デビスモンサン空軍基地
エドワーズ空軍基地のオープンハウスを見た翌日、ロスアンゼルスからアリゾナ州ツーソンに移動しました。
ここの郊外にあるデビスモンサン空軍基地には、「Aerospace Maintenance and Regeneration Center - AMARC」という設備が併設されています。これは、陸海空軍で余剰となった軍用機から、エンジンなどの主要部品を取り外した上で機体表面(とくにキャノピー)に特殊な皮膜処理を施して保管する施設。保管、と言っても、野ざらしです。
ここに収められた飛行機は、運がよいものはアメリカ国内の博物館や個人愛好家、もしくは外国に売却され、第二の人生を歩むことになりますが、運が悪いと
同じタイプの機体の部品取り用に活用されてしまうそうです。
以前は、徒歩で見学できたそうですが、あまりに広大なことに加え、テロへの警戒などもあり、現在は隣接する「ピマ航空宇宙博物館」が主催するバスツアーでの見学のみとなっています。
バスの車窓ごしの写真ですので、あまり映りはよくないのですが、とにかく「一面の飛行機」という情景をご覧ください。
◆F-4 ファントムII
まさに「ファントムだらけ」という感じ。
◆F-4 ファントムII
望遠レンズで狙ってみた。レンズの圧縮効果により、さらに「ごちゃごちゃ感」が増した。
たった1時間足らずのバスツアーでしたが、じつに充実した時間を過ごすことが出来ました。
ツアーの説明は、すべて英語で行われるのですが、なぜか問題なく理解できました(笑)。
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