霧の軽井沢
どうやら台風は九州地方を直撃することになりそうだ。
当該地域の方は、くれぐれも警戒していただきたい。昨日も田中さんと話をしていたのだが、ここ最近の台風は、風雨ともに強まる傾向にあるのではないか、と思う。これを地球温暖化の影響、と言ってしまうのは簡単なのだが、気象天象というものはそれほど単純なものではあるまい。もしかすると今後の研究によってメカニズムが明らかになるかも知れないが、だからといって人間に出来ることは限られている。
とにもかくにも人的被害を出さないのが第一だ。繰り返しになるが、本当に気を付けていただきたい。
気象のメカニズム、というと大袈裟だが、ここ軽井沢でも面白い現象に気が付いた。
東京でまとまった雨が降るときには、軽井沢は霧がでることが多いのだ。ただの偶然かも知れないが、いまのところ概ね当たっている気がする。これは軽井沢事務所に滞在している赤城氏からも同様の証言が得られている。さて、不思議なこともあるものだ。
霧の軽井沢、というと、なんとなくロマンチックな印象があるかも知れないが、車を運転する身には笑い事ではない。昨晩も、食事の帰りに濃霧に遭遇して往生した。フォグランプを点けても、ほとんど前が見えないのだ。対向車のヘッドライトは、霧の彼方からにじむように浮き出てくる。双方ともにスピードは控えめにしていると思うのだが、気が付くと目の前にいる感じで肝を冷やす。
車のすぐ前に見え隠れするセンターラインをたどりつつ、なんとか事務所に戻ってきた。
いやはや、こういう日に運転をするほうが無謀であった。軽井沢、舐めてかかってはいけないということだ。
今日も霧が掛かっている。おとなしく部屋の中で仕事をしていたほうが良いのかも知れないな。
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