さすが神戸!
昨日、打ち合わせを行ったのは新神戸オリエンタルホテルのラウンジでありました。ピアノの生演奏を聴きながら、まったく雰囲気にそぐわない話を(さすがに)小声でしている様子は、かなり不審に思われても仕方がない状況。
でな。
ようよう打ち合わせも終わったので、いざ会計に立ったところ。
レジ(と言っては気の毒だな、キャッシャー。同じコトか)のところに先客がいたわけ。こういうシチュエーションはよくあることなので、そのまま待っていたのでありますが、なにか様子がおかしい。
その先客は、キャッシャーの人に、思いっきり苦情(というよりはイチャモン)を言い立てているのでした。私はちょっと離れたところでぼーっと待っていたのですが、延々と文句を言ってラチが明かない。
すると、ほかの店員(というのか?)が、すすっと寄ってきて「お会計でしょうか」と声を掛けてくれました。
その瞬間、キャッシャーブースに向かって文句を言っていた先客が、こっちを振り向いたんです。
たいてい、そういう場合の顔って、怒りに歪んでいるというか、なんというか、ちょっと関わり合いになりたくないような顔を想像するではないですか。
ところが、そこには思い切り人好きのする笑顔を浮かべたおじさんがいたのですな。
笑顔でイチャモン。これは怖い。思い切り怖い。
「さすが神戸だなあ」
と呟きつつ、二人でエレベータに乗り込んだのでありました。
「そんなことで神戸をひとくくりにするな」と、神戸在住の方に怒られそうな話であります。
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