NHK、続き
NHKの海老沢元会長が顧問を辞任したとのこと。一部報道では「就任を辞退」とあるが、3日とはいえ顧問職にあったことは事実なのだから、やはりここは「辞任」が正しいだろう。
NHKの新執行部は、今度の体制は以前の体制とは違うのだ、とアピールできる絶好の機会を自ら潰したことになる。本当ならば「通例として、旧会長には顧問就任を委嘱しておりましたが、事情が事情ですので断りました」と言うべきだった。
このどたばた劇で、ほんのわずかでも残っていた「NHKの自浄作用に対する期待」は、儚くも消えたと言って良い。
雪印乳業や三菱自動車など、トップの対応が悪くて事態をより悪化させた事例は、枚挙にいとまがない。NHKは、それらのニュースを報道した立場で、なにも考えていなかったんだろうか。
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