日本SF大賞受賞パーティーに出席した
昨晩は「大藪春彦賞」「日本SF大賞」「日本SF新人賞」の受賞パーティーだった。
私も会社の新人スタッフを連れて会場に行く。
このパーティーは、徳間書店だけでなく、各社の編集さんが集うパーティーなので、日頃ご無沙汰してしまっている方に挨拶をするのには最適の機会なのだ。(なんてことを書くと、徳間書店の方からお叱りを受けるかも知れないけど)
今回もたくさんの編集者さん、作家さんにご挨拶することが出来た。
編集者さんというのは、けっこう会社を移ったりする人も多い。会場でも、久しぶりと挨拶をしてみたら「私、仕事場が変わりまして」と言われ、部署替えでもあったのか、と思って名刺を頂戴してみたら、会社が変わっていた、なんてことも。
編集者さんは、サラリーマンであるのはもちろんなのだが、やはりクリエイターとしての面も持ち合わせていなければならないわけで、そうなると、自分の望む本を作るために会社を移る、という選択肢を取る人が出てきても不思議ではないわけだ。
それだけに、編集者さん同士の横のつながりは非常に強いものがある。
ひとつの会社あいてに良い仕事をすると、その会社から紹介を受けたという別の会社から電話が掛かってきたりする。もちろん、逆の場合もあるわけで、いいかげんな仕事をしてしまうと、あっというまに業界内に知れ渡ってしまう。
なかなか緊張感のある業界だと思うし、私は、そんな業界の雰囲気が嫌いではない。むしろ、好きなくらい。
これからも、編集者さんたちに「仕事、頼みたいんだけど」と思ってもらえるような会社になっていかないといけないな、と思った春の夜だった。
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