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マクドナルドの災難…

 今日は女房が買い物に出かけてしまったので、息子と二人でお留守番。とはいえ、天気もいいし、家の中でぼーっとしていても仕方がないので、近所まで散歩に出かけた。
 てきとうに歩き回って、いいかげんお腹もすいたので、息子のリクエストに従い、恵比寿ガーデンプレイス内のマクドナルドへ。子供の食事としては、こういうものはあまり感心しないのだけど、ま、たまにはいいかと店内に入った。

 ところが、なんとなく店の雰囲気が変。なんと言ってよいか、やたらザワついているのだ。よくよく見ると、カウンターの中のほうがざわざわしている。
 なんだろうなあ、と不審に思いつつも、カウンターで注文をすると、店員のお姉さんが注文内容を手元のメモ用紙に書き付けている
 いつもなら、注文を繰り返しながらレジのキーを叩いている場面。
 さらには、注文金額の合計を普通の電卓を叩いて算出し、こちらの出したお金から差し引いたお釣りを、カウンター下に置いたカゴ(のようなもの)から取り出した

 いつもより若干時間が掛かったにはせよ、きちんと注文したものは揃ったので問題はなかったのだが、品物を受け取りながら、つい「レジ、壊れちゃったの?」と聞いてしまった。
 お姉さんが「はい〜、ほんと、困っちゃうんです〜」と言いつつ浮かべた苦笑は、さすがにいつもの「スマイル」とは違ったものでありました。

 ただ、ファストフードにおける基本インフラともいえる、レジ故障(店内すべてのレジが機能していなかったので、おそらくシステム系の問題だろう)というアクシデントにもかかわらず、いつものクオリティを確保するために奮闘している店内の様子は、なかなかに壮観なものがあった。
 このようなチェーン店は、マニュアル至上主義だと思っていたので、こういう緊急事態に対する即応能力は乏しいのか、と思っていたのだが、なかなかどうして、たいしたものがありました。
 なかでも、カウンターのなかと店内を往復して目を配りつつ、店員やお客に声を掛けてトラブルを未然に防いでいた女性店員(おそらく、バイトではなく社員だろう)の方、お疲れ様でした。(って、そういうことが判るまで観察していた私も、けっこういい性格だな)

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