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ワールド・ベースボール・クラシック

 意外に思われるムキも多いのだけど、田中さんは意外と野球通。子どもの頃に、当時の「阪急ブレーブス」に惚れ込んで以来、ずっと野球を追いかけていた。出身地の熊本は、「ほぼ8割が巨人ファン」(田中さん談)というお国柄らしいのだけど、そのなかで「阪急ブレーブス」のファンになったというのが、いかにも偏屈……もとい、ユニークな田中さんらしくて面白い。
 とはいえ、時代は移り変わるもので、阪急ブレーブスはオリックス・ブルーウェーブとなってしまった。イチロー選手が米国に渡ったときに、田中さんは「もうブレーブスじゃないし、ファンはやめたよ」と言い、仰木氏が亡くなられたときには「もう野球ファンをやめた」と言っていた。ま、そうは言っても、替わりに興味のあるスポーツが出来たわけではなし、当分は野球の話題で盛り上がることなんだろうけど。

 で、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)だ。
 アメリカの国威発揚に諸外国の力も借りよう、と考えたのか、ルールや審判の選定も含め、えらくアメリカ有利な運営がされていたように思えるのだけど、結局のところ、二次リーグで敗退することとなった。
 日本はと言えば、「三度目の正直」で韓国に大勝し、決勝戦に駒を進めたわけだ。
 よく、代理戦争になるスポーツ、ならないスポーツという言い方をするけど、日本や韓国においては、野球も代理戦争のスポーツになりうるのだなあ。もっとも、日韓だとサッカーだろうが、野球だろうが、柔道だろうが、スポーツなら何でも代理戦争の様相を呈する気もするが(笑)。

 口汚く罵りあったり、国旗に火を放って気勢を上げたり、大使館に投石をしたりするよりは、スポーツの世界でルールにのっとって「戦い」を繰り広げるほうが、よほど紳士的だと思う。
 いろいろと問題が露呈して、アメリカ国内でも今後の開催に疑問視するムキが出ているようだけど、アジアの平和のために頑張って続けて欲しいもんだと思うよ。あの審判だけは願い下げだけどね。
 

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