『鋼鉄のガルーダ』、文庫化!
横山信義さんのデビュー作、『八八艦隊物語』の外伝として書かれた『鋼鉄のガルーダ』が、このほど学研M文庫に仲間入りを果たしました。
「八八艦隊物語」の世界は、「航空機が戦艦を沈めることが出来なかった」世界を描いた作品群です。そのため、史実では真珠湾攻撃などで大活躍した傑作艦爆、九九艦爆も、戦車を相手に精密爆撃を見舞う、対地攻撃機として運用されることが決まりました。
戦艦に必殺の投弾を行うという、ただその目的のために猛訓練に耐えてきた艦爆乗りたちは、自らの技倆を本来の相手に発揮する機会も与えられぬまま、友軍の支援攻撃に駆り出される毎日。
しかし、日本海軍戦艦部隊の消耗とともに、さらに苛酷な任務を課されることになるのです。
M文庫収録にあたり、佐藤道明さんが素晴らしいカバーイラストを描いてくださいました。胴体下に大型機銃ポッドを搭載した九九艦爆が、これほど格好いいとは思いませんでしたよ。
書店でお見かけの際には、どうぞよろしくお願いいたします。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント