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『銀河英雄伝説』OVAへの偽情報(笑)

 ここしばらく更新が滞っておりました。
 「『銀河英雄伝説』フリート・ファイル・コレクション」Vol.2の製作が大詰めになっておりまして、連日(連夜)、胃が痛むような状況でありました。ひとまず、私の担当箇所はクリアできた……いや、クリアしつつあるので、今日は夕方から出社で済みます。はい。
 肝心の「『銀河英雄伝説』フリート・ファイル・コレクション」の内容につきましては、明日以降、ここで告知させていただきます。

 さて。
 今日は、さきほど届いたメールについて、お話しします。
 いや、ちゃんとメールにはメールでお返事を返したのですが、もし、このような説がファンの皆さんのあいだで「常識」となっていると困るので、ここにも書かせて貰います。
 ちなみに、メールをお送りいただいた方には、このような事情を説明したうえで、私のWebでも返事を書かせてもらいたいとお願いし、了解を頂いております。

 その内容というのは、「『銀河英雄伝説』のOVAを製作する際、田中芳樹氏が制作サイドに、「原作の台詞を一言一句も損なってはならない」という条件を付けたというのは本当ですか。そのせいで、「銀河英雄伝説」OVAは大長編のアニメになったと聞いたのですが」とのこと。
 え~っと。
 結論から言いまして、デマです。
 田中さんが、アニメ化の際にお願いした条件はひとつだけ。
 「登場人物の名前を変えないでください」ということ。
 要するに、「ジョージとトムの銀河英雄伝説」にはして欲しくなかったということなんですね。

 OVA版の「銀河英雄伝説」が本編110話という、歴史に残る超長編アニメ・シリーズになったのは、原作に可能なかぎり忠実に、かつ、アニメで出来る表現はしっかりと、という当時のプロデューサー、田原氏、菊川氏のこだわりによるものです。
 この、お二人の姿勢には、田中さんはもちろん、我々事務所スタッフの大変に感謝しております。
 今なお、「銀河英雄伝説」OVAが新たなファンを獲得している、という事実は、やはりお二方をはじめとします、アニメ制作スタッフのおかげです。

 今回、寄せられた質問のような話が、まことしやかな話として伝わっているというのは、ちょっと寂しくもありますね。
 私どもが作っている「『銀河英雄伝説』フリート・ファイル・コレクション」に添付するリーフレットにも、田原プロデューサーにお聞きした裏話などを載せましたが、いちど、「今だから話せる」ような内容をまとめてみるのも面白いのかな、と思いました。
 

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