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ガソリンが高いです。

 先日、赤城さんが軽井沢の仕事場に引っ越しました。
 来月早々には、田中さんも軽井沢に仕事場を移します。
 いよいよ、うちの会社も「夏モード」という感じです。

 そうなると、ここのところのガソリン代の値上げが痛いです。今日の新聞報道では、すぐにも180円台に突入するということです。
 可能な限りは電車を使っての移動にしたいところですが、やはり資料などの荷物を抱えていると、そうも言ってられません。
 急発進、急加速などを避けた、経済的な運転を心がけたいと思います。

 ただ、私のような「たまに車を使う」立場のモノならば、「高いなあ!」とボヤく程度で済みますが、公共交通機関網が整備されていない地域の方や、お仕事で車を使っている方などは、まさに死活問題と言って良い、ガソリンの高騰。
 聞くところに寄れば、原油が足りないというよりも、投機マネーが流れ込んだことによる高騰のようす。
 なんとかならないものなんでしょうかねえ。

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「薬師寺涼子の怪奇事件簿」広告です。

 今日は、打ち合わせで池袋まで出かけました。 
 待ち合わせの時間よりも、ちょっと早く着いてしまったので、せっかくなので書店を一巡り。
 池袋は、大きな本屋さんがいくつもあるので、これを見て回るだけで時間が過ぎてしまいます。

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 そんななか、リブロの池袋本店の地下通路で、こんなディスプレイを発見。
 けっこう人目を引いてました。

 放映開始まで、あとわずか。
 とても楽しみです。

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フランス語版『アルスラーン戦記』です。

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 仕事場にフランス語版の『アルスラーン戦記』1巻の見本が届きました。
 原本の「王都炎上」と「王子二人」を合本にしています。
 フランスでは、4月初旬に発売となったそうですが、はたして売れゆきはどうなのでしょう。現地事情にお詳しい方がいらっしゃったら教えてください。

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 この装幀は田中さんも気に入ったようす。
 フランスの方にも受け入れられると良いのですが。

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「タイタニア」アニメ化の詳報です。

 「薬師寺涼子の怪奇事件簿」のアニメ化についての話をしておりましたが、ようやくもう一つのアニメ化作品について詳細をお伝えすることが出来ます。

 田中さんの作品のなかでも、続篇執筆の要望がとくに多い『タイタニア』のアニメ化ですが、いよいよ具体的な情報が出てきました。
 キャラクター原案は、美樹本晴彦氏、制作は「銀河英雄伝説」でお世話になったアートランドが担当します。
 NHK衛星第2チャンネルで、今年10月からオンエア開始です。
 詳細は、公式サイトをご覧ください。まだトップページだけですが、7月10日から本格的な更新が始まるようです。

 この機会に、原作小説も講談社文庫から刊行予定。
 どうぞよろしくお願いします。

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「薬師寺涼子の怪奇事件簿」アニメ化記念イベントについて

 5月9日付の本ブログで紹介しました、「薬師寺涼子の怪奇事件簿」TVアニメ化記念イベントですが、まだ少し席に余裕があるようです。
 田中さんも、ファンの皆さんとお会いできると楽しみにしておりますので、興味のある方は、申し込まれてはいかがでしょうか。
 当日は、私も会場の隅っこにいると思います。

 イベントの概要ですが、こんな感じです。
《名古屋会場》7月26日(土)12:00スタート/会場:東別院ホール
《大阪会場》7月27日(日)14:00スタート/会場:T・Bホール
《東京会場》8月3日(日)14:00スタート/会場:新宿明治安田生命ホール
 内容や申込み方法などの詳細は、公式Webサイトを参照してください。

 どうぞよろしくお願いします。

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『銀河英雄伝説』回天篇、刊行!

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 東京創元社/創元SF文庫版の『銀河英雄伝説』第9巻「回天篇」が発売されます。

 イゼルローン共和政府の若き首班として、ユリアンは周囲の協力を受けながら、さまざまな問題に対処していく。
 一方、銀河帝国では、ラインハルト暗殺未遂事件が発生。直前で取り押さえられた男は、鋭い舌鋒をもって皇帝ラインハルトの過去の罪状を糾弾する。
 苦悩するラインハルトのもとに、「新領土総督ロイエンタール元帥、謀叛」の噂が伝わり……。

 物語は終局に向け、いよいよその流れを増していく。

【書 名】銀河英雄伝説 9 回天篇
【著 者】田中芳樹
【出版社】創元SF文庫/東京創元社
【発行日】2008年6月27日
【定 価】800円+税
【コード】ISBN978-4-488-72509-9

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「薬師寺涼子の怪奇事件簿」キッズステーションでも放映です。

 いよいよ「薬師寺涼子の怪奇事件簿」アニメ版の放映が近づいてきました。
 製作スタッフも大忙しの毎日が続いています。身体をこわさないように頑張って欲しいものです。

 さて。
 先日、UHF系の放送局での放映時間をお伝えしましたが、CSの「キッズステーション」でも放映が決まりましたので、お伝えします。
 7月23日(水)深夜12:00スタートです。なお、翌朝の4:00と、日曜日の深夜2:00からリピート放送があるようです。
 詳細は、キッズステーションのwebサイトで確認してください。

 いや、実はもっと早くお伝えしたかったのですが、番組の紹介コメントに大きな間違いがありまして、それが修正されるまで、ここに書くのをためらっていたのですね。なんでしょう、「ドラ寄せお涼」って(笑)。
 なにはともあれ、UHF系での放映が見られない、という方には、ぜひこちらでごらんいただければと思います。
 どうぞよろしくお願いします。

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「帝都探偵物語」最新刊!

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 赤城さんの人気シリーズ、「帝都探偵物語」。
 その12作目となる最新巻が発売されます。
 タイトルは『黄泉に舞う蝶』。死の世界から甦った青年が得たものは、本当の愛か、それとも永遠の哀しみか。
 怪しい人物の影が蠢く丹沢の寒村に乗り込んだのは、我らが木暮十三郎。
 果たして、その怪異の正体とは何か!

【書 名】帝都探偵物語 黄泉に舞う蝶
【著 者】赤城毅
【出版社】カッパ・ノベルス/光文社
【発行日】2008年6月25日
【定 価】819円+税
【コード】ISBN978-4-334-07673-3

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『KLAN X 宿敵編』が出ます!

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 田中さんが原案を出して、若手の作家さんに続きを書いてもらう、という企画でスタートした「KLAN」シリーズですが、いよいよ最終章に向けてのスパートが掛かりはじめました。
 今回の『KLAN X〜宿敵編』から執筆を担当するのは、『滅びのマヤウェル』で第4回スーパーダッシュ新人賞大賞を受賞し、鮮烈なデビューを飾った、岡崎裕信さん。
 岡崎さんには、『ウェディング・ドレスに紅いバラ』シリーズでもお世話になってますが、さすが、スーパーダッシュ文庫のM編集長が「私のとっておきの隠し球」と自慢するだけあって、本当に「小説がうまい」方です。
 いままで「KLAN」シリーズを書いてくださった方々も、それぞれ魅力のある「KLAN」ワールドを展開してくださっていましたが、岡崎さんはそれら先輩方が作ってきた世界観を、みごとに収斂させ、昇華させてくれた感じです。

 今月の新刊『KLAN X〜宿敵編』につづき、7月25日には『KLAN XI〜盟友編』、8月には『KLAN XII〜完結編(仮)』と、一気呵成にラストまで突っ走ります。

 どうぞお楽しみに!

【書 名】KLAN X 宿敵編
【著 者】岡崎裕信(原案 田中芳樹)
【出版社】スーパーダッシュ文庫/集英社
【発行日】2008年6月30日
【定 価】514円+税
【コード】ISBN978-4-08-630433-7

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イギリス古典を読んでます。

 最近、田中さんがイギリスの古典にハマってます。
 先日は、サッカレイの『虚栄の市』を読んでました。本人いわく、「なんとなく読まないままきてしまったんだけど、読んでみると本当に面白いよ」とのこと。
 田中さんの『月蝕島の魔物』には、サッカレイのライバル、ディケンズが登場します。この二人、どうやら相当に仲が悪かったようす。まあ、よくある話ではあるのですが(笑)。
 それにしても、ディケンズとサッカレイ、ふたりの文豪が同時期に活躍したというのは、考えてみれば凄いことですね。

 今年の夏。
 田中さんはロンドンまで取材旅行に行く予定です。いろいろと行きたいところはあるようなのですが、いちばんの目当てはロンドン郊外のチャタムに出来た「ディケンズ・ワールド」。
 屋内型のテーマパークで、ディケンズの作品のイメージに合わせて、ビクトリア時代の町並みや、刑務所などが再現されているとのこと。一部の記事によれば、「臭い」まで再現しているそうです。
 うーん、ちょっと想像が付きません。
 もし、「もう行ってきたよ」という方がいらっしゃったら、是非お話しを聞かせてください。

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『アルスラーン戦記』進捗状況。

 今朝も、田中さんは仕事場に入る前に、私たちの事務所に立ち寄ってくれました。ちなみに、今日はアイスクリームのおみやげ付き。ありがたや、ありがたや(笑)。

 執筆中の『アルスラーン戦記』ですが、つい先日、第3章が完成して、編集さんにお渡しすることが出来ました。このままのペースでいけば、来週中には、第4章もお渡し出来そうです。全体が5章構成ですから、あと少しですね。
 肝心の内容ですが、「覚悟はしていたのですけど……」という感じ。
 考えてみれば、物語が収斂していく過程では、どんどん登場人物が減っていくんですよね。以前から田中さんは「どんな英雄譚だって、最後の方は、登場人物が次々に死んでいくんだよ」と言っていて、それは私も判っているんですけど……。
 田中さんの「読者が納得してもらえる死に場所を用意するのが、作家のつとめ」という言葉が、せめてもの慰めという感じです。ふぅ。

 ただ、今回の執筆を横で見ていて、田中さんがいつも言っていた「物語を始めるのは簡単。物語を閉じるほうが何倍も何十倍も難しいし、エネルギーを遣う」という言葉が実感できます。
 さらにいえば、物語を閉じる時というのは、それを読む読者にもすごくエネルギーを要求しますね。
 うーん。
 今回の巻を入れて、『アルスラーン戦記』も残り数冊。
 早く閉じたほうが良い、と思う反面、もうちょっと足踏みして欲しい、とも思う私なのでした。

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「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の短編集が出ますよ〜

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 田中さんの『薬師寺涼子の怪奇事件簿』シリーズですが、その人気を支えて下さっているのが、垣野内成美さんの美しいイラスト。講談社マガジンZでは、コミックスも描いていただいてます。
 そんな垣野内さんが、いままでいろんなところで描いてくださった「薬師寺涼子」シリーズの短篇コミックをまとめた本が出ました。
 こうやってまとめて読んでみると、また違った楽しさがありますね。

【書 名】SP 薬師寺涼子の怪奇事件簿 短編集
【著 者】垣野内成美/田中芳樹
【出版社】マガジンZKC/講談社
【発行日】2008年6月17日
【定 価】571円+税
【コード】ISBN978-4-06-349365-8

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『夜光曲』文庫化!

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 「薬師寺涼子の怪奇事件簿」シリーズ第6作の『夜光曲』が、いよいよ講談社文庫に登場です。
 新宿御苑の緑を、一夜にして枯れ果てさせた怪異の正体は。
 泉田に襲いかかる人食いホタルの衝撃。そして「ミのつく生物の群れ」との戦いは。
 常識外れの環境破壊に、非常識の急先鋒、お涼サマが立ち向かう!

【書 名】夜光曲
【著 者】田中芳樹
【出版社】講談社文庫/講談社
【発行日】2008年6月13日
【定 価】619円+税
【コード】ISBN978-4-06-27607-4

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中吊り、発見!

 昨日の日記でお伝えした、光文社文庫版『女王陛下のえんま帳』ですが、今日、通勤に使っている電車で中吊り広告を見かけました。

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 大事なところだけ、明るく処理してみました(笑)。

 どうぞよろしくお願いします。

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『女王陛下のえんま帳』文庫化です!

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 2004年の1月に光文社で刊行された「女王陛下のえんま帳」。
 田中さんと垣野内さんの対談をはじめ、田中さんの短篇小説、垣野内さんのコミック、ミステリ作家西澤保彦さんの応援エッセイなど、もりだくさんの内容でご好評を頂きましたが、このたび、光文社文庫に収められることになりました。

 書店さんによっては、今日の朝から店頭に並べて下さっていると思います。
 親本を買い逃していた、という方。この機会に是非どうぞ。

【書 名】女王陛下のえんま帳
【著 者】田中芳樹・垣野内成美/らいとすたっふ編
【出版社】光文社
【発行日】2008年6月20日
【定 価】476円+税
【コード】ISBN978-4-334-74441-0

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訃報が続きます。

 私の会社でマネージメントしている作家さんの、お母様がお亡くなりになったので、お通夜とお葬式のお手伝いをさせていただきました。
 残念ながら、私は生前にご面識を得ることがかなわなかったのですが、遺影を拝見するだけでも暖かな人柄が偲ばれ、参列された方々のお話を伺っても、とても素晴らしい、穏やかな方だったことが判りました。
 心よりご冥福をお祈りし、会社に戻ってきたら。

 今度は、SF作家であり、翻訳家でもある野田昌宏氏の訃報が届いておりました。
 SF界のみならず、テレビの仕事などでも活躍され、SF大会などでお会いすると、私のような若輩者にも笑顔で接してくださる、大きな大きな人物でした。
 謹んで哀悼の意を表します。

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「薬師寺涼子の怪奇事件簿」アニメ放映情報

 ちょっと気を抜くと更新が滞ってしまいます。反省です。

 さて。
 『薬師寺涼子の怪奇事件簿』のアニメですが、放送局とスケジュールが決まりました。
 放送局/放映曜日/放映開始日/放映時間の順で書いておきます。
 チバテレビ/日曜日/7月6日予定/23:30〜24:00予定
 テレビ神奈川/土曜日/7月5日予定/深夜0:30〜1:00予定
 テレ玉/日曜日/7月6日予定/深夜1:00〜1:30予定
 サンテレビ/月/7月7日予定/深夜0:00〜0:30予定
 テレビ愛知/月/7月7日予定/深夜2:05〜2:35予定
 TOKYO MX/月/7月7日予定/深夜1:30〜2:00予定
 KBS京都/水/7月9日予定/深夜1:30〜2:00予定
 
 どうぞよろしくお願いします。

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