書いてます。本当です。
さきほど事務所にやってきた田中さん。
仕事の進行状況を聞いたところ、「書けるところから書いてる」とのことでした。
そうなんです。
もうご存じの方も多いと思いますが、田中さんの原稿執筆スタイルは、独特のものがあるんです。
書けるところ、たとえば、アルスラーンとナルサスが会話をするシーンを書いて、次に、何行かあけて、今度はファランギースとギーヴの掛け合いを書いたりします。そのあいだに何行あけるかどうかは、すべて田中さんのなかで計算できていて、あとからその数行(ときには数ページ)分の原稿を書いて、ぴたりと収まるんです。
これをはじめて見たときには、なにがおこっているのか判りませんでした(笑)。
こんな書き方をするのは、おそらく日本でも一人だと思います。
物語の順に書いているわけではないので、最初に仕上がったのが「第2章」だったりすることも。おかげで、雑誌連載などは出来ません。だって、いきなり第2章を載せるわけにはいきませんからね。
それはそれとして。
私が「早く続きを書いてくださいね」と言ったところ、「今回の巻では、アレとアレが死ぬんだよね〜」と。
そう言われると、「早く続きを読ませて欲しい」という気分と、「でも××が死ぬのは見たくない」という気分が。
うーん。
でも、やっぱり早く続きが読みたいです、私(笑)。
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コメント
今年中に読めそうだという事がわかっただけでも嬉しいです♪
読者は首を洗・・・ではなく(汗)
首を長くして待っていると。
投稿: FMV@牙城~ん♪ | 2008年5月20日 15時17分