『アルスラーン戦記』第13巻のカバー絵です。
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いつもは中央公論新社のC☆NOVELSでお世話になっている横山信義さん。
たまには、よその釜の飯でも……というわけでもないのですが、ご縁あって声をかけていただいた学研さんで、新作をリリースすることになりました。
太平洋戦争の末期、精強を謳われた大日本帝国連合艦隊も、もはや往時の栄光に満ちた姿を想像することすら難しいほど、寂しい姿になっていた。
そんななか、米機動部隊が沖縄に接近しつつあり、という情報が。
沖縄を守備する日本軍部隊は、戦意こそ盛んとはいえ、米軍との圧倒的な物量差を覆すことは出来ず、早晩押し潰されることが必定と思われるなか、ついに「大和」が動きだした。
横山信義作品のエッセンスを注ぎ込んだ渾身の一作、戦艦大和最後の光芒 上 南西諸島強襲戦。
どうぞご期待ください。
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日付が前後してしまいましたが、9月22日にNHKでテレビアニメ「タイタニア」の第1話試写&記者会見が行われました。
今回のアニメの監督をしていただいている石黒昇氏、エンディングテーマを歌ってくださったサイキックラバーのおふたり、それに主題歌の作詞と編曲を担当された高取ヒデアキ氏、編曲の高木洋氏、それに田中さんという顔ぶれ。この写真を見ると、あらためてスゴイ人たちが揃ったもんだ、と思います。
試写をごらんになった記者さんたちの反応も上々という感じ。
アニメ界に広く知られる「石黒マジック」は、いまだ勢い衰えずというのが実感できました。
田中さんも、良い映像に仕上げてくださったと感慨深げでした。
で、私もつい、「あとは田中さんが原作の続きを書くだけですよ!」と言ってみたところ、本人はいつになく真面目な顔で、「判ってる」と。
いままでも、何度も「続きを書いてくださいよ」と言っていたのですが、そのときの反応とはちょっと違ったので、なんとなく期待してしまう私なのでした。
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1978年、雑誌「幻影城」の第三回新人賞を受賞してデビューした田中さん。
今年は、デビュー30周年にあたります。
そこで、お世話になっている担当編集者さんたちをお招きして、軽井沢でお礼の食事会を開くこととなりました。
会場となった軽井沢のホテル「ヴァルト」は、銀河英雄伝説のプロデューサーだった田原さんからご紹介いただいたのですが、下見に来た田中さんも、一発で気に入ってしまったすてきなホテル。内装などももちろんなのですが、なによりもオーナーの岩田さんの暖かな人柄が随所に反映されており、長く滞在したくなるようなホテルです。
ここに、各社の編集さんたち、らいとすたっふに所属する作家さんたち、それに、軽井沢生活の大先輩で、日ごろから親しくお付き合いさせていただいている久美沙織さん、波多野鷹さんご家族をお招きして、夕食を楽しみました。
講談社のK文庫部長から祝辞をいただき、パーティーがスタート。
出版業界というのは不思議なところで、違う出版社ということは、それぞれライバル企業とも言えないはずなのですが、各社の編集さんたちはとても仲良し。おそらく、同じ本を作る同士というような連帯があるのでしょう。
いつもと違い、あとの仕事や電車の時間を気にすることなく、心ゆくまで歓談していただけました。
田中さんが30年間、つねに第一線で作家として活躍できたのは、本人の努力ももちろんですが、ここに集まってくださった編集さんたちのお力添え、そして、もちろん読者の皆さんの支持と応援あってのことです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
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『アルスラーン戦記』の新刊ですが、発売日が決まりましたのでお伝えします。
10月6日です!
どうぞよろしくお願いします。
表紙カバー絵が届いたら、またこのブログでお伝えします。
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好評放映中のテレビアニメ、「薬師寺涼子の怪奇事件簿」ですが、ついに最終話の製作が終了しました。
そこで、スタッフ、キャストを招いての打ち上げパーティーが行われました。
会場となったパーティースペースには、原作の垣野内成美先生、脚本の川崎さん、金巻さん、それに製作を担当してくださった動画工房の方たち、その他、薬師寺アニメを支えてくださった方たちが、たくさん集まってくださいました。
メインスタッフの方々には、いままでもお礼をお伝えする機会があったのですが、実際に現場で作業してくださった皆様にお礼を言うことが出来ました。
まだ最終話の放映は先ですし、DVDの発売も控えています。
これからも応援をよろしくお願いします。
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ちょっと古い話題になってしまうのですが。
先週の金曜日、神田錦町の学士会館で「島崎博さんをお迎えする会」が開かれました。
島崎博さんというのは、ミステリー雑誌「幻影城」のもと編集長。田中さんは、この「幻影城」の第3回新人賞を受賞してデビューしたのです。
ほかにも、泡坂妻夫さん、栗本薫さん、竹本健治さん、田中文雄さん、友成純一さん、連城三紀彦さんなど、錚々たるメンバーを輩出したスゴイ雑誌だったのですが、残念ながら、1979年に休刊となってしまいました。
その後、島崎さんは生まれ故郷の台湾に戻られ、日本からはいっさいの消息を知ることが出来ない状態が続いておりましたが、さすがにネット時代。台湾のミステリ・ファンとの交流を通じて島崎氏の現況も知られることとなりました。
私も、3年ほどまえにミステリ作家の芦辺拓さんのお供として台湾を訪問し、島崎さんに台北市内をご案内していただくという、ものすごい贅沢な体験をしております。
その島崎さんが来日されることとなり、「幻影城」の関係者や「幻影城」のファンを中心として、歓迎のパーティーが開かれることになったわけです。
私も、ご招待状をいただくことが出来たので、出席して参りました。
いやはや、会場は文字通り、綺羅星のごとく輝く作家さんたちがいっぱいでした。
なにしろ、パーティーのアトラクションとして、栗本薫さんによるピアノ演奏と、泡坂妻夫さんによる手品の披露があったくらい。貴重な体験をしました~。
田中さんは、昔のペンネーム、「李家豊」で呼ばれることも多かったようです(笑)。
帰りのタクシーのなかで、「たまには新人の頃に戻るのも悪くないな」とつぶやいていたのが印象的でした。
島崎博さんは、現在、台湾のミステリ界の重鎮として、後進の育成と発展に尽力されているとのこと。
これからもどうぞお元気で、ますますご活躍されることを期待しております。
おまけ。
会場で寄せ書きの色紙にサインする田中さん。
「田中芳樹」と書いたあと、よこに括弧付きで「李家豊」と書いてました。
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10月9日より放映が開始される、テレビアニメ版「タイタニア」ですが、昨日、事務所にも第1話が納められたDVDが届きました。
さっそくスタッフ全員が、仕事の手を休めての鑑賞会。
まずは、錦織健さんの歌声が流れるオープニング映像に圧倒されました。
「銀河英雄伝説」のときも、クラシック音楽を多く用いることにより、「従来のSFアニメとは一線を画した演出」として話題となりましたが、今回もいろいろと期待させてくれます。
本篇は、石黒昇監督が自ら絵コンテを切ったということもあり、巧みな画面構成とストーリー運びで「魅せて」くれます。
スタッフのなかには、「原作より面白いんじゃない?」などと言うものも出る始末(笑)。
「タイタニア」の小説を読んでいない人でも、充分に楽しむことの出来る完成度の高いものとなっています。
どうぞ10月9日を楽しみにお待ち下さい。
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昨日、「薬師寺涼子の怪奇事件簿」アニメ版の、最終話のアフレコが行われました。
1クール13話ということで、本当にあっという間だったのですが、その間に名古屋・大阪・東京と、ファンの皆さんとふれあえるイベントがあったりしたせいか、とても充実した3ヶ月でした。
もちろん、アフレコが終わったあとはスタッフの皆さんによるダビング作業もありますし、DVD発売に向けての準備作業など、さまざまな仕事がありますので、まだ「これで終わり」ということはないのですが、まずは一段落、ということで。
もし第二期が実現したら、いちばん嬉しいんですけどねぇ。
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すでに新聞などでお聞き及びの方も多いと思いますが。
講談社のコミック雑誌「マガジンZ」が休刊することになりました。とても残念です。
連載中の「薬師寺涼子の怪奇事件簿」につきましては、講談社の雑誌のなかで受け皿を探していただいている状況です。
どこかお嫁入り先が決まると良いのですが。
今日、事務所にはいろんな会社から電話がありました。内容は、「もし良ければ「薬師寺涼子の怪奇事件簿」のコミックをウチの雑誌に移籍しませんか」というもの。
うーん。出版業界というのは、のんびりしているように見えて、実は非常にどん欲でしたたかな世界なのかも知れません(笑)。
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