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天野頌子さん、新刊!

Amano

 赤城さんの『有翼騎士団』と同時発売の1冊。
 天野頌子さんの「警視庁幽霊係」の新作、『少女漫画家が猫を飼う理由(わけ)』です。
 警視庁「特殊捜査室」に所属する柏木くんが、またしても奇っ怪な事件に遭遇します。刺殺体で発見されたのは、今をときめく人気少女漫画家、悠城エリカ。幽霊と話せる特技をもつ柏木くんは、彼女に事情聴取をするのですが……。

 軽妙な文体で多くの読者を獲得している天野さんの自信作、ぜひお読みください。

【書 名】警視庁幽霊係 少女漫画家が猫を飼う理由(わけ)
【著 者】天野頌子
【出版社】祥伝社 ノン・ノベル
【発行日】2007年9月1日
【定 価】819円+税
【コード】ISBN978-4-396-20834-9

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『有翼騎士団』完全版!

Yuyoku

 ついに出ます。9月1日発売です。
 某T中ヨシキ氏より、「赤城作品のなかで、30本の指に入る大傑作」と激賞されつつも、長らく入手不可能。古本屋サイトであまりの高値が付いたゆえ、作者みずからが手持ちの本を売っぱらっちまおうか、と迷ったほどとも伝え聞く『有翼騎士団』が、ついに祥伝社ノン・ノベルで再刊されました。
 しかも、C☆NOVELS版では3冊だったものを、1冊にまとめての大盤振る舞い。

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 厚さ38ミリ、質量530グラム。まさに「鈍器の風格」をもつ堂々たる姿。

 作者のたっての希望で、やまむらはじめ氏にカバー&本文イラストを描いていただきました。これで赤城氏も思い残すことはないでしょう!

 8年前の原稿ということで、作者も顔面を赤くしたり青くしたりしながら、加筆訂正を行ったようです。
 まだ読んだことがない、という方はもちろん、以前に読んだことがある、という方も、ぜひもういちどお読みになってくださいませ。

【書 名】有翼騎士団 完全版
【著 者】赤城毅
【出版社】祥伝社 ノン・ノベル
【発行日】2007年9月1日
【定 価】1600円+税
【コード】ISBN978-4-396-20835-6

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小説塾のスクーリングがありました。

 私の会社で主宰している、「らいとすたっふ小説塾」のスクーリングがありました。
 今回も、現役編集者さんに講師をお願いして、出版業界が求める作家像を中心にお話をしていただきました。現役編集者さんだけあって、新人賞を狙っている人には聞き逃せない有益、かつ、具体的な情報をたくさん聞くことが出来、私たちも勉強になりました。

 小説を書きたいと思っている人は意外なほど多いようなのですが、実際に書きあげた人は少ないようです。田中さんも、「小説家志望の人が100人いても、実際に書き始める人は10人。書き上げる人は1人」と言ってました。
 とにかく、書かなければ話にならない世界です。
 今期の塾生さんにも、ぜひ頑張って欲しいと思います。

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岡崎&田中対談。

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 中国武侠小説の翻訳家でもあり研究者でもある岡崎由美先生と、田中さんの対談が行われました。
 武侠小説の大家、金庸の著作は徳間書店がおもに翻訳出版しています。その翻訳を手がけられた岡崎先生と、金庸作品の大ファンである田中さんの対談ということで、横で聞いているだけでもとても楽しい対談でした。

 この対談は、徳間書店のPR誌「本とも」10月号に掲載される予定です。
 どうぞお楽しみに。

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『巡洋戦艦 浅間』の最新刊発売が1ヶ月遅れます。

 今月、中央公論新社より発売された、横山信義氏の『巡洋戦艦 浅間 北米決戦1』ですが、さきほど中央公論新社のC☆NOVELS編集部より緊急連絡が入り、「乱丁が見つかったので、直ちに書店・取次から回収する」とのことでした。
 正しく製本されたモノは、来月配本となります。

 楽しみにしておられた読者の皆様には、深くお詫びします。
 今後とも『巡洋戦艦 浅間』シリーズならびに横山信義作品を、よろしくお願いいたします。

 なお、この件につきましての詳しい情報は、中央公論新社C☆NOVELSのwebサイトをご覧ください。

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本日より夏休みをいただきます。

 ワンフェス、コミケ、と夏のイベントがあらかた終わったところで、私は本日より22日まで夏休みをいただきます。
 一応、今日の夕方は顔を出す予定ですが。
 会社のほうは、ふつうに営業していますので、なにかございましたら社のほうに伝言をお願いします。
 もちろん、携帯電話に掛けていただいても構いません。

 どうぞよろしくお願いします。

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コミケ、終了しました。

 本日のコミケで『とある作家秘書の日常・2007夏』を販売しました。
 例によって100部、用意していったのですが、午後2時過ぎには完売となりました。
 その後、おいで頂いた方には失礼をいたしました。

 今回で5回目の参加ということもあり、来てくださる皆さんのお顔を少しずつですが覚えてきた感じです。
 お釣りのないように200円ちょうどを用意して来てくださったお客様が多かったのも、常連さんが増えてきたということなんでしょう。
 逆に、今日、はじめて手にされてお買い求めいただいたお客様もたくさんいらっしゃいました。
 こういう場で直接、読者の皆さんのお顔を拝見できたのは、私にとって大きな収穫でした。

 この冬も、申し込むつもりです。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。

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厳しい残暑が続いています。

 日本全国で猛暑の日が続いておりますが、皆様、体調を崩されたりはしていませんか。

 軽井沢に滞在している田中さん、赤城さんに聞いても「今日はこっちでも暑いよ」と言われるほど。熊谷や多治見でいままでの最高気温を更新したようですし。
 こういうときは、水分と塩分をきちんととって、冷房の掛かった室内で大人しくしているのがよさそうですね。
 ふぅ。

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コミケに参加します。

 先日、ワンダーフェスティバルが終わったと思ったら、もうコミケなんですね。
 今回も、3日目に「安達屋」としてサークル参加します。
 売り物は、例によって「とある作家秘書の日常 2007・夏」です。
 限定100部、頒布価格は200円です。

 スペースの場所は、日曜日(19日)西地区 あ-56aです。
 どうぞよろしくお願いします。

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ワンダーフェスティバル、無事に終了。

 8月12日に行われた「ワンダーフェスティバル 2007・夏」
 私たちも、「銀河英雄伝説フリート・ファイル・コレクション」の販売ブースを出しました。

 当日は、からりと晴れた晴天に恵まれましたが、いささか恵まれすぎという感じでした。おかげで会場のなかも冷房の効きが悪く、訪れたお客さんも汗を拭いながら、興味のあるブースを目指していました。
 そんななか、私たちのブースにもたくさんの方が遊びに来てくださいました。

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 いままでに出した「銀河英雄伝説フリート・ファイル・コレクション」を、Vol.1から並べてみると、こんな感じ。
 次回の出展の際は、さらに隻数が増えていることは確実で、さて、どうやって展示しようかと、いまから頭を悩ませています。

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 今回、一般販売に先がけての特別先行販売となったのが、このVol.3セット。
 ヤン艦隊の旗艦「ヒューベリオン」、ミュラー艦隊の旗艦「パーツィバル」、それに帝国軍の標準型戦艦が3隻、同盟軍の旧式戦艦が2隻というセット内容です。

 いま公式webショップでは、予約受付の真っ最中。
 今週中に予約していただければ、8月25日の発売予定日よりも、一足早くお手元に届けることが出来ます。
 どうぞよろしく。

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20周年記念ボックスだそうです。

 徳間書店さんの「銀河英雄伝説」公式サイトに載っていたニュース。

 今年でアニメ製作20周年を迎える「銀河英雄伝説」。
 なんか、徳間さんがすごいDVDボックスを企画しました。以前から話は聞いていましたが、ごめんなさい。まさか実現するとは思いませんでした。

銀河英雄伝説 LEGEND BOX

 残念なのは、いわゆる次世代DVDではなくて、ふつうのDVD規格だということ。
 以前の日記にも書きましたが、はやく次世代DVDの規格統一をしてくれていればなあ。と思います。
 そろそろ「銀河英雄伝説」のDVDを買おうかな、と思っていた人には朗報……なのでしょうか。

 まだ高専に通う学生だった頃、ウィークリービデオを友人の家で見せて貰っていた私には、もう20年経っちゃったのかあ、と、ちょっと複雑な気持ちになったニュースでした。

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軽井沢に行ってきました。

 9日、10日と、軽井沢に行ってきました。
 いままで何度か書きましたが、軽井沢って意外に暑いんです。現に9日の日中は30℃を上回りましたし。
 ただ、夕方になって日が落ちると、すーっと気温が下がるんです。
 いつも寝苦しい熱帯夜に苦しめられている私にしてみれば、ほんの一晩ではありましたが、とてもぐっすりと眠ることが出来ました。
 ただ、窓を開け放して寝たもので、翌朝は4時過ぎに、鳥の声がうるさくて目が覚めてしまいましたけど(笑)。

 軽井沢に滞在している田中さん、赤城さんには、この恵まれた環境を存分に生かして、どんどん執筆に励んでもらいたいと思いました。

 それにしても、東京に帰ってきたとたんにこの暑さ。さすがにメゲそうになりますね。

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「陳舜臣の世界展」がはじまりました

 先日、お伝えいたしました、『「陳舜臣の世界」展 ~21世紀のメッセージ~』がはじまりました。

 私も、軽井沢から下りてきた田中さんと一緒に、オープニングセレモニーに出席させていただきました。
 会場には、陳先生の中学時代からの同級生という方も駆けつけられ、なんとも和やかな雰囲気。陳先生の年譜から、いままで発表された作品の生原稿、過去に授賞された数々の文学賞の紹介、すべての著作の展示など、陳舜臣ファンであれば見逃せない資料がいっぱい。


 そんななか、田中さんが小前くんを「中国モノの若手作家です」と紹介していました。
 これからも陳先生に評価していただけるような作品をどしどし書いて欲しいですね。

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おすすめ本です。

 面白い本を読みましたので、ちょっと紹介。
Kaneko

知られざる日本の恐竜文化

 著者の金子隆一氏は、以前、一緒にアメリカまで飛行機を見に行ったこともある友人……というのも失礼、師匠の一人なのですが、彼が書いた「恐竜ビジネス」に関する本です。
 毎年のように行われる「恐竜博覧会」などのイベント。会場は子ども連れで満員御礼、恐竜グッズも飛ぶように売れる……となると、さぞや「恐竜」関係は美味しいビジネスになるかと思いきや、世の中はそう甘いものではないようでして。

 前段を読んでいると、さぞや金子氏は「恐竜」ビジネスが儲かると勘違いしたヤカラに悩まされているんだろうなあ。と思ってしまいます(笑)。
 そういう人たちに「まず、この本を読んでから具体的な話を考えてみてはどうでしょう」と言うための本でもありますね。

 ただ、一冊を通じて書かれているのは、金子氏が日ごろから感じているであろう、日本における「恐竜」ブームが、いかにマスメディアによる「作られたブーム」であり、きわめて表層的なものに留まっているか、ということです。もちろん、金子氏も「山が高くなるためには、裾野が広くなければならない」ことは承知しているはず。
 そのためには、マスメディアを通した「ブーム」も必要だということなのでしょうけど、問題は、そこから先の「登山口」が用意されていないことなんでしょう。
 さらにいえば、残念ながら現在の日本では、誤った「登山口」「登山道」が多いのも問題です。これはマスメディアというよりは、古生物学界の問題かも知れません。

 どちらにせよ、子どもの頃に「恐竜」が好きだった人、また、過去に子どもを連れて「恐竜展」に行ったことのある人には、大変おもしろく読める本だと思います。

 さらに言うと、この本で書かれた「恐竜ビジネス」を取り巻く環境についての記述を読んで思うのは、おそらく、ほかの趣味的分野でも同様のことは珍しくないんだろうな、ということ。
 先日も、クラシック音楽を長く愛好している人と話をする機会があったのですが、昨今のクラシック・ブームに乗って、さまざまな業者さんが参入して、裾野が広がったのは良いことなのだけど、なかには不勉強きわまりない業者もいて……ということでした。ブームというものは、本質的に軽佻浮薄な側面を持つものなのですが、ある限られた人たちだけで楽しんでいた趣味的分野を大きく広める過程では、有用なことも事実です。逆に、いかにそのブームを「うまく利用するか」ということが大事なのでしょう。
 そういう側面からも、非常に興味深く読むことができた一冊でした。

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懐かしい…

 軽井沢の仕事場で『薬師寺涼子…』の新作を執筆中の田中さん。
 私たちは、東京の仕事場が留守のうちに、いろいろと大掃除をしております。

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 その途中で出てきたビデオテープ。田中さんに確認したところ、「捨てといて〜」と言われたので、燃えないゴミの日に捨てるべく、ひとまずは事務所に持ち帰りました。
 よく見ると、なんとも懐かしいベータのテープじゃないですか。
 私もベータ派だったのですが、結局はVHSになっちゃいましたねえ。

 いま、次世代DVDの規格をめぐって、ブルーレイ陣営とHD-DVD陣営が戦いを繰り広げているようですが、これってどうにかならないもんなのでしょうか。
 私には、またしてもユーザー不在のまま、メーカー同士が意地の張り合いをしているようにしか思えないのですけど。

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『鋼鉄のメロス』文庫版が出ました!

Meros

 横山さんの代表作である『八八艦隊物語』には、いくつかの外伝があります。
 そのうちのひとつ、『八八艦隊物語外伝 鋼鉄のメロス』が、学研M文庫に収められることになりました。
 徳間ノベルスでの刊行が1997年ですから、実に10年ぶりのお目見えとなります。
 『八八艦隊物語』正伝(全5巻)は、現在も中央公論新社の電子書籍で読むことが出来ますので、未読の方はこちらもあわせてお読みになると、よりお楽しみいただけると思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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「陳舜臣の世界」展

 8月8日(水)から13日(月)まで、松坂屋 銀座店7階催事場にて、「「陳舜臣の世界」展 ~21世紀のメッセージ~」というイベントが行われます。
 田中さんも、軽井沢から駆けつけるとのこと。
 中国歴史小説に興味のある方は、ぜひお出かけ下さいませ。

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ロケットを作っていました。

 決算を無事に終えた昨日は、少しだけですがのんびり気分で仕事をしておりました。
 仕事の合間の休憩時間を使って、こんなモノを組み立てているくらい。

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 これ、モデルロケットと言いまして、小型の固形ロケットエンジンを使用して遊ぶモノです。これくらいの大きさのロケットでも、条件によっては高度200メートル近くまで上昇します。
 本体は紙やバルサ(非常に軽量の木)で出来ておりますので、万一、回収用のパラシュートが開かなかった場合でも、大きな事故にはならないように配慮されています。

 非常に安全で、かつ、面白い遊びなのですが、いかんせん、遊ぶのに広い場所を必要とするのが悩みどころ。
 先日は、信州・白馬のスキー場まで行ってきました。
 同好の士も集って、それは楽しい集まりになったのですが、やはり行き帰りの運転は疲れました。
 もうちょっと近場で遊べる場所を見つけられるといいんですけどねえ。

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決算が出ました。

 うちの会社は5月末が決算です。
 そのため、7月の末日が申告書の提出期限。もっとも、ほとんどの作業は顧問税理士の先生にお願いしているのですが、それでも代表取締役としては気が休まらない数日間でした。
 前期の業績は「まぁまぁ」という感じ。今期はもっと頑張っていかないとダメですね。
 所属作家さんが、執筆以外のことは何も考えなくて済む環境を整えるためにも、私たちが努力しなければならないことは多いわけでして。

 とはいえ、ひとまず大きな懸案事項が片付いたので、ちょっと気が楽になりました。
 今後ともよろしくお願いいたします。>関係者の皆様

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