« ロンドンにいます。 | トップページ | 田中さんの近況です。 »

文豪の世界を堪能しました。

 チャールズ・ディケンズ。イギリスの生んだ文豪。代表作は、『クリスマス・キャロル』『オリバー・ツイスト』『二都物語』などなど。

 このディケンズの作品世界を題材としたテーマパークが、昨年、ロンドン郊外のチャタムに完成したと聞いたのが、今回のロンドン取材旅行の発端だったと記憶しています。ただ、残念なことにこのテーマパーク、まだまだ知られていないようで、ロンドン在住20年以上というガイドさんもご存じなかったのです(笑)。

001
 苦労して到着した「ディケンズ・ワールド」ですが、このように新しくできたショッピングモールの一角にありました。

002
003
 内部は、まさに「ディケンズ・ワールド」。
 名作『オリバー・ツイスト』の舞台そのままです。

004
 このテーマパークの目玉が、当時のロンドンの下水道を模した水路を、ボートに乗って巡るというもの。 
 なんとも陰気くさい水路の旅ですが、ところどころに人を驚かせる仕掛けが作られていて、まったく退屈しません。それに、当時のロンドンに住む下層階級の暮らしぶりが実感できて、興味深いアトラクションでした。

005_2
 チャタムからロンドンに帰る途中、グリニッジ天文台に立ち寄りました。
 これは、正門の横にある「グリニッジ標準時」を示す時計です。

006
 経度0度の線をまたいだ、私と田中さん。

 19世紀のロンドンの姿を実感したということで、理論社ミステリーYA!シリーズ『月蝕島の魔物』の続編執筆にも気合いが入るのではないでしょうか。入るといいなあ。

|

« ロンドンにいます。 | トップページ | 田中さんの近況です。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 文豪の世界を堪能しました。:

« ロンドンにいます。 | トップページ | 田中さんの近況です。 »