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『創竜伝』も頑張ってます!

 着実に版を重ねる『夜光曲』だが、そのかげでひっそり(でもないか)コミックス版の『創竜伝』が1巻、2巻同時に発売されていた。

 描き手は恵広史さんという新人さん。正直、最初は「新人さんで大丈夫かなあ」と思わなくもなかった。でも、週刊少年マガジン編集部が太鼓判を押す有望株、とのことで、まずはお任せしてみようという気になった。
 雑誌連載(少年マガジンスペシャル)時にも、それなりの反響があったのだが、今回のコミックスは発売10日目で緊急重版が決定。
 しかも、初版部数に匹敵するくらいの大幅増刷。

 いやはや、若い才能ってのは本当にすごいもんだな、と今さらながらに思い知らされた次第。
 たいしたもんだ。

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『夜光曲』さらに増刷!

 今日は『夜光曲』の打ち上げ食事会に同席するため、田中さんと一緒に東京・丸の内まで行く。
 夜景がきれいに見えるタイ料理店で、とても美味しく、楽しい食事。
 と、その最中に編集さんに会社から連絡が。
 
 「『夜光曲』の重版が決まりました!」

 これでさらに食事が美味しくなった気がする。
 お買いあげいただいた皆様、どうもありがとうございました。
 今後ともよろしくお願いいたします。

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いいペース続く

 田中さんの執筆ペースが下がらない。ここまでくると、天変地異の前触れかと空恐ろしくなる感じ(←言い過ぎ)。
 とりあえず、いま執筆しているのは講談社の「ミステリーランド」に収録される描き下ろし長篇。『ラインの虜囚』というタイトルまで決まっている。
 去年の予想では、だいたい仕上がるのは4月末くらいかしら。と思っていた。それがどうやら大幅に繰り上がりそうだ。
 そうなると、次に控えるのは(短篇を1本はさむけど)、いよいよ『アルスラーン戦記』の新作。
 イラストレーターの丹野忍さんのスケジュールにもよるけれど、このままでいけば、あまりお待たせせずにお手元に届けることが出来そうだ。「もうすでに充分待った」という声も聞こえるけど。

 とりあえず、非常持ち出し袋の中身は確認しておこうと思う。

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どちらも増刷決定!

 昨日、祥伝社の担当さんから電話がありまして。
「田中さんの『夜光曲』、増刷決まりました。」
 おぉー、ということは三刷りというやつですか。これは景気がいいなあ。なんて浮かれた声を出していたのですが、電話はさらに続くのでした。
「赤城さんの『猫子爵冒険譚 血文字GJ』についても、増刷が決まりました。」
 ふぇぇ、なんというか、こいつは春から縁起がいいやね。

 どちらの作品も、内容はもちろんオススメなんだけど、それぞれの作品を担当してくださったイラストレーターさんが、非常に「ノッ」て描いてくれているのがわかる。こういったところも、作品全体のパワーを押し上げているのだろうなあ。
 どちらにせよ、お買いあげいただいた皆様、本当にありがとうございました。

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『夜光曲』奮戦中

 今日はバレンタイン・デー。
 聞くところによれば、昭和21年に進駐軍のバレンタイン少佐が、日本の飢えた子供たちにチョコレートを配ってくれたことを記念する日らしい。現在のアメリカ軍人の言動には、世界的に風当たりが強い感じがあるが、こういう優しい人もいたのだな。

 そんなアホなことを言っている隙に、祥伝社さんから本当に心温まるお知らせ。
 2月10日発売の『薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲』の増刷が決定したとのこと。
 お買いあげ頂いた読者の皆様には、改めて感謝するとともに、いまだ手に入れられていない方は、今しばらくお待ち願いたい。

 ちなみに、赤城毅氏の『猫子爵冒険譚 血文字GJ』についても、非常に良いペースで売れているとのこと。新シリーズということで、いままで赤城作品を読んだことのない人にも充分にお楽しみ頂ける。ぜひ書店で手にとって頂きたい

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『猫子爵冒険譚』も奮闘中

 昨日の朝、2度目の血液検査の採血を済ませ、ひとまず今回の節制生活は終了……してよいはずなのだが、やはり結果を聞くまでは慎重になりたい心境。
 カロリーが低いわりには満腹感が得られる鍋モノ、ことにキノコを何種類も入れて味の違いを楽しむキノコ鍋など、冬らしくなってきた気候にもぴったり合って、なかなかよいものだと思えるようになってきた。数週間前には考えられないほどの意識改革(笑)。

 さて。
 昨日の日記で『夜光曲』の売れ行きについて書いたが、同時発売の赤城毅氏の新刊『猫子爵冒険譚 血文字GJ』の売れ行きも好調とのこと。じっさいに数字を見ても、このあいだの新刊『隻眼の狼王』よりも格段に売れ行きが良い。発売日から数日の売れ行きのことを、業界用語で「初速」というのだが、こと初速に関して言えば、私が知る限りでは赤城氏の作品のなかでは最高に近いのではないか、と思える。
 もちろん、『隻眼の狼王』の小説としてのおもしろさが、今回の『猫子爵冒険譚』に比べて劣っているというわけではない。ここだけの話、私個人としては『隻眼の狼王』のほうが(ほんの少しとはいえ)好みであることも事実。だが、前者はカッパ・ノベルスの大幅なデザイン改変の時期にぶつかったことなどもあり、既存のノベルス読者の手に届いていない可能性もある。こういう分析は本当に難しい。事実、赤城氏の過去の作品でも、なぜか発売日の売れ行きが異常に鈍い作品があり、よくよく調べてみたら、発売日当日に東京地方は台風の直撃を受けていたことが判った、なんてこともあったし。

 売り手側の事情はともかく、最終的に判断していただくのが読者の皆様であることは確かな事実。
 是非とも書店でお手にとって内容を確かめて頂きたい。有賀氏の雰囲気たっぷりのイラストとも相まって、1920年代のベルリンの空気を存分に楽しんでいただけること請け合い。

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『夜光曲』売れ行き好調

 田中さんの新刊の『夜光曲』だが、順調な売れ行きを示しているらしい。ありがたいことである。
 実は今日、ダイエット中だというのにもかかわらず、買い物の途中に新宿・高野フルーツパーラーへ立ち寄ったのだが、そのフルーツパーラーの客の列(この店は休日だと、行列が出来るのだ)で、私たちの前に立っていた女性は、「じゃあ待っているあいだに、私は田中芳樹でも読むかあ」と、鞄から買ってきたばかりとおぼしき『夜光曲』を取り出していた。いやはや、思わず御礼を言いたくなったのだが、それだとただの不審者だ(笑)。

 御礼ついでに言ってしまえば、講談社マガジンZコミックスの『東京ナイトメア(前編)』と、この『夜光曲』、それぞれのオビについている応募券で、垣野内成美氏の複製原画と、田中芳樹氏の複製原稿の全員プレゼントを申し込むことが出来る。複製原稿は冗談の範疇だと思うのだが、垣野内さんの複製原画は是非入手しておいたほうが良いと思われ。

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果たしてダイエットの結果は

 先週、久しぶりに受けた血液検査で肝機能の低下が指摘された。検査数値からみた限り、かなりの脂肪肝状態だと推察されるので、アルコールを控え、夕食を少なめにするように指示を受けた。節制生活をひとまず1週間ほど続けた後、もういちど血液検査を行う、とのこと。

 もともと、1食でご飯を5合も食べていた、育ち盛りの36歳児としては、なんともキツイお言葉、と思ったのだが、考えてみれば歳をとるに従ってどんどん代謝は落ちていくわけだし、いつまでもこんな暴飲暴食を繰り返していて良いはずもない。

 で、頑張りましたともさ。

 もともと食事を作るのは嫌いではないので、女房には「以後1週間の食事は、朝・晩ともに私が作る」と宣言し、「食品成分表」を片手に野菜中心の料理を作った。いちばんの問題点であった主食を食べ過ぎる問題についても、キッチン・スケールで「1食180グラム」を厳守するようにした。

 こういったものはどんどんエスカレートしていくもので、3日目からは会社にもお弁当を持参するようになった。社員も影響されて、それぞれがお弁当を持ってくるようになってきたのは、面白かったが。

 結局のところ、1食400~500キロカロリーの食事がふつうになってしまい、とくにストレスを感じることもなく1週間が過ぎつつある。昨日などは、1日あたりの摂取カロリーが1200キロカロリー強だったし。(これはちょっと少なすぎ)

 変な言い方になるが、明日の血液検査が楽しみだ。少しはよい結果が出るといいのだけれど。

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ま、仕方ないね

 昨年の末あたりから、田中さんの執筆ペースがすごいことになっている。某K社の編集さんが言うには「確変状態」に入っているらしい。
 講談社の『メフィスト』に載る短篇を、通常の3倍のペースで書き上げたあたりで「田中さんの体内で何が起こっているのだろう」と心配になっていたのだが、その後も執筆ペースは落ちるところを知らず。
 うーん、ただ秘書歴8年の勘からして、こういうときにはそろそろ何かが起こるんだよな、と思っていたら、みごとに的中。

 今朝、事務所に電話があって「風邪ひいちゃった~」と。

 執筆は数日お休みになる感じだけど、ま、これくらいで済んだことを喜ばなきゃいけないんだろうねえ。

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はじめての床屋さん

 うちの息子の後頭部が変。
 正確に言うと、えり足のあたりがガタガタになっている。
 聞けば、うしろ髪があんまりにも伸びてしまったので、母親(私の母。彼からみればお祖母ちゃん)がざくざくざくっと切ったらしいのだが、本人は嫌がって逃げるし、刃物のキレはよくないし、で、とんでもないものになってしまったとのこと。

 いままでだったら放っておいて伸びるのを待つところなんだが、今月の末からは幼稚園の体験入園などの行事もはじまる。最初からあんまり格好悪い姿を見せてしまうのも、ちょいと可哀想だ。
 仕方がないので、私と父がいつも通っている床屋に連れて行った。この床屋、私は先代の頃からのおつきあい。先代が急逝されてからは、いまのマスターにお願いしているのだが、何も言わずに座るだけでOKというところが面倒くさがり屋の私にはぴったりで、吉祥寺に住んでいたときにも、電車に乗って通ったほど。腕の方も確かで、いっさいバリカンを使わず、はさみとカミソリですべて仕上げてしまうくらい。ここだけの話、某有名作家も常連のひとり。

 そんな腕前の持ち主とて、床屋初体験の幼児が相手では勝手が違うらしい。椅子に座った私が膝に抱えるかっこうでスタンバイし、いちばんの「問題箇所」のえり足を中心にざざざざっと刈ってしまった。
 聞けば、こういうのは医者と一緒で、だんだん慣らしていくのが大切なんだそうだ。

 正味10分足らずの散髪時間だったが、えり足や前髪もふくめてぴったりと決まったあたりはさすが!
 これからは私の散髪に合わせて通うことになるようだ。うーん、出費がかさむなあ。

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鬼が来た

 事務所で仕事をしていたら、窓の外からトントコトン、トントコトンと、太鼓を叩くような音がする。はて?とベランダに出てみたところ、鬼の集団が徘徊しておりました。ひぇぇ。
oni


 どうやら、近所の新井薬師の節分会追儺式(豆まき)の流れだったようす。
 けっこうびっくりした。

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血液検査に行ってきた

 血液検査に行ってきた。検査の結果が出るのは今週の金曜日だとのこと。

 ただ、前回までの検査結果の紙を前にお医者さんと話をした限りでは、私の身体不調の大部分は、体重を落とすことで解消される可能性が高いそうだ。まずは食事の量を減らす(というか、年相応にする)ことと、1週間で3回くらいで良いから、有酸素運動を生活に取り入れること。これだけで十分な効果が見込める、とのころだった。

 うーん、ここまで言われて、なにもしないのは「負け」だよなあ。

 さらにいえば、私の場合は朝食、頑張れば夕食も作れる立場なわけで、カロリーが低くて栄養があって美味しいものを作るくらいは可能なわけで。ま、こうなると判っていたら調理師免許だけでなく、管理栄養士の資格も取っておくのだったが。

 なにごとも急な変化はよろしくない、と思うので、少しずつ生活を改善していこう、と思う。
 あとは検査の結果が、それくらいの余裕を許してもらえるものであることを祈るばかり。

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