芦辺拓さん、インタビュー
昨日は、うちの会社の事務所で、芦辺拓さんのインタビューが行われた。取材にみえたのは、『活字倶楽部』の女性編集者さんたち2人。彼女たちとは、以前、田中さんへのインタビューで一緒にお仕事をさせていただいたのだが、取材相手の語りたいことを的確に引き出すインタビュー・スキルに、敬服した記憶がある。
今回も、ややもすると脱線しがちになる芦辺さんのお話(それはそれで、とても楽しいのだが)を、話の勢いを削ぐことなく本筋に誘導していき、より深い話を聞き出していた。こういうスキルは、まさにセンスの問題で、学んだからといって誰もが身に付くものではないと思う。かといって、彼女たちは自分たちの持って生まれたセンスだけで勝負しているわけではない。昨日のインタビューを通しても、彼女たちがインタビューに先立って、芦辺作品をかなり読み込んできたことは判ったし、準備は万全に果たした上で当日に臨んだことが伝わってきた。
私も仕事柄、インタビューのようなことをさせていただくこともあるのだが、非常に参考になる一日だった。
今回のインタビューは、7月25日発売の『活字倶楽部』に掲載される予定。
芦辺さんのファンのみならず、ミステリ、いや、エンターテインメント小説を愛好する方なら、誰でも楽しく読める内容となると思われる。お楽しみに。
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