大失敗の日
今日は大失敗をしてしまった。
昼過ぎ、S社の編集さんから「今日、田中さんとお会いする約束をしていて、いま軽井沢の駅にいるんですけど、山荘に電話を掛けても誰も出ないんですが」と電話があった。
しまった!
前日、田中さんの山荘から出るとき、「明日はS社の編集さんがいらっしゃいますので」と念押しをするのを忘れてた。
田中さんのことだ、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』新作の著者校正作業が終わったのを良いことに、何処かに出かけちゃったんだ。
待ちぼうけを食っている編集さんに軽井沢の天気を聞いたら、「うーん、けっこういい天気ですねえ」ということだし。うーん。
田中さんは、世界史、地理はもちろん、文化的なことなら何でも知っているし、記憶力もすごい人なんだけど、なんというか、「3キロ先まで見通しておいて、目の前の穴に落ちる」タイプなんだよな。こういうコトをフォローするために、私がいるハズなんだけどさ~。
田中さんは携帯電話も持っていないんで、急な連絡が付かないんだよなあ。
社員が立ち回り先として予想される喫茶店に「こういう風体の男性がいないか」と電話を掛けたり、軽井沢の盟友ともいうべき、赤城さんのところに電話をしたりしたのだけど、どこも空振り。こうなってくると、持病の胃炎がキリキリと痛み出す。
いよいよもって進退窮まったあたりで、ようやく田中さんと連絡がついた。なんでも、すっかり面会の予定を忘れて、長野の本屋まで買い出しに出かけていたとのこと。うーん、そんなことだろうとは思っていたが。
とにもかくにも、編集さんには大変な迷惑を掛けてしまった。深く反省すると同時に、再発を防止するためにはどうしたら良いか、もういちど考えなければならん。
さしあたっては、携帯電話を持たせないといけない。GPS機能付きの携帯にして、居場所を把握できるようにしてみようか。でも、携帯を持っていくのを忘れた!とか、ありそうな話だよなあ(泣)。
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