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限定メニュー

 旧暦だと、1月29日が元日になる(らしい)。
 会社の近所の中華料理屋さんで、「お正月限定メニュー」というふれこみで、「もちもち水餃子」というのを出していると聞き、今日のお昼に社員みんなで出かけてみた。
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 ふだんの水餃子も、とても美味しいのだけど、この限定版は皮の粉の配合を少し変えているようで、むっちりとした歯ごたえが素晴らしい。
 帰り際、「とても美味しかったよぉ」と感想を言ったら、「ありがとうございます、また来年も楽しみにしていてくださいね」と言われた。
 うーん、一年に一度だけと思うと、よけいに美味しかった気がする(笑)。

 ちなみに、限定版だけあって、このメニューは今日まで。
 次に食べるには、ずばり、あと1年待たなければいけないのだ。うーん。
 美味かったなぁ。

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右耳?左耳?

 またしても、変な話で田中さんと盛り上がった。
 コトの発端は、田中さんの某作品が文庫化されるにあたり、うちの会社のスタッフが原稿をチェックしていたところ、「携帯電話を右耳に当てる」という描写で引っかかったというのだ。

 彼に言わせると、黒電話の受話器は左手で持ち、右手でダイヤルを回していたということで、彼はいまでも携帯電話を左手に持ち、左耳に当てるのだそうだ。
 私は、右手で携帯電話を持ち、右耳に当てる。数字ボタンは、右手の親指で操作するから、左手はまったく使っていない。
 じゃあ、固定電話はどう使うかというと、右手で受話器を持ち、そのまま右手の指を伸ばしてボタンを押す。うーん、やっぱり左手は使っていない。

 ちなみに、田中さんは左手で受話器を持ち上げ、右手でボタンを押した後、受話器を右手に持ち替えて右耳に当てる派。

 こんなこと、どれが正解ということもないので、人それぞれだとは思うのだけど、こういう仕草ひとつでも、こだわって考えてみるといろいろ面白いことがあるんだな、と思った。
 で、皆さんはどっちの耳に受話器を当てます?

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準備しなきゃなあ……

 今週の木曜日には出発してしまう取材旅行。
 まだ何も準備していない。なまじ学生時代にバックパックを背負って、中国やインド、ネパールを一人で旅していた経験があるもんで、「パスポートと航空券とクレジット・カードさえあれば、何とでもならぁな」という考えが抜けない。自分一人だったら、それでもいいのだけど、今回は大切な作家さんをご案内せねばならない立場。少しは準備しておかなきゃマズイのだ。

 さらにいえば、取材旅行だけにカメラやボイス・レコーダーなどの記録機材も持っていかねばならない。うーん、そろそろ真面目に準備をしなければなあ。

 ……などと言いつつも、ついつい「どうぶつの森」をやってしまっている私。
 本当に大丈夫なのか?(笑)

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谷甲州先生にお会いした

 SFや山岳小説を書いている谷甲州という作家がいる。
 非常に骨太で、かつ、力のこもった文章を書くので、学生時代からずっと読み続けている。谷甲州氏のファンクラブ、「青年人外協力隊」にも設立後すぐに入会し、以後、20年近くファン活動を続けている。

 そんな私のもとに、谷さんから「28日に遊びに行くので、よければ飲みましょう」というメールが来た。もともと、28日は青年人外協力隊の東京支部例会の日だったこともあり、総勢20名近い宴会となった。
 久しぶりにお会いした谷さんは、奥様のダイエット指南の成果が出たということで、一時期よりもすっきりされた感じ。とはいえ、精力的な執筆の傍ら、SF作家クラブの会長を務められていることもあり、けっこうお疲れのような印象も受けた。
 いちファンとしては、まだまだ素晴らしい作品をたくさん書いていただきたいわけで、本当に、健康にだけは気を付けていただきたいと切望する次第。
 また東京においでの際には、どうぞお声をお掛けくださいませ。>谷さん

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耳について離れない……。

 数日前から、頭のなかを「やわらか戦車」の歌がリフレインしている。
 私は、こういう感じで「あるメロディー」が頭から離れないことがよくある。道を歩いているときに、ふと気が付くと、そのメロディを口ずさんでいたりして赤面することも(笑)。

 ちょっと状況は違うのだけど、以前、ドラマCDの録音に立ち会ったとき、主題歌が耳から離れなくなったことがあった。朝から夜まで、延々と聞いていたのだから無理もないのだけど、ちょいと困ったことも事実。
 それで、こういう時はどうしたら良いモノか、その場にいたスタッフの皆さんに聞いてみた。さすがこういう仕事をしている皆さんだけあって、それぞれ「自分なりの解消法」があって面白かった。
 いわく、「缶ビールを1本だけ飲むんだよ。2本飲んだら、また耳に戻って来ちゃうんだよね」とか、「熱い風呂に入ってさ、そのあと、冷たい水を頭から浴びるんだ」とか、「思い切り耳たぶを引っ張るんだよ」とか。

 家に帰って一通り試してみたら、不思議にすっきりしたんだけど、さて、何が効いたのかは今となっては謎。
 もうあまりこういう経験をすることもないと思うけど、とりあえず覚えておこうっと。
 

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アメリカに行ってきますので。

 ここでは初めてお伝えするのかな。
 来週2月2日より10日まで、私は日本を留守にする。
 今回は芦辺拓さんの取材旅行に同行することとなる。まずはワシントンD.C.に入り、スミソニアン博物館を見学したあと、ボルチモアでエドガー・アラン・ポーの墓参りなどを行い、最後はホノルルに移動して真珠湾などを見学する予定。
 厳寒の東京から、さらに寒いワシントンD.C.に移動し、その後は常夏のハワイに移り、ふたたび東京に戻ってくるという、身体にはえらい負担を強いるツアーとなる。
 私はワシントンD.C.は3回目になるのだけど、けっこう好きな街のひとつ。個人的にはナショナル・ギャラリーでフェルメールを見ようと思っているのだよね。
 ボルチモアは、以前、日本アニメのコンベンションが開かれた際に訪れたことがある。こぢんまりした海辺の街で、海産物が美味しかった。今回もクラブ・ケーキが食べられるかな?
 ホノルルは、1回しか行ったことがないのだけど、なにしろ日本人観光客が多い土地柄。気候も温暖だし、ワシントンD.C.の寒さに縮まった身体を弛緩させるにはちょうどいい。ま、そのすぐあとには、また寒い東京が待っているんだけどさ。

 というワケで、2日から10日までは、このブログも更新が滞ると思う。
 あらかじめお伝えしておきますので、よろしくです。

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カプサイシン友の会

 今日は、うちの会社が主催する「カプサイシン友の会」の日。
 「カプサイシン友の会」の由来を話すと長いことになるのだけど、要するに、うちの会社で日ごろお世話になっている担当編集者さんをお招きして、辛いモノを食べることで親睦を深める、という会。なんでわざわざ辛いモノを……と疑問に思う向きもあるようなのだけど、そう決まっているのだから仕方がない。
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 今回の会場は、白金台にあるラディソン都ホテルの中華料理店「四川」。ここは、以前にも「カプサイシン友の会」で使ったことがあるのだけど、とても美味しく、かつ、辛い料理を出すお店。
 で、今回のメインとなったのがコレ。
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 料理の名前は「水煮牛肉」と、わりとおとなしそうに思えるのだけど、その実体はラー油で牛肉を煮込んだようなシロモノ。しかも、この料理の恐ろしいところは、辛いというよりは痺れる味付けなのだ。いわゆる中国山椒がふんだんに使われていて、食べていると舌といわず唇といわず、ジーンと痺れてくるんだなあ。
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 食べた瞬間はたいしたことないじゃん、と思うのだけど、あとになって効いてくる。いやぁ、すごいわ。

 もちろん、これ以外にも美味しいものを食べつつ、編集さんたちと親睦を深めることが出来た。
 参加された皆様、お疲れさまでした。今後ともよろしくお願い致します。

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本年第一作、脱稿!

 田中さんが、中国モノ「五代群雄伝」シリーズの新しい短篇を書き上げた。
 昨年の末に書き始めたのだから、けっこうなスピード執筆。さらにいえば、途中、風邪を引き込んでしばらく執筆出来なかったりしたんだから。

 今回の短篇は、集英社の「小説すばる」に掲載されることになる。
 担当編集のIさんには、ずいぶんと待って頂いたのだけど、幸いにも待った甲斐があったと言っていただけた。
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 田中さんも「久しぶりに中国モノの短篇を書いたんで、最初はちょっと戸惑ったよ。おかげで原稿用紙が汚くなっちゃった。でも、これで少しはペースが取り戻せたので、そのうちにまた書きたいね」と言っていた。中国モノのファンの皆さん、どうぞ楽しみにお待ちください。

 この短篇が仕上がったので、いよいよ『薬師寺涼子の怪奇事件簿』新作に取りかかる予定。さて、今度の敵はナニモノになるのかな。
 こちらのほうもお楽しみに。

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味噌を仕込みました

 昨日は、この間からずっとやりたかった味噌の仕込みをやりました。

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 前の晩から水に浸していた大豆を火に掛け、4時間ほどコトコト煮ておきます。
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 だいぶ軟らかくなったところで、大きめのビニール袋に入れ、潰します。この作業、前はフード・プロセッサーを使っていたのですが、今回はビニール袋に入れたものをタオルでくるみ、息子に踏ませました。5歳児の体重がちょうど良いあんばいでしたね。
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 大豆を煮ている間に、「塩切り麹」を作っておきます。
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 麹を手でしっかりほぐしたあと、塩を混ぜます。麹と塩を手ですりあわせるようにして、しっかり混ぜ合わせます。
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 潰した大豆と塩切り麹をしっかりと混ぜ合わせ、種水(大豆の煮汁に塩を混ぜたもの)で固さを調整。よい感じになったところで、樽に詰めていきます。
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 最後に押しフタを置き、重しを掛けて完成。
 あとは半年から1年、待てばいいだけ。あ、途中で切り返しの作業は入るけど。
 味噌作りは今年で3年目。大豆と麹と塩だけで美味しい味噌が出来るんだから、これはもうやるしかないのであります。
 やってみると意外と簡単ですので、ぜひお試しくださいませ。

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雪の中、マジックショーを見に行った

 そんな雪の中、母校の奇術部発表会に行ってきました。
 今年の春に、品川にある都立高専と合併が決まっているということで、航空高専奇術部としては最後の発表会になります。
 日ごろご無沙汰しているだけに、こういうときくらいは顔を出さねば、などと思ったのですけど、ひょっとして、そんな殊勝なことを思ったせいで雪になったんですかい?

 発表会そのものについては、勉強のかたわら、よく頑張って練習してくれたと思う。 いろいろと言いたいこともあるのだけど、きっと私が現役時代には、同じコトをOBの方々は感じておられたのだろうし。
 いや、正直いって楽しいステージでしたよ。とくに2年、3年の若手に有望株が多かったのは嬉しい。
 合併を控えて、これから部活も大変だと思うけれど、まずは頑張って欲しいものです。

 本当だったら、そのあとにあった「反省会」にも顔を出したかったんだけど、病み上がりなので失礼させてもらった。
 また体調(それに天候)が良いときにでも寄らせてもらおう。
 
 本当にご苦労さんでした。>航空高専奇術部の皆さん

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東京も雪

 朝、起きてみたら私の住んでいる東京・渋谷区でも雪景色。
 ガーデン・プレイスのタワー棟も雪でかすんで見える。
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 こんな雪で大騒ぎするんじゃない、と、雪国の人には怒られてしまうかもしれないけど、日ごろ雪になれていない東京は、これくらいの積雪でも大騒ぎ。今日はまだ土曜日なので良かった。これが平日だったら交通機関の乱れや交通渋滞でエライことになったところだ。
 とはいえ、今日は大学入試センター試験。受験生の皆さんは、どうぞ足下に気を付けてお出かけ下さい。いままでの勉強の成果が、存分に発揮できますように。

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なんとか回復

 36時間の絶食と安静が奏効して、なんとか普段通り動けるまでには回復した。
 ただ、やはり頭が半分回っていないようで、会社の鍵を忘れて出社する失態。仕方がないので、ほかの社員が出社してくるまで駅前の喫茶店で時間つぶし。

 それでも午前中は、いまひとつ調子が出ない感じだったのだけど、午後になったら完全に復調。我ながら快復力だけはあるな、と感心する。昨日の今頃、ベッドの上で呻っていたとは思えない。
 でも、だからと言って過信は禁物。
 ひとまず、どうしてもやらねばならない仕事だけを済ませて、今日は帰ってきた。
 来週は気合いを入れて働きますので、今日のところはゴメンしてもらおう。

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今日は病欠でした

 昨晩、食べたものが悪かったのか、深夜から早朝にかけて胃がでんぐり返るような状態。一睡も出来ずに朝を迎え、とても出社できる状態ではなかったので、休みをとった。
 2件ほど大事な打ち合わせがあったのだけど、ひとつは社員に代わりに行って貰い、もうひとつは私抜きでやってもらえるよう編集さんにお願いした。

 で、枕元にスポーツドリンクのボトルを置いて、少しずつ水分を摂りながら安静を保っていたところ、なんとか回復。
 明日はいつも通り出社できると思われ。

 最初は、症状から見てノロ・ウィルスによる急性胃腸炎を疑ったのだけど、回復が早かったことを思うと、単なる急性胃炎だったようだ。最近、ちょっとハードだったからなあ。
 なにはともあれ、自分の体調管理の不備で、いろんな方に迷惑を掛けてしまったのは痛恨。
 今後はもっと気を付けねばなあ。

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赤城さん新作!

 昨年の10月に祥伝社で出して頂いた赤城さんの『魔大陸の鷹』。
 おかげさまで、大変によい売れ行きを記録することが出来た。
 このシリーズは、中央公論新社(当時は中央公論社)で発表された、小説家赤城毅のデビュー作。赤城さんにとっても、思い出深い作品だけに現在の読者さんにも喜んでもらえたことは嬉しかったようす。

 これほど大勢の読者の方に喜んでもらえた作品ならば……ということで、祥伝社の敏腕編集者T氏が赤城さんに「続篇、書きません?」と持ちかけたのは、昨年の冬。
 8年前のデビュー作に続篇を書く。考えてみればすごい話だ。

 当時のカンを取り戻しつつの執筆で、最初はやや戸惑った感もあったようだが、波に乗ってくると早い早い(笑)。正直言って、赤城さんのなかでも記録的なスピードで原稿を仕上げてしまった。(いつもこうだといいのにね、などとは言わない)

 そんな感じで昨日の夕方に完成した原稿だったが、プリントアウトを自宅に持ち帰って、私はその晩のうちに読んでしまった。
 いやはや、作家というのは常人とは違う記憶装置を持っているのですね。8年のブランクなど感じさせない、スピード感あふれる話運びになっています。最近の赤城さんの作品は、ややもするとダーク・ヒーローというか、ちょっと陰のあるキャラクターが暗いところで人知れず戦うという感じの話が多かった。もちろん、そういう話もいいのだけど、やっぱりたまにはこういうスカッとする話が読みたいもので。

 えー、ということで『魔大陸の鷹』シリーズ最新刊、『熱沙奇巌城(仮)』、近日中に刊行の予定でございます。どうぞお楽しみに!

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「ふっ、愚民どもめ」って……。

 某所で話題になった話。ここでも聞いてしまおう。

 先日、とある高いビルの窓から下界を見下ろす機会がありました。
 で、そのとき私の口をついて出たセリフが「ふっ、愚民どもめ」(笑)。
 これ、私の知り合い連中は、みんな当たり前のように口にする(って、どんな連中や)のですけど、このセリフの元ネタってのは、いったいどこから来ているのか。ご存じの方、いらっしゃいません?
 なにげなく口にしたんだけど、さて、私はどこでこのセリフを覚えたんでしょうねえ。判らん。

 ちなみに、もうひとつのバージョン、「天空の城ラピュタ」からのセリフ、「ははは、見ろ、人がゴミのようだ」というのも、よく使いますな。うん。

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本日はおやすみ

 昨日、幼稚園の公開日だったということで、アホ息子は振り替え休日。
 こういう日にかぎって女房が某関西方面まで日帰り観劇。
 仕方なく、私が会社を休んでアホ息子に付き合うこととなる。はやくも午前中で疲労困憊(笑)。あらためて言うけど、幼稚園の先生って凄いわ。尊敬しちゃう。

 ということですので、もし、私にお急ぎで連絡を取りたいという方は、携帯まで。
 最近、ここをお読みになっている編集者の方も多いので、いちおう、書いておきます。

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今日は幼稚園の公開日

 今日はアホ息子の通う幼稚園の「園公開日」。
 園公開は毎月15日と決められているので、今月のように15日が休日、祝日に掛かる場合は、日頃、仕事で来ることのできない父兄も交えて、大きな催しとなる。今日は、「12月生まれ、1月生まれの子のお誕生日会」も開かれた。
 うちのアホ息子は、二年保育の初年度、いわゆる年中さんなのだが、4月に入園してから8ヶ月、ずいぶんと成長したように思える。
 さらに言えば、今日、いっしょにお誕生日会に参加していた年長さんを見ると、「ほんとにあと1年でこんなに成長するのかね」という気がしてくる。これは、同じ組のお母さん、お父さんも同じ思いのようで、「あと1年で……」「あと1年で……」というセリフがあちこちで聞こえた気が(笑)。

 これも、すべてアホ息子を含めた子供たちをねばり強く指導してくださっている先生たちのおかげ。
 今後ともよろしく、と深く頭を下げた休日でありました。

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で、納豆。

 芦辺さんは「とても食べられない、食べる気にならない」と言っていた納豆だけど、我が家では朝の定番。
 最近は、納豆の健康効果が喧伝されたこともあり、いままで納豆を食べる習慣がなかった関西地方でも、いろいろなメーカーの納豆が手に入るようになったということだ。これも秘密結社NATTOの活動の成果と思われ、定吉セブンも、さぞや悔しがっていることだろう。

 こうやってポピュラーになると、いろいろとグッズが出てくるのも日本の面白いところ。
 先日、会社の近くのスーパーに出かけたところ、このような物が売られていた。要するに、「納豆がうまくかきまぜられる棒」らしい。
 納豆をかき混ぜる以外に、なんの役にも立たない。
 思わず買ってしまった(笑)。
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 使ってみての感想は「たしかに箸でかき混ぜるよりは早い気がするけど……」という程度。
 毎朝ひとりで10パックの納豆を消費する家では便利なのかも知れないな。(どんな家だ)

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蚊がいたよ

 さきほど、左足に痒みを感じ、見てみたら「蚊に食われたあと」がありました。
 この寒いのに、暖房が発達した都市では蚊(しかも成虫)が活動しているようす。まったくもって油断がなりません。
 このまま温暖化が進んだら、日本でもマラリアが流行る、という話を聞いたことがありますが、ひょっとして、その日はそんなに遠い日ではないのかも知れません。
 うーん。

 皆さんも季節はずれの蚊には、お気を付け下さい。

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食パン1斤、何枚切り?

 昨日、芦辺さんと打ち合わせをしているとき、東京と大阪の食文化の違い、という話になった。
 最初の話題は、よくある話だけど「納豆」について。なんでも、大阪で芦辺さんが見た「納豆に反対するキャンペーン」と銘打ったジョークでは、豆が泣いているイラストの横に「豆だって、納豆になりたくはなかったんだ」とのキャプションが付いていたらしい(笑)。美味しいのにねえ。

 で、東京に住まいを据えた芦辺さんが、パン屋さんで戸惑ったのは「なんで、東京には5枚切りの食パンを売っていないんだ」ということらしい。
 5枚切り?

 東京生まれ、東京育ちの私からすれば、食パンの枚数というのは、1斤を6枚もしくは8枚に切ってあるのがスタンダード。
 芦辺さんによれば、大阪では4枚、5枚、6枚がスタンダードで、なかでもいちばんよく売れているのが5枚切りなんだそうだ。

 うーん、これは知らなかった。まさか、芦辺さんが育った大阪でも一部の地域だけの文化というわけでもないだろう。
 皆さんの家では、食パンは何枚切りのを買ってます?

 芦辺「うちは5枚切りでした」
 安達「うちは6枚切りかなあ」
 松江出身の社員「6枚、5枚、4枚のいずれか、ですねえ」

 うーん。

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なくて七癖、と言うけれど。

 昨日、出勤前にスポーツクラブに寄ってきた。私は仕事が仕事なので運動不足になりがち。週に1回でも身体を動かすことを習慣づけようと思って頑張っている。
 で、鏡の前で運動していたら、インストラクターの人に「安達さんって、右の肩がずいぶん上がってますよね」と指摘された。
 なるほど、確かに右の肩が持ち上がっている。鏡を見ながら、左の肩と水平になるように調節してみたのだけど、自分としては「えっ、こんなに?」と思うくらい右肩を下げる感覚になる。
 いやはや、これでは肩も凝るわけだよねえ。と、そのときは思い、運動を続けた。

 その後、スポーツクラブのカウンターで書類に文字を書いていたら、さきほど肩の持ち上がりを指摘してくれたインストラクターの人が通りかかった。
 「安達さん、なんでそんなに紙を斜めにして書くの?」
 よく言われるのだけど、私は紙に字を書くとき、思い切り紙を斜めにして書く癖がある。角度にすると、60度くらいは紙を傾けている。
 うーん、これが右肩が上がる原因なのかなあ。と言うと、確かにその可能性は否定出来ないということ。とはいえ、いまさら書く癖を直すというのも面倒だしなあ。

 そんなコトを思いつつ出社。
 田中さんに、その話をしてみたら。
 どうやら田中さんも、けっこう紙を斜めにして文字を書く癖があるようす。うん、確かに原稿用紙を斜めにして書いていたのを見た記憶があるぞ。
 で、田中さん。
 「だからね、学生時代に教育実習に行ったんだけど、この癖のせいで苦労したんだよ」と。
 そうですかあ。やっぱり生徒さんに対しては、あまり良い見本ではないですものねえ。
 「いや、そういうことじゃなくて。黒板、あれって斜めにするわけにはいかないじゃない」
 はぁ。確かに(笑)。

 やっぱり、肩凝りを考えると、少し姿勢を考えたほうがいいんだろうなあ。
 でも、このトシまで、こうやって書いていたんだから、いまさら修正するのも難しいんだよね。

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突発的打ち合わせ

 今日、10日は源泉徴収預かり金の納付期限。
 ご存じない方のために説明すると、出版社から作家さんに支払われる印税や原稿料だが、普通は出版社から直接、作家さんに支払われる。ところが、うちの会社に所属している作家さんについては、いちど、うちの会社の口座に振り込まれるのだ。その後、うちの会社から作家さんに支払うことになるのだが、その際、源泉徴収というかたちで、あらかじめ税金を天引きしておくことが義務づけられている。税率は、100万円までは10パーセント。それを超えると、超えた分に関しては20パーセントの税金が掛かる。
 差し引かせてもらった税金は、毎月、月末で締めて、翌月の10日までに銀行などを通じて税務署に納付しなければならないのだ。

 ということで、今朝も駅から会社に行く途中、駅前の銀行で税金を払おう、と思ったのだが。
 駅を出て銀行まで歩いていると、目の前から見慣れた人が歩いてくる。
「田中さん、なにやってるんすか?」

 どうやら、朝ご飯を早く済ませて、ちょっと小腹が空いたので、仕事場に入る前に軽くサンドイッチでもつまもうかと歩いていたところだったらしい。で、突発的に「打ち合わせ」タイムとなった。
 現在、執筆している中国モノの短篇のことや、そのあとに控えている『薬師寺涼子の怪奇事件簿』のこと。三連休のあいだに溜まった相談事を、珈琲を飲みながら処理していった。なかには、けっこう急ぎの案件などもあったりして、けっこう助かった。
 こういうタイミングもあるんだな。

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悲しい出来事……

 我が家の冬の定番メニュー、「きのこ鍋」。
 ダシを張った土鍋に、キノコをたくさん放り込み、鶏肉やうどんをぶち込んで味噌で味付けすれば出来上がり、というお手軽メニュー。
 身体が温まるうえに、カロリーも控えめという優れ物で、体重の増加に悩んでいる私にはありがたいのだ。

 で、今日もキノコ鍋を作るため、カツオ節を削ろうと取り出した瞬間。
 カツオ節が床に落ちて……。
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 ちょっと悲しい状況になってしまった。
 ま、これでも削れるから、問題はないんだけどね。

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避暑、避寒

 先日、あまりの寒さに耐えかねて社員に提案してみた。
「なあ、春になるまで会社閉鎖。社員は各自、自宅作業ってのは、どう思うかね」
 社員の反応は、
「それより、いっそ南国に支社を作るというのはどうでしょう」
 というものだった。
 で、南国って、どの辺?と聞いてみたら、「たとえば、熊本とか」と彼が答えた瞬間……

 その場にいた田中さんが吼えた。
「熊本ってのはね、夏は暑くて、冬は寒いんだよ!」とのこと。
 さらには
「暑い夏と、寒い冬のあいだに、「あまり寒くない」と「あまり暑くない」というのがあるんだ。これが熊本の四季!」
 だそうで。いや、熊本県出身者が言うことですので。熊本在住の方、気を悪くされないように(笑)。

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よい図鑑を探してます

 先日から、本屋さんで図鑑を探している。
 うちの5歳の息子に買い与えるものなのだが、どうもぴったりくるものがない。最近の流行は、写真を多用して実際の姿を見せるものらしい。もちろん、この方向性は間違っていないのだけど、私の好みは写真よりも細密なイラストを使ったもの。
 生き物の細かい部分や、模様などを表現するのには、写真よりも精密に描かれたイラストのほうが向いていると思うから。写真では、どうしても暗く陰になった部分が生じるが、イラストでは、そのようなことはないし。
 写真を多用した図鑑は、生き物に対して、あるていどのイメージが出来てからのほうが良いのでは、と思うのだ。
 
 しかし、そうは言っても「イラストならば何でも良い」わけではない。きちんと資料に基づいた絵が描かれていなければ、イラストを使う利点はなくなってしまう。
 こうして考えると、図鑑ひとつとってみても、なかなか納得できる品物に巡り会うのは難しいものだなあ。
 皆さんのなかで、オススメの図鑑がありましたら、是非教えてくださいな。

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ジジ靴下、導入。

 ここ数日、東京は厳しい冷え込み。
 そんなことをいうと、深刻な豪雪に悩まされている地方の方に、怒られてしまいそうなんだけど、やっぱり寒いモノは寒い。
 寝室にしている部屋は、消防法の関係で雨戸やシャッターを付けることが出来なかった。いちおう、ペアガラスにしてあるのだけど、それでも冷気が伝わってきて、明け方には寒くて目が覚めてしまう。
 会社でも、なかなか部屋がなかなか暖まらない。足下に、小さな電気足温器を置いているのだけど、これも「ないよりマシ」ていどの効果しかない。

 そんななか、今日、出版社での打ち合わせに移動中、良さそうなものを見つけた。
 身体表面から発散される水分を吸収して発熱する繊維を使って作られた、靴下。
 以前、この素材で作られた下着をプレゼントされたことがあるのだが、けっこう温かくて重宝したのだ。
 ちなみに、この下着、我が家での愛称は「ジジシャツ」であった。今度は、ジジ靴下ということになろうか。
 この素材で作られた靴下であれば、少しは寒さがしのげるかと期待しているのだけど、さて、どうなるかな。

 いずれにせよ、この寒さは尋常ではない気がする。どうぞ皆様も、体調を崩さないようにお気を付け下さい。

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紅茶屋さんの福袋

 うちの会社も今日から仕事始め。いよいよ2006年が本格的に動き始めました。
 会社にもたくさんの年賀状が届いておりました。なかには、このブログをごらんになっている方からのモノも。この場を借りて御礼申し上げます。

 とはいえ、もうしばらく正月気分にお付き合いください。
 正月の楽しみの一つが、いろんなお店で出す「福袋」。たいていの場合、開けてみて苦笑い、という結果に終わるので、ここのところ買うのを控えていたのですが、今年は自宅近くのデパートに入っている紅茶ショップのものを買ってみました。
 実は、ここの福袋。10年近く前にも買ったことがあります。当時は吉祥寺に住んでおり、そこのデパートにテナントとして入っていた店舗で買ったのを覚えています。で、結果は惨敗(笑)。そもそも紅茶、とくにフレーバー・ティーは好みが別れますから、なかなか難しいのは承知していたのですが、それにしても、ちょっと好みと違いすぎました。しかも、それが大量(笑)。
 好みに合わない紅茶を毎日のように飲んでいた日々は、夫婦のあいだで「触れたくない記憶」になっております。

 それゆえ、いまの家に越してきてから、正月のたびに、その店の福袋を目にするのですが、決して手を出さないでいたのです。
 ところが、今年は福袋に「スタンダード」「フレーバー」の種類があるというではないですか。やっぱり、同じような経験をして、購入をためらっていたお客さんが他にもいらっしゃったのでしょう。
 とりあえず、運試しで一つ買ってみました。
 これが大正解。我が家でいつも飲んでいる紅茶ばかりが入っていました。うーん、これは当たりですね。
 来年も買うぞ、と心に決めて、忘れないようにブログに書いておくことにしました(笑)。

 こういうのをデジタル資源の無駄遣いっていうんでしょうかねぇ(笑)。

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羽田空港に行ってきた

 羽田空港に行ってきた。
 別に、何処かに出かけたわけではない。友人を見送りに行ってきたのだ。
 彼は、もともと横浜在住で、学生時代には私の会社にアルバイトに来ていた。卒業後、コンピュータ関連会社に就職し、つい昨年、思い立って親元を離れ、九州は福岡に転職、転居をした。
 この年末年始に帰省をしていたのは知っていたのだけど、なかなか会う機会がなく、結局、最終日に見送りがてら羽田空港で食事をする、ということになった。

 久しぶりに羽田空港に行ってみたのだけど、いやはや、これはもう一つの街ですな。
 食事から買い物、本屋、ホテルまで、充分にこの界隈で間に合うようになっている。もう、ずいぶん前の話になってしまうけど、沖合移転前の羽田空港を知っている身からしてみれば、まさに隔世の感がある。

 食事にしたって、和食、洋食、中華と、けっこう有名どころが店を出していたりするし。
 今回は和食にしてみた。本店には及ばない部分も確かにあったけど、空港にある食堂の、本来の目的である「フライト前にちょっと腹ごしらえ」という面では、及第点だったと思う。
 空港のガイドなどを見ていると、「飛行機に乗るときだけじゃなく、いつも遊びに来て下さいよ」というメッセージが受け取れる。
 ま、リピーターがいるかはともかく、一度は遊びに行ってみてもいいかな、という感じかな。

 あ、第一ターミナルにある「羽田航空神社」に初詣をするつもりだったのに、忘れちゃったな。
 ……また行くか。

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「どうぶつの森」にハマりました。

 ふだん、コンピュータゲームには無縁の私。
 もともと肩こりがひどい体質なので、画面を見続けるようなコンピュータゲームはツライのですよ。テーブル・トーク・ロール・プレイング・ゲームや、ボード・シミュレーション・ゲームなどのアナログ系ゲームは、ずいぶんとやったんですけどね。

 ただ、先日の台湾取材旅行のとき、行き帰りの飛行機での時間つぶしに、任天堂DSと「どうぶつの森」を買ってしまって。
 ……以来、ずっとハマってます(笑)。
 このソフトには、「すれちがい通信」という機能が付いていて、同じソフトを起動させて携帯している人とすれ違うと、互いにメッセージをやりとりするんです。最近は通勤のとき、ずっと「すれちがい通信」状態にしているのですけど、たいていは空振り。
 ただ、先日のコミケ会場では、早いときには、5分くらいでメッセージが届きました。やはり人口密度が高いですなあ。

 シューティング・ゲームや、シミュレーション・ゲームも楽しそうですけど、私にはこういうのんびりしたゲームが向いているようです。

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今年の企画(その1)

 新年を言祝ぐメールを何人かの方から頂戴した。
 このようなブログでも、定期的にお読み頂いているというのは、本当にありがたいこと。今年も、皆さんに楽しんで頂ける記事をたくさん掲載したいと思っているゆえ、どうぞよろしく。

 今年の目玉企画としては、造型工房アルバクリエイツさんとの共同企画「銀河英雄伝説メカニックファイル」がある。これは、一昨年、模型メーカーのイエローサブマリンさんで出された「銀河英雄伝説バトルシップ・コレクション」で網羅しきれなかった艦船などを、同じ縮尺の模型で販売するというモノ。まずは、イエローサブマリンさんのコレクションに入っていなかった艦船を出すことになるが、第二弾、第三弾と続けることで、最終的には「すべての」艦船を同一縮尺でリリースしたいと考えている。
 イエローサブマリンさんの「銀河英雄伝説バトルシップ・コレクション」も、アルバクリエイツの大塚代表が製作した原型を使っているのだが、おもに素材の問題で、ややもすると艦船のフォルムにシャープさが欠けるきらいがあった。
 いや、あの値段であそこまでやった企業努力には頭が下がるのだけど、「やっぱりブリュンヒルトはピンとしてて欲しいよね」という意見もあるわけで。
 大塚代表と、そんな話をしているうちに「じゃあ、新しく金型を起こして、素材も変えてやってみましょうか」ということになった。
 私自身、この手の模型は大好きなだけに、一気に話は盛り上がったのだ。

 実際に製作に乗り出してからは、実作業を担当する中国の会社がトンでもない会社で、結局一年ちかく無駄になったりしたのだけど、いよいよ今年の春から初夏にかけて、第一弾の製品をリリースすることが出来そうだ。
 まだまだ値段も未定なので、詳しいアナウンスは出来ないのだけど、製品じたいは「これぞ決定版」という仕上がりになることは間違いない。
 ちなみに、『銀河英雄伝説メカニックファイル』というパンフレットが同梱される予定。これは、『銀河英雄伝説OVA』のプロデューサー氏が語った裏話や、各艦船の詳細スペック、艦船の発達史なども網羅された読み応えのあるものになる。『銀河英雄伝説』のメカニックが好きな人なら、このパンフレットを読むだけでも充分に楽しめると思う。
 このパンフレットの編集を担当しているのが私。
 ちょっと作業が遅れてはいるのだけど、なんとか良いものを作るために頑張ってます。
 どうぞお楽しみに。

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新年のご挨拶

 新年、あけましておめでとうございます。皆さんは、どのようなお正月を迎えられたでしょうか。
 昨年は、私にとって大きな転機の年となりました。いちばん大きかったのは、社員をひとり増やしたことでした。私を入れて3人でやってきた会社ですから、たった1人の入社でも私にとっては大きな決断となりました。
 幸いにして、この決断は吉と出たようです。入社後すぐに、彼は私の右手と頼もしく感じられるほど成長してくれました。もちろん、まだまだ伸びしろのある人材だと思いますので、今後はますます期待がもてます。

 一方、クライアントに関しても大きな出会いがありました。本格ミステリを中心に、さまざまなジャンルで活躍している作家、芦辺拓さんが仲間に加わって下さったのです。芦辺さんの加入を大喜びしたのは、実は田中さんだったりします。芦辺さんの書く、ミステリの枠には収まりきれないような作品を、以前から愛読していた田中さんにしてみれば、物語の組み立てなどについて作家の立場で意見が交換できる人が加わったのは、非常に大きな喜びだったようです。
 また、田中さんのところで小説修行を積んでいた社員、小前亮くんが中国時代物でデビューを飾ったほか、小前くんが指導する小説塾の塾生から、天野頌子さん、澤見彰さんの二人がデビューしたのも嬉しかったですね。この三人は、すでに二作目、三作目の執筆に掛かっています。どうぞご期待ください。

 赤城さんは、ながらく絶版となっていた「幻のデビュー作」、『魔大陸の鷹』シリーズが祥伝社さんで復刊されました。これが思った以上に好評を博しまして、すでに三刷を数えています。実は現在、赤城さんは『魔大陸の鷹』の新作を執筆しています。これまで応援して頂いたたくさんの皆さんに、満足していただける作品に仕上がると思います。
 横山さんは、「米軍による柱島奇襲攻撃で太平洋戦争が始まった世界」を舞台にした架空戦記『遠き曙光』シリーズが完結しました。その後、同じ世界を扱った続編『海の牙城』シリーズが始まりました。もうすぐ第二巻が刊行される予定です。
 三木原さんは、ご自身の体調などの問題もあり、はからずも昨年は充電期間となってしまいましたが、今年は完全復活。ながらくお待たせしてしまった『クリムゾン・バーニング』が、クライマックスにむけて大きく動き出します。その後は、架空戦記から少し離れた、ポリティカル・フィクションの流れをくむ作品を執筆する準備が進んでいます。こちらも期待していただけると思います。

 昨年、長篇4冊、短篇1本という「けっこうな仕事量」をこなした田中さんですが、今年は『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『アルスラーン戦記』『創竜伝』の順番で執筆する予定になっています。どれも人気シリーズなのですが、とくに『アルスラーン戦記』の続巻が、一年経たずに執筆されるというのは、けっこうな驚きだったようです。コミケで私が販売した『とある作家秘書の日常・2005冬』にも、この予定を書いたのですが、お読みになった方から、すぐにメールをいただきました。待っていてくださる読者がいるというのは、本当にありがたいことです。でも、その厚意に甘えることなく、きちんきちんと続巻を出していくというのが重要なのです。
 実際に執筆をするのは田中さんなのですが、その仕事環境を整えることで、少しでも執筆がスムースに進むよう、努力したいと思います。

 今年も、作家秘書として生の情報を皆さんにお伝えしていくつもりです。目標は毎日更新ですね(笑)。
 どうぞ応援のほど、よろしくお願い致します。

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