことを繰り返していたら……出ました。
 耳あかではなく、長さ2センチくらいの「髪の毛」が入ってました。
 そりゃあ痒いよなあ。

 でも、どうやって耳のなかに入ったのだろう。謎だ。

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美味しい茄子にはトゲがある

 あっという間に三連休も最終日。今回は休日出勤も入れず、家族サービスに励んだ。日頃、留守がちなだけに、こういう機会をこまめにとらえておくのが家庭円満のコツなのだ。
 具体的になにをやっていたかと言えば、ほとんど料理。朝昼晩の食事に加え、手作りおやつなどを作ってポイントを稼いだ(笑)。

 今晩のおかずは、漬けマグロの山かけに、蒸し茄子の胡麻ソース。いたって簡単ながら、秋茄子の美味しさを存分に楽しむことの出来る献立。いそいそと茄子の下ごしらえをやろうと思ったら、やられた。
 茄子のヘタに生えている小さなとげが、なんの拍子か、指先に刺さってしまい、そのまま折れてしまったのだ。見ると、人差し指の表皮の奥に、黒っぽいトゲが見えている。なんとか出ないものかとぎゅーっと絞ってみたりしたのだが、出てこない。
 たちの悪いばい菌でも付いていたら面倒なコトになりそうだが、ま、そんなことも滅多にないだろうと、消毒薬を塗ってそのままにしてしまった。

 こんなこと田中さんに知られたら、「茄子なんてものを食べようとするから、そんな目に遭うんだ」とか言われそうだなあ。

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納涼船に乗った。

 先日、岐阜で行われた第43回日本SF大会「G-con」。その東京スタッフの打ち上げ宴会が、東京湾納涼船の一室を借りて行われた。
 東京湾納涼船は、東京湾の夜景を海上から楽しめるということで、人気の高いアトラクションのひとつ。ことに昨日は今シーズンの営業も終了間際(9月20日まで)ということで、満席の盛況となっていた。
 本来ならば、ビールの紙コップ片手に立ち飲みをせねばならないところだったのだが、スタッフの一人が奔走してくれたとのことで、贅沢にも個室座敷を確保することが出来たわけ。

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 私もG-conでは印刷物の編集を手伝ったり、ゲスト受付のヘルプに入ったりしたことが認められたらしく、スタッフ名簿にも入っていないのに呼んでいただいた。で、さらに図々しく、息子を連れて参加させて頂いた。騒がしくして済みません(笑)。

 打ち上げの宴会だったのだが、やはり会場の一角ではこれからのSF大会の企画について、白熱した議論が繰り広げられていた。やっぱりコンベンションが好きな人たちなんだねぇ。

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『鬼平犯科帳』ふたたび

 小説家の秘書としてメシを食っている立場上、1年に最低でも100冊以上の本を読むことを目標としている。読んだ本は、タイトルと自分なりの簡単な感想を書いて手帳に整理しているのだが、何年も前のものを読むと、自分の当時の考え方などが垣間見られて面白い。

 今年は夏までがバタバタと忙しく、100冊(3日半で1冊)のペースが守れていなかったのだが、ここにきて一気に挽回しつつある。理由は、文春文庫の『鬼平犯科帳』(新装版)。もちろん鬼平シリーズは学生時代から愛読していたのだけど、やはり36歳を過ぎ、妻子を持つようになってからの再読は、それなりに感じることも違って興味深い。文春文庫では全24冊出ているので、一気に四分の一近くを稼いでしまうことになる。あまり急いで読んでしまってはもったいないので、1日1冊に限って読んでいるのだけど。

 ただ、この『鬼平犯科帳』(新装版)を、書店で手に取ってしまった理由が、帯に書かれている「大きな活字で読みやすい!」に、つい……というのは内緒だ。(老眼って辛いですなあ)

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面白いのか?

 犬の首にくっつけるデジカメが出来たそうだ。売り文句は「ワンちゃんの目線で写真が撮れる」ということらしい。ペットに関連する商品は、最近ほんとうに多くなっているようだが、これはまた、思い切った商品を考えたものだと思う。
 犬の見ているモノを撮して楽しいか?

 メーカーによれば、撮影は付属のリモコンもしくはインターバルタイマー(60分まで設定可能)で行うとのこと。「お留守番中の愛犬がどこを見ているかのチェック」も出来るということだが、「留守番させておいた犬が15分ごとに見ていたモノ」が判ったとして、なにか楽しいのだろうか。どうせロクなもの見てないぞ。きっと。
 ま、開発した人はともかく、買った人はそういう需要があって買うのだろうし、犬を飼ったこともない私がとやかく言うことではないのだけど。

 少なくとも、このカメラを首に付けられた犬が道で近寄ってきたときには、スカートをはいた女性は気を付けた方がいいだろうね。

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変なダイレクトメール(つづき)

 さて、私の会社に届く、おかしなDM(ダイレクトメール)のつづきである。

「特別会員募集」と大きく書かれた貼付式のハガキ。「その時、役立つのは 人間力だ」とのこと。
「健康と感性のリフレッシュ!免疫力を改善し、運命力をUP!! ジャストチャンス ぜひご検討を。」と書いてあったら、なんの売り込みハガキだと思われるだろうか。健康食品?なにかのリゾート施設?

 では、中を開いてみよう。本当はスキャニングして画像を載せたいところなんだけど、ヤバげな相手なので、テキスト打ちにてご勘弁。

「人生には新鮮な愛のオアシスが必要である。男性には女性の優しさといたわりが、女性には男性のたくましさと思いやりが。」
 「しかし、その出逢いはむずかしい事が多く、望みながら、あるいは求め合いながらその機会に恵まれない人達がたくさんいます。さらに又、多くの場合必ずしも適任者でない方を選択している事が多いのではないでしょうか。倶楽部では、その様な方々のために、希望通りの方と出会えるチャンスをおつくりし、自由で楽しい、そして安全な大人の交際を始めていただくためのお手伝いをしています」

 とのこと。
 はい、もうおわかりですね。いわゆるデートクラブの広告でした。
 う〜ん、「適任者でない方を選択している事」って言われてもなあ(笑)。
 そんなお役所みたいな言い方では、なにがなにやらわかりませんぜ。

 ちなみに、入会資格だが、男性は「30才以上、社会的責任の重い立場にある方。若くてステキで未熟な女性に、思いやりと責任あるリードの出来る方」。女性は「18才〜30才迄の未婚の方。容姿、性格共に優れた真面目なお嬢様風の方のみとします。」とある。
 「思いやりと責任あるリード」が出来る奴が、こんなモノに引っかかるとも思えないが、それよりも笑ったのが女性の条件「お嬢様」というところ。
 そうかあ、お嬢様「風」ならば良いのか。

 ま、世の中には様々な商売があるということなのだろうが、少なくとも私の周辺には関係のない世界と言えよう。

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変なダイレクトメール

 社員3名という零細企業ながら、代表取締役などという役職がついていると、いろんなダイレクトメールが届くようになる。
 その9割9分までは、そのままゴミ箱に直行するものなのだが、なかには笑ってしまうものもある。

 先日、届いたモノ。相手は金貸し業者。
 「弊社では、誠に勝手ながら、貴方様の審査をさせていただきました。その結果、貴方様への融資限度額は300万円とさせていただきます。」
 念のために言っておくが、私の会社は銀行に対してすら無借金経営。これは別に経営資金が潤沢にあるわけではなく、借金してまで仕事を広げる気がないだけなんだけど。
 「勝手に審査」するのは構わないけど、せめてもう少し限度額を上げて欲しかったなあ。どうせ借りないんだから、気分だけでも景気のいい話を聞きたかった(笑)。

 でも、これくらいのものは日常茶飯事レベル。先日、届いたモノは会社中で大笑いのネタになったのだ。
 詳細は明日、このBlogで。(つづくんかいっ!)

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新しい携帯電話の使い心地

 先日機種変更をして手に入れた新しい携帯電話、SH506iCの使い心地だが、使い慣れてくるとなかなかよい感じ。もっとも、まだ文字入力方式に慣れていないため、以前のSoシリーズを使っていたときのように、メールが届いて数秒で返信、という感じにはならないのだけど。

 このSH506iC、ウリ文句は「パソコンの画面をそのまま携帯に」ということらしい。電車のなかのポスターを見ると、エクセルのような細かい表組みが、携帯電話の大型液晶画面にきれいに表示されているのが描かれている。……ちょっと待て。いくら大型液晶ディスプレーを採用したっていっても、携帯の画面だぞ。前にも書いたように、36歳で老眼が忍び寄りつつある私に、こんなコト言われてもなぁ。
 さらに言えば、大型液晶ディスプレーのせいか、やたら電池がなくなるのが早い気がする。以前の携帯電話(So212i)は、週末の二日間くらいは平気で電池がもったものだったが。昨日、田中さんの山荘で、いきなり「ピーッ」と鳴り始め、「電池、なくなったから」といきなり電源が切れてしまった。おいおい。
 幸いにして、車のシガーソケットから携帯電話を充電するコードを持参(というか、車に積みっぱなしにしていた)ので、移動中に少しでも充電することが出来たのだけど。

 いろんな機能を手に入れれば、それだけ電池の消費は多くなるし、携帯電話の図体はでかくなる。言われてみれば当たり前のことなんだけどね。
 ちなみに、この携帯電話端末の一番のウリである「おさいふ」機能は、まだ使ってない。近所にam・pmないもんでねぇ。

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またまた軽井沢

 またまた軽井沢に出張。今日は赤城さんの新作のプロモーションの一環として、光文社 カッパ・ノベルズ編集部のW編集長が、赤城さんにインタビューをするため、わざわざ軽井沢まで足を運ばれる、と聞いたので、私も同席するため車を飛ばした。

 実は、木曜日の夜は長崎で焼酎、金曜日の夜は友人知己とビール、土曜日の夜はSF大会スタッフたちと宴会で焼酎、日曜日の夜は古くからの友人と差し向かいでビール、と、ずっと飲み続けだったんで、いささか体調に不安があったのだが、いざハンドルを握ってしまえば気分はよくなる。ことに今日は天気もよく、道路も順調に流れていて、まさにドライブ日和。

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 インタビュー自体は、私が代表を務める会社の軽井沢事務所で行われた。上の写真がそのときの風景なのだが、うーん、椅子だけはちゃんとしたのを揃えたほうが良さそうだなあ。インタビューの内容については、近日開設予定のカッパ・ノベルズのwebサイトでお読みいただけるので、ぜひ楽しみにお待ち願いたい。ちなみに、赤城氏の新刊情報については、このサイト(有限会社らいとすたっふ)でお伝えしているので、こちらをよろしく。

 インタビューが一段落して空を見れば、すでに西の空は夕焼けが始まっている。何度も書いているが、軽井沢は日が落ちてからが本当の姿。高原のリゾートだけに、昼間は意外と紫外線も強く、陽が当たった肌が痛いくらいなのだが、夕暮れ時になると、空気はすーっと冷えてくるし、風も涼しくなってくる。
 本当はのんびりビールでも傾けながら、赤城さんと映画についての馬鹿話でもしたいところなのだけど、残念ながら明日の仕事を考えると、楽しみもそこそこにして、東京に帰らないといけないのだなあ。

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雨の長崎

「ちきゅう」の取材で長崎を訪れた私たちは、せっかくなので長崎観光をすることにした。といっても時間が限られているため、あくまでもホテルの近所を歩き回っただけなんだけど。

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「オランダ坂」。石畳の急な坂道。ただそれだけ。
 でも、長崎は港街のすぐ近くまで山が迫っているため、いきおい住宅地は山肌に張り付くように広がることになる。足腰が鍛えられる街だったなあ。

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「出島」。扇形をした埋め立て地の出島は、明治になって長崎港の埋め立てが進んだ際、新しくできた土地のなかに取り込まれてしまった。現在、当時の出島の一部が資料館として復元されており、当時を偲ぶことが出来るようになっている。

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 また、片隅には「ミニ出島」と称して復元模型の出島が作られている。こうしてみると、出島はとても狭っ苦しい街だったということが判る。しかも、オランダ人の行動範囲は、この限られた土地のなかに限られていたわけで、そうとうのストレスが溜まったのではないかと思うのだ。

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「ちきゅう」の見学を済ませたあと、思案橋近くの料理屋に出向いて地魚を堪能する。この刺身盛り合わせの左側に並べられているのが「きびなご」の刺身。酢みそで食べるのだが、本当に美味しかった。

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 翌日は、飛行機の時間までちょっとあったので、ホテルのすぐ近くにあるグラバー園を散策。折悪しく雨が降ってしまったが、これはこれでオモムキがあってよろしい。

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 長崎は早くから外国の文化・文明が入ってきたこともあって、面白いものがいくつも残っている。これ、日本で最初のテニスコートで使われていた整地ローラー。石でできていてけっこう重そう。ちなみに、ローラーの左後方、黒っぽい敷石みたいに見えるのは、これまた日本で最初のアスファルト道路。こういったものが園内のそこかしこに置いてあるのも、このグラバー園の面白さだった。

 街の大きさもちょうどいいし、食べ物は美味しいし、人は親切だし、是非また行ってみたい街だと思っている。

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長崎で「ちきゅう」を見た

 「長崎までちきゅうを見に行ってきた」というと、誰もがけげんそうな顔をする。「ちきゅう」とは「地球」にあらず。独立行政法人海洋研究開発機構を中心に建造が進められている地球深部探査船のことだ。
 現在、日本、アメリカを中心として「統合国際深海掘削計画」(Intergrated Ocean Drilling Program:IODP)が進行中だ。これは、日本、アメリカ、それにヨーロッパ諸国が提供する掘削船を用い、いまだかつて人類が到達したことのない地球深部に科学の目を届かせよう、というもの。そのなかでも中心的な探査船となるのが、「ちきゅう」となる。
 この「ちきゅう」は、いままでの掘削船とは異なる掘削法(ライザー工法)を採用することにより、水深2,500m(最終目標は4,000m)の深海域で、さらに7,000mを掘り抜く能力を備えている。海底の地殻は、陸上のそれと異なり、地殻の厚さは6km程度。その下にはマントルがある。つまり、この「ちきゅう」はマントルまで掘り抜くことが可能だということだ。もちろん、このような試みはかつて行われたことがない。いわば、人跡未踏の地をめざす探査船なのだ。
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 今回は、小松左京氏の秘書を務められる乙部氏の尽力により、私が所属する「宇宙作家クラブ」のメンバー有志による取材が実現した。
 三菱造船香焼工場の岸壁で対面した「ちきゅう」だが、なんとも特徴的な外観をもつ船だった。
 船体中央にそそりたつデリックは、海面上からの高さ121m。この真下にはムーンプールと呼ばれる開口部があり、そこからドリルパイプが海底に向けて降りていくわけだ。
 下の写真がムーンプール。名前の由来は「月が浮かんで見えるほど静かな海面が見えるプール」ということらしい。なんとも風流。
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 海底には噴出防止装置(Blow Out Prevebter:POB)が置かれ、海底に掘った穴をふさいでいる。このBOPがミソなわけで、これがあるおかげで万一、地層のなかに溜まった高圧ガスなどの層を掘り抜いたときにも、これらの噴出を防ぐことが出来、安全な掘削を実現しているわけ。取材時、BOPは荷重試験を行っており、その重りの後ろにBOPが見える。
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 実際に掘削を開始すると、船は穴の上に数週間から数ヶ月、定点保持をする必要がある。そのため、「ちきゅう」には360度回転する6個のスラスタが設けられ、これらを自在に動かすことで、潮流や風などによる影響を排して、安定した定点保持をおこなっている。もちろん、GPSと連動しており、基本的には自動的に制御される。ここは「ちきゅう」の操船をつかさどるブリッジ。手前に置かれたコンソールが定点保持機構の制御装置だ。同じものが3つ搭載されており、万一の際でも万全のバックアップ体制をとっている。
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 しかし、どれほど最先端の科学探査船とはいえ、やはり日本の船。ブリッジには神棚がしつらえられていた。
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 ドリルで掘り抜いた地層は、円柱状のサンプル・コアとして船上に引き上げられる。このサンプル・コアを分析することで、地層が堆積した当時の気候や、地殻変動の様子など、さまざまなことがわかるわけ。ドリルパイプの長さ(9m)で出てきたサンプル・コアは、ここで1.5mに切断され、船内の冷蔵保管庫に納められるほか、船内のラボで分析をされる。
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 最後に見学したのが機関部。なんでも、日本では最新鋭のディーゼル機関を左舷右絃それぞれ3基+1基(予備)、都合6基+2基を搭載しているとのこと。実際に見たところ、非常にコンパクトにまとめられた、いかにも日本的工業製品という感じのエンジンだった。
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 見学後、三菱造船の従業員さん専用のシャトルで長崎・大波止埠頭に戻る。
 途中、イージス艦が岸壁に繋留されているのを見た。SF作家の林譲治氏によれば、「ちょうかい」だとのこと。なにか改装でも行われているのだろうか。
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 今回の見学は、興味深いモノばかりを見ることが出来た。このような探査船を建造、運用するためには、それなりの費用もかかることだと思うが、納税者の立場からしてみれば、こういうものにこそ、どんどんお金を使って欲しいと思う。いまは純粋な科学探査だが、これは宝の山を掘っていることと同じことなのだから。

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今日も早起き

 昨日は台風崩れの強風が吹き荒れ、風の音で夜中に目が覚めたのだが、今朝は自主的(笑)に早起き。これから長崎まで行くのだ。8時25分の飛行機を予約したので、空港には7時45分には着いていれば充分。でも、私としては遅くとも7時30分くらいには着いていないと落ち着かない。性格なんだろうな。
 新幹線に乗るときも、予約した電車の発車時刻よりも30分くらい前に東京駅に着いていないと、なんだか落ち着かない。充分に間に合うと頭で分かっていても、「この先、なにかあるんじゃないか」などと考えると、もうだめ(笑)。最近では「遅れたら次の新幹線に乗ればいいや」と開き直ることを覚えたので、まだマシになったのだけど。

 この性格が仕事にも反映されればいいんだけど、あいかわらず仕事は〆切直前(ひどいときは〆切が来た日の朝)にならないと本腰を入れてやろうという気にならないんだよなあ。これじゃいけないことはわかってるんだけどねえ。

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風の音で、夜中に目が覚めてしまった

 東京は7日の夕方から風が強まり、夜半過ぎには風の音が気になってなかなか眠つけないほど。せっかく眠りについても、風で家が揺れるので、先日来の地震で揺れに敏感になった身体は、はっとして目が覚めてしまう。とはいえ、こちらはせいぜい寝不足になるくらいだが、果樹などの農作物には被害が出ているのだろうなあ、と布団のなかで思っていた。ずいぶん前になるが、青森で収穫寸前のリンゴをたたき落として大損害を与えた台風があった。今度の台風18号のコースは、その台風に似ているとのこと。被害が少ないことを祈りたい。

 風といえば、会社の近所にある中野サンプラザの前は強風の名所。いわゆるビル風なのだが、あの特徴的な外見の建物のせいか、ほかでは穏やかな風が吹いているときでも、あそこの前だけは自転車がよろけるほど風が強いことがある。今日みたいな日は、きっとすごいことになっているんだろうなあ。
 うーん、ちょっと行ってみたい気もする。うまくすれば、飛べるかも……。

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ウィルス除けの神社に行こうかな

 厄日ってのがあるのだろうか。

 昨晩、会社をでるとき、メインマシンにウィルス検知ソフトを走らせたままにしたのが悪かったのか、メールソフトに保存されていたはずのメールがすべて消えていた。一瞬、顔が引きつった。しかも、このメインマシンで受信したと同時にメールサーバもクリアされる設定になっているので、いままで受信したメールはすべてどこかに消えていたことになる。
 それだけならまだしも、どうやら今日、はじめて行ったメールチェックと同時にトラブルが起こったようで、昨日の夜から今日の午後2時(はじめてメールチェックをした時間。今日は有明で行われたギフトショーを観てから出社したので、この時間になった)に送られてきたメールは、未読のまま、消えてしまったことになる。真面目な話、こちらのほうが大問題。

 溺れる者は藁をも掴むというが、なんとか別のマシンでメールサーバを覗いてみようと思い、モバイル端末のザウルスSL-C760を取り出したところ、今度はこれの電源が入らない。以前にも同様のトラブルがあったのだが、このときは何かの拍子に電源が入った。
 今度も、AC電源をつなげてみたり、はずしてみたり、なかに入れっぱなしになっているSDメモリカードを抜いてみたり、差し込んでみたり、電池を外したり、付けたりしても電源は入らず。正直、このまま捨てちまおうか、と思ったところで画面が明るくなった。その後は問題なく作動してくれた。何だったんだろう。
 それで、こちらでメールサーバを覗いてみても、やはりメールは残っていない。絶望。
 ま、たまたま8月末にメールのバックアップをとってあったので、最悪の事態は避けられたとも言えるのだけれど。

 諦めがついたところで、SL-C760についてインターネットで検索してみたところ、意外にも電源系のトラブルが多いようだ。LinuxをOSに用いたザウルスとして、けっこう使い勝手が良く、愛用しているのだが、必要なときに電源が入らないのでは使い物にならない。かといって、代替機になるような端末は持っていないし、ここはしばらくだましだまし使うしかないのかな。
 なんとなく機械に振り回された一日だった。

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ダイエーとオリックスと西武とロッテ

 今度は西武とロッテですか。そうですか。
 田中さんとの共通の話題の一つが野球について。でも、最近はあまりにファン不在の不愉快な話題が多いので、あまり盛り上がらない。去年は「20世紀最高の遊撃手は誰か」などという与太話で夜遅くまで盛り上がったものだったんだが。
 田中さんは、昔から「ブレーブス」のファンだった。で、オリックスが買収当時、ファンに向けて言っていた「ブレーブスという名前は残します」という約束を反故にしたところで「日本のプロ野球に見切りを付けた」そうで。いまはどうやら、マリナーズのファンらしいぞ。
 私は東京生まれの東京育ちとして、必然的にスワローズのファン。財務省(当時は大蔵省だったが)からの天下り副社長が会社の金でやった株式投資に失敗して、多額の損害を喰らったあたりから、球団運営もだんだん怪しくなったんだけどね。ま、お金がないゆえに神宮はドームにもならないわけで、それはそれで私の好みに合致しているわけ。
 ドーム球場って面白さ半減なんだよね。野球は屋内スポーツじゃないだろうが。

 そうそう。
 野球といえば、田中さんがよく言うのだが「ゲームフィールドの中から球をはじき出した方が褒められるのは、野球とせいぜいソフトボールくらいだろう」というひとこと。考えてみれば不思議なスポーツだな。
 もひとつ。
 これは某出版社の若手有能編集者(最近、販売に配属替えになってしまったが)が言ったのが「だいたいズボンにベルト締めて行うスポーツですからねえ」というもの。うーん、考えてみれば、ベルト締めて行うスポーツというと、野球にゴルフくらいか。(重量挙げは除く)
 だからなんだ、と言われても困るけど。

 このままいくと、パ・リーグは4球団になるし、古田率いる選手会はストライキを行うだろうし、なんだかファン不在のまま、突っ走っていく感じだなあ。その先にあるのは、野球人気の凋落だと思うんだけどなあ。

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自然災害てんこもり

 またまた大型台風が日本列島に接近している。
 今年は台風の「当たり年」のようで、すでに大きな被害が日本列島の各所に出ている。
 台風に痛めつけられて、浅間山が噴火して、とどめが地震。なんだか自然災害のオンパレードになりつつある。できればこれで収まってもらいたいのだが、はてさて、どうなることやら。

 事務所のスタッフの間では「キトラ古墳の壁画を剥がした祟り」という説が有力。
 なにが原因でも構わないので、そろそろ落ち着いて欲しいものだ。

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地震だ

 久しぶりにのんびりした週末だったな、などと女房と話しつつ、夕飯のカレーライスを口に運んでいると、家がゆらゆらと揺れた。地震だ。
 周期の長い横揺れがずいぶん長く続いたので、震源地は遠いと判断し、テレビをつけたところ、やはり近畿地方を中心として大きく揺れたようだ。

 プラントエンジニアとしての最後の仕事が、阪神大震災の復旧工事だった私としては、地震対策は日頃から心がけておかねばならんこと、と骨身にしみている。ただ、改めて家の中を見回してみると、ずいぶん危うい場所も目に付く。
 少なくとも、本棚などの背の高い家具は、ちゃんと固定しておかないと、いざというときに「凶器」になりかねない。また、棚の上にどんどん積み上げちゃっている箱(なにが入っているのか、すでに謎)も、ばらばらと降ってきたら、と考えると怖いモノがある。

 日本に住んでいる以上、地震から逃れることはできないわけで、せめて少しでも被害が少なくなるように、日頃から気を付けなければならないなあ、と思った次第。

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散髪に行ってきた

 ようやく散髪に行くことが出来た。
 私がいつも行く床屋さんは、私が2歳の時から通っているところ。最初は先代にお世話になり、先代が亡くなってからは、いまのご主人にお願いしている。
 面倒くさがりの私にとって、黙って座ればそれでよい、というのは何物にもかえがたい魅力。だいたいが「今日はどうします?」だの「もみあげはこのくらいでいいですか?」だの聞かれるのは、本当に面倒なのだ。いままで何度か別の床屋さんに行ったこともあったのだが、こういうやりとりが面倒なもので、いつもの床屋さんに戻ってしまう。
 もっとも、バリカンをいっさい使わずに、すべてハサミで仕上げるなどの丁寧な仕事ぶりが気に入っているというのもあるんだけど。

 ひとつ心配なのが、このご主人、私の父親とほぼ同世代。そろそろ引退を考えているようなのだが、そうなると毎月の散髪をどうすればよいのか、考えてしまう。
 お医者さんや薬屋さんは、かかりつけのものを持った方が安心だというが、床屋さんもその範疇に入ると思った次第。
 

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携帯電話を買い換えた

 そういえば。
 携帯電話を買い換えた。今度はSH506iC。そう、あの「胡散臭さ満点」のおさいふケータイだ。
 すでに全日空のマイレージカードにEdy機能がついているので、必要ないといえばないのだが、どうせ新しくするならば完全に相手の手のひらに乗ってやろうと思ったのだ。買い物履歴が個人情報と結び合わされるんだから、普通ならばぜったいに避けるべきことなんだけどね。

 いままではジョグダイヤル付きのSOシリーズを愛用していたのだが、なにを思ったのか、ソニーがDoCoMo用の端末からジョグダイヤルをなくしてしまったのだ。au用の端末には残っているんだから、べつにジョグダイヤル自体が不評だったというわけではあるまい。
 新しいSHの端末も、非常によく考えられて作られていることはわかるのだけど、どうしても文字の入力に遅れを取るんだよなあ。親指シフト愛好者の気持ちが少しだけ理解できた気がする。
 とくに戸惑うのは、前の携帯だったら右端にあった「改行」キーが左端にあること。これくらいは各メーカーで統一しておいて欲しい。キーアサインを変更出来るというのもいいな。

 マニュアルを読んだかぎりでは、うまく使えばこの携帯端末、簡単なPDAクラスの代用にはなる感じ。はたしてそこまで使いこなせるかは疑問だが、持ち歩く荷物がひとつ減るのならば、それに越したことはない。もっとも、万一のことを考えて、内部データのバックアップは必須とも言えるけど。

 ずいぶんと普及した携帯電話だが、いまだに田中さんは携帯電話を持とうとしない。そもそもデジタル家電やITグッズにまったく関心のない人なので仕方がないと思うんだけど。いまだに原稿は手書きだし。今回の浅間山の噴火のように、緊急な連絡を取りたいときにはやっぱり携帯電話を持っていてもらったほうが安心なんだけどなあ。
 あ、携帯電話は災害時にはつながりにくくなるのか。うーん、一番必要なときには使えないのだったら、無理に持ってもらう必要もないか。ふむ。

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軽井沢の状況

 浅間山の噴火がどうなっているか、ちょっと不安を抱きつつ、軽井沢に行って来た。
 結論から言ってしまえば、街はいたって平穏。観光客の姿も夏の盛りとは言えないものの、充分に賑わっていた。今回の噴火は(まだ総括するのは早いと思うが)、どうやら溜まったガスが抜けただけのようだ。現地の人の言葉を借りれば「浅間が屁をこいた」感じ。

 今回の軽井沢行きは、噴火よりも霧が怖かった。
 フォグランプを点けても、ほとんど変わらないくらい。前を走る車のテールランプを見失わないようにしつつ、かといって接近しすぎて追突しないようにしつつ、道をたどるのは大変に疲れた。
20040902.jpg

 ちなみに、この写真はまだまだ霧が出始めの頃。このあと、大げさではなく「五里霧中」状態になったのだが、そのときは写真を撮る余裕なんてなかった。(いや、この写真だって問題なんだけど)

 そのぶん(というと問題だが)、本来の用件であった田中さん、赤城さんの仕事はぱたぱたと片づき、予定よりも早く帰途に付くことが出来た。

 ただ、帰り道、今度は豪雨に襲われて、またしても前の車のテールランプを見ながらの走行。これほどの雨ならばスピードを落とせばいいのに、周囲の車はよほど腕に自信があるのか、100キロを軽く上回るスピードで追い越し車線をとばしていく。ファミリー・ミニバンの私は、大型トラックの後ろに付き、のんびりと走って帰ってきた。

 軽井沢の別荘地は、そろそろ秋の気配が色濃くなってきた。
 今年は紅葉の時期を見計らって、白糸の滝あたりまでドライブしたいと思っていたのだが、はたしてそのころまでに通行止めは解除されるのだろうか。すべては浅間山のご機嫌次第ということになる。

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浅間山、噴火!

 明日は軽井沢で田中さんと打ち合わせ。
 久しぶりに車で行かないとなあ、などと思いつつ、夕食後、のんびりテレビを見ていたら「ニュース速報」が。
 なんと、浅間山が噴火したという。
 あわてて、軽井沢にいる田中さんと赤城さんに電話をしたところ、「午後8時過ぎに、突然大きな音がして、家が揺れた」ということ。壁に掛けたバスタオルが落ちた、というくらいだから、けっこうな揺れだったようだ。

 幸いにして、いまのところ大きな被害は出ていないようなのだが、相手は日本有数の活火山。甘く見ていると痛い目に遭いかねない。気を付けないと。

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