オーボエを聴いてきました。
軽井沢の北口。
プリンスのアウトレット・モールを訪れる人で賑わう南口とは対照的に、落ち着いた雰囲気の街が広がっています。そんな北口の矢ヶ崎公園の池のほとりに出来た「大賀ホール」は、ソニーの名誉会長、大賀氏が私財を投じて建設し、軽井沢町に寄贈した音楽ホール。
五角形の特徴ある外見と素晴らしい音響で、地元の人のみならず、海外も含めた多くの音楽家の活躍の場となっています。
その大賀ホールを使って開かれたのが、第8回国際オーボエコンクール。
これは、1985年から3年ごとに開かれるオーボエ奏者によるコンクールで、今年から会場を大賀ホールに移しての開催となりました。連日、世界中から集まったオーボエ奏者の競技演奏が行われていたのですが、そのグランプリ発表を翌日に控えた21日夕、審査員によるコンサートが開かれたのです。
軽井沢にいた赤城さんが、チケットを用意してくださったので、軽井沢まで足を延ばしました。
いやはや、まさに至福の二時間でありました。オーボエ、イングリッシュ・ホルンの音色には、心を暖かくする何かがあると思います。
ことに、トリを飾ったゼレンカのトリオ・ソナタは、まさに室内楽の素晴らしさがぎゅっと凝縮された印象がありました。
本当に、軽井沢まで行った甲斐がありましたよ。
次回は、また3年後ということですが、忘れないようにしなければなりません。
あー、本当に幸せな夕べでありました。
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