「船の科学館」に行ってきた
我が家の女房が、年末の用意で忙しいということなので、息子を連れて外に出ることに。
最近、図鑑などで船に興味を持ち始めた彼のリクエストで、久しぶりに「船の科学館」に行くことした。
お台場の現地に着いたのが、昼近くになってしまったので、駐車場に入ることが出来るかと心配したのだが、すすっと入ることが出来た。というか、駐車場はガラガラ。
入場券を買って展示室に入っても、館内はほんとうに空いている。ゆっくりと展示を見ることができた。
私が子どもの頃に連れてきてもらったときは、かなり混雑していたと思ったんだが。
コレ幸いとばかりに、展示を端から端までずーっと見る。息子もけっこう面白かったみたいだ。
一息いれてから屋外展示を見る。
以前、神戸で見た超伝導推進実験船「ヤマト1」の推進装置が、さりげなく展示してあったのには驚いた。これ、雨ざらしにしていいものかなあ。
驚いたと言えば、以前、すぐ横に展示してあった二式大艇がない。こちらの記憶違いかと思って、きょろきょろしたけれども見あたらない。
仕方がないので、清掃員の方に聞いてみたところ、なんと数年前に鹿児島県鹿屋にある展示館に移動している、とのこと。うーん、残念。ぜひ息子に見せたかったんだけど。
この「船の科学館」、母体となっている日本財団(旧日本船舶振興会)のイメージ、というよりは、笹川会長のイメージが強かったのだけど、久しぶりに行ってみたら、笹川色はかなり薄まっていた。以前、笹川コレクションを展示していた部屋も、ふつうの展示室になっていたし。
海事関係の資料を展示・閲覧できる資料室なども充実していたし、海に関係したモノを書いている人にはけっこう役に立つ施設になっているのではないだろうか。
お時間があったら、ぜひ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
鹿屋の二式大艇は今年の4月から展示開始でした。「世界の艦船」のレポートは私の手になる物だったりします。船の科学館には、昨年の11月くらいまであったのかな?
鹿屋では、自衛官がボランティアでメンテしてますので非常に状態良く展示されてます。同館は他にも零戦や、海上自衛隊の歴代の航空機のほとんどが展示されているので(遠いですが)行く価値はあります。
投稿: LTJG | 2004年12月14日 02時26分
LTJGさん、ども。
なるほど、まるまる一年遅かったのですね。
でも、保存状態などを考えると、鹿屋で丁寧に扱ってもらったほうがいいのかも知れません。
鹿屋といえば、特攻隊の基地のあったところでもありますね。一度、行ってみたいと思っています。
投稿: 安達裕章 | 2004年12月14日 07時24分