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『有翼騎士団』完全版!

Yuyoku

 ついに出ます。9月1日発売です。
 某T中ヨシキ氏より、「赤城作品のなかで、30本の指に入る大傑作」と激賞されつつも、長らく入手不可能。古本屋サイトであまりの高値が付いたゆえ、作者みずからが手持ちの本を売っぱらっちまおうか、と迷ったほどとも伝え聞く『有翼騎士団』が、ついに祥伝社ノン・ノベルで再刊されました。
 しかも、C☆NOVELS版では3冊だったものを、1冊にまとめての大盤振る舞い。

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 厚さ38ミリ、質量530グラム。まさに「鈍器の風格」をもつ堂々たる姿。

 作者のたっての希望で、やまむらはじめ氏にカバー&本文イラストを描いていただきました。これで赤城氏も思い残すことはないでしょう!

 8年前の原稿ということで、作者も顔面を赤くしたり青くしたりしながら、加筆訂正を行ったようです。
 まだ読んだことがない、という方はもちろん、以前に読んだことがある、という方も、ぜひもういちどお読みになってくださいませ。

【書 名】有翼騎士団 完全版
【著 者】赤城毅
【出版社】祥伝社 ノン・ノベル
【発行日】2007年9月1日
【定 価】1600円+税
【コード】ISBN978-4-396-20835-6

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コメント

30本の指って・・・。
それってとても大傑作とは言えないのでは?
3本の指ですよね?

投稿: ai | 2007年8月30日 00時39分

>aiさま
コメントをありがとうございます。

30本の指に入る……というのは、私たちのあいだでよく言われる冗談ネタなのですが。ちょっと判りにくかったかな。ほかにも「北は北海道から南は南千住まで」とか、よく使います。アホな会社ですね。すみません(笑)。

『有翼騎士団』じたいは、本当に面白い作品なので、是非読んで欲しいです。はい。

投稿: 安達裕章 | 2007年8月30日 06時15分

う・・・・極太小説。
○極夏彦さんに対抗したのでしょうか?w
この本で殴った後、灰にしてしまえば証拠は(マテ)

ともあれ、棚に入れて売るような代物ではありませんね。
平積みにしても何冊おけるか・・・

・・・!?・・・
そうか、ネットなら問題なく販売できる書籍ですね。
ただし発送の担当者がチョットだけ苦労しますが・・・
(飯田橋で某大手でバイトの経験有)

投稿: さぎのみや散歩人 | 2007年8月30日 10時25分

>さぎのみや散歩人さま
 コメントをありがとうございます。
 以前、同じ祥伝社で出た赤城さんの『魔大陸の鷹〜完全版〜』も、同じく3冊分を合本にしただけあって、相当に厚い仕上がりとなっていました。
 書店で平積みになっていたのですが、1冊売れただけでぐぐ〜んと高さが減って、なんか景気が良かった記憶があります(笑)。
 かなりの重さとなりますので、電車のつり革につかまりながら読む際には、くれぐれも前に座っている人の頭に落とさないよう、注意していただく必要がありそうです。

投稿: 安達裕章 | 2007年8月30日 11時07分

有翼騎士団、僕も読みました。ラスト(有翼騎士団三巻の)の方は泣けました。この物語の魅力の一つは、本当に悪いキャラがいなくて悪役と思っていたキャラが実は哀しい過去の持ち主だったなど、内面の葛藤があったりなど。それにこの物語には、赤城毅先生の平和への願いも込められています。それもよかったです。

それから、話は変わりますが、『猫子爵冒険譚』シリーズですが、続編はいつ頃出るのでしょうか?2巻発売から3年たっていますが。2巻の復讐する化石(61ページ)にフンボルト大学という表記がありましたが、この物語の舞台であるワイマール時代は、フンボルト大学ではなくベルリン大学と呼んでいたはずではないのでしょうか?フンボルト大学と改称されたのは戦後になってからのはずではないのですか?この点について赤城先生に問い合わせて頂ければ幸いです。お願いします。

管理人さんは、航空ファンとのことで。僕も嬉しい限りです。管理人さんは、自衛隊や米軍の基地の公開に行かれたことはありますか?僕は、こないだ横田基地の一般公開へ行ってきました。とても楽しかったです。
それから、ワンダーフェスティバル、夏コミとご苦労様でした。同人誌完売してよかったですね。

最後に長くなってすいません。コメントお願いします。

投稿: 京都に住む男子大学生 | 2007年9月 2日 02時15分

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