軽井沢の状況
浅間山の噴火がどうなっているか、ちょっと不安を抱きつつ、軽井沢に行って来た。
結論から言ってしまえば、街はいたって平穏。観光客の姿も夏の盛りとは言えないものの、充分に賑わっていた。今回の噴火は(まだ総括するのは早いと思うが)、どうやら溜まったガスが抜けただけのようだ。現地の人の言葉を借りれば「浅間が屁をこいた」感じ。
今回の軽井沢行きは、噴火よりも霧が怖かった。
フォグランプを点けても、ほとんど変わらないくらい。前を走る車のテールランプを見失わないようにしつつ、かといって接近しすぎて追突しないようにしつつ、道をたどるのは大変に疲れた。
ちなみに、この写真はまだまだ霧が出始めの頃。このあと、大げさではなく「五里霧中」状態になったのだが、そのときは写真を撮る余裕なんてなかった。(いや、この写真だって問題なんだけど)
そのぶん(というと問題だが)、本来の用件であった田中さん、赤城さんの仕事はぱたぱたと片づき、予定よりも早く帰途に付くことが出来た。
ただ、帰り道、今度は豪雨に襲われて、またしても前の車のテールランプを見ながらの走行。これほどの雨ならばスピードを落とせばいいのに、周囲の車はよほど腕に自信があるのか、100キロを軽く上回るスピードで追い越し車線をとばしていく。ファミリー・ミニバンの私は、大型トラックの後ろに付き、のんびりと走って帰ってきた。
軽井沢の別荘地は、そろそろ秋の気配が色濃くなってきた。
今年は紅葉の時期を見計らって、白糸の滝あたりまでドライブしたいと思っていたのだが、はたしてそのころまでに通行止めは解除されるのだろうか。すべては浅間山のご機嫌次第ということになる。
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