横山さんと打ち合わせ
昨日(9日)は、中央公論新社で横山さんと年明け最初の打ち合わせがありました。
今回は、「巡洋戦艦浅間」シリーズの新作『激浪の太平洋』第二巻について、原稿を前にしてのチェック作業でした。
横山さんが書かれた第一稿を前に、編集さんと私たちで「ここはもう少し盛り上げて欲しい」「この部分の描写は……」「この場面は名場面なので、もう少し書き込んで」など、より良い作品にするためのブラッシュ・アップを行うのです。
考えてみれば、プロの作家の方が書かれた原稿に、「あーでもない」「こーでもない」と口を差し挟むのですから、横山さんに「うるさい」と怒られても仕方がないところなのですが、横山さんは「最初の読者の意見は貴重だ」と、つねに真摯に向き合ってくださいます。
こういう横山さんの執筆姿勢を見ると、やはり架空戦記ジャンルで第一人者の地位を保ち続けていられるのには、それなりの理由があるのだなあ。と思います。
そんなとき、私も「これからも横山さんの執筆を支えるブレーンの一人として認められるように、ますます勉強せねばならないなあ」と思うのであります。
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