太田忠司さんとの対談
先日、東京@丸ビルで太田忠司さんと田中さんの対談が行われました。
この対談、講談社文庫版『創竜伝』第13巻の巻末に掲載されるものなのですが、話題は「創竜伝」よりも、講談社ミステリーランドの話がメインになってしまいました。太田さんは『黄金蝶ひとり』、田中さんは『ラインの虜囚』で、それぞれ「うつのみや子ども賞」を受賞した、思い出深いシリーズです。
この受賞をきっかけとして、田中さんは若い層を読者対象としたジュブナイルへの志向が高まった気がします。若い層に読書という楽しみを知って貰える喜びというのは、とても大きなものだったようです。
実は、太田さんと田中さんは『創竜伝』第6巻でも対談を行っています。それから12年が過ぎているわけで、対談の内容もずいぶんと落ち着いたものになりました。私も横で聞かせていただいたのですが、本当に楽しく、かつ、勉強になったひとときでした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント