軽井沢にある要塞のような別荘
いま話題の「防大を出たのに任官を拒否してみたり、派手なディスコを作ってみたり、人材派遣会社を作ってみたり、介護ビジネスに商売を持ち込んで問題を起こしたり」している人。
この人の別荘(のひとつ)が、軽井沢にあります。
駅から徒歩圏内であるにも関わらず、軽井沢の別荘地らしい閑静な林に囲まれるという、それはそれは恵まれた場所にあるのですが、実際に見てみると唖然とします。
先端を尖らせた丸太をずらりと並べ、高さ3メートル近い壁を作り、それで敷地をぐるりと取り囲んでいるのです。まあ、自分の敷地にどんな塀を巡らせようが、その人の勝手だという考え方もありましょうが、軽井沢の別荘地は住民同士の取り決めで、塀を作るのならば「腰高の生け垣で」となっていると聞きます。
そんななか、数年前に突如として出現した「砦」のような別荘。
暇だったときに周囲を歩いてみましたら、少なくとも6台の監視カメラが取り付けられているのが見えました。
一緒に歩いた田中さんは、「この人は、なにをそんなに怖がっているのだろうねえ」と不思議がっていたのですが、いろいろと「敵」が多いのも事実なんでしょうね。
別荘地まで来て、そんな塀の中に居ても面白くないだろう、と思うのですが。
軽井沢に滞在中の赤城さんの報告によれば、この「砦」にも、連日マスコミの人たちが押し寄せているようす。まさか、この日があることを予見して、高い塀を築いたのではないでしょうねえ。
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コメント
え~っと、何かどこかで聞いたような別荘・・・
と記憶を辿ると「霧の訪問者」が怪しいので、ぱらぱらと数ページめくってみたら・・・貧乏!
ではなくて、ビンゴ!
123~124ページの描写がまさにこのとおりでした。
う~~ん、英語は覚えなくても、こういうことはワザワザ記憶領域を設けて保存してあるんです、私のドタマは(溜息)
投稿: KOEI | 2007年6月20日 00時14分
KOEIさま
コメントをありがとうございます。
そうそう、そのモデルになった別荘です。
『霧の訪問者』を書いたときには、こんなコトになるとは思わなかったらしいんですけどねえ(笑)。
ちなみに、私も「どーでもいいこと」しか記憶できない体質です。ふぅ。
投稿: 安達裕章 | 2007年6月20日 06時11分