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新たな才能に期待します。

 昨日は、集英社の2008年度「ロマン大賞」「ノベル大賞」、第7回「スーパーダッシュ小説新人賞」の受賞パーティーに行ってきました。
 毎年、この時期に行われる本賞ですが、今回はとくに女性陣の活躍が目立ったように感じます。
 ことにロマン大賞を受賞された阿部暁子さん、みなづき志生さんには、大きな可能性を感じました。これから、いろいろと大変なことも多いと思いますが、先輩諸氏や編集さんのアドバイスを聞きつつ、ご自身の小説世界を構築していって欲しいと思いました。

 さらに、今回のパーティーで感動したのが、それぞれの選考委員を代表して行われた選評。「ロマン大賞」「ノベル大賞」を三浦しをん先生、「スーパーダッシュ小説新人賞」を新井素子先生が担当されたのですが、お二方とも素晴らしい選評でした。ことに三浦先生の選評は、作品の長短所を簡潔に、かつ、丁寧に指摘したうえで、それぞれの受賞者が目指すべき分野にまでアドバイスを行うという「これぞ選評!」というべき素晴らしいものでした。
 一緒に行ったスタッフとも、「今日は、このお二方の選評を聞くことが出来ただけで大満足だよね」と、満ち足りた思いで帰途につくことが出来ました。

 受賞された皆さん、あらためて、心からお祝い申し上げます。
 これからのご活躍を期待しております。

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『蘭陵王』、初荷であります!

 すっかり日記を書くのをサボってしまいました。ごめんなさい。

 さて。(と、強引に話題を変えます)
 田中さんが執筆中の新作、『蘭陵王』ですが、本日、編集さんに第1回目の原稿をお渡しすることが出来ました。(これを私たちは「初荷」と呼んでいます。景気良い感じでしょ)
 本日、お渡ししたのは第1章。予定では10章構成ということですから、まだまだ先は長いです。

 ちなみに、私は編集さんよりも一足早く読ませていただいたのですが、冒頭から魅力的な登場人物、印象的な場面の連続で、とても楽しく読めました。これは期待大ですぞ! 

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赤城さん、軽井沢から東京へ。

 今日は、朝一番で軽井沢に行ってきました。
 晩秋とは思えないほど暖かな日差しに恵まれ、紅葉も、いちばんきれいな時期は過ぎたということでしたが、充分に美しかったです。

 初夏から、軽井沢に仕事場を移していた赤城さんですが、ようやく軽井沢から東京の自宅に戻ってきました。
 今年も、けっこうな収穫があったようす。おそらく、また楽しい物語で私たちを楽しませてくれると思います。

 そうそう。
 先日、講談社ノベルスで刊行された、赤城さんの『書物迷宮』。
 なかなか売れ行きも好調のようです。
 まだ未読の方、ぜひぜひ。

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「タイタニア」アニメDVD版&Blu-ray版、予約受付開始!

 毎週木曜日の午後11時32分からNHKBS2で、好評放映中のアニメ「タイタニア」ですが、来年の1月30日からDVDの販売が始まります。
 しかも、今回はDVD版とBlu-ray版の同時発売、ということです。
 実は、私、Blu-rayの高画質というものにはあまり期待していませんでした。「実写ならともかく、アニメではなあ…」という考えがあったのも事実です。
 ですが、先日、キャラホビ会場のモニタでDVD版とBlu-ray版を見比べる機会があり、一瞬にして宗旨替えをしました(笑)。
 本当にキレイです。いやぁ、こりゃ凄いと感動しました。
 「タイタニア」の公式webページの情報によれば、DVD版とBlu-ray版は1,000円ほど値段に差があるということです。でも、Blu-rayディスクの再生環境がある人には、是非こちらを選んでいただきたいなあ、と思います。テレビ放映を見るのとは、また違った感動があると思います。

 また、これらのDVD版&Blu-ray版には、音声特典として、石黒昇監督と、田中さんのオーディオ・コメンタリーが付いてます。これは、「タイタニア」第1話を見ながらいろいろと話をしている二人の会話が、副音声チャンネルに収録されているもの。

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 実は昨日、この収録がありました。このような収録は初めてで、ちょっと戸惑い気味の田中さんでしたが、石黒さんのお人柄に助けられ、なんとか無事に収録を終えることが出来ました。
 原作者として、いちばん興味を覚えたシーンが何処だったのか。アニメの監督として、原作の映像化にあたって腐心した箇所は何処だったのか。
 まさに裏話満載のオーディオ・コメンタリーです。
 どうぞ発売日を楽しみにお待ちください。

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『鋼鉄の海嘯』シリーズ、新刊です!

 三木原さんの作品を紹介したのに、こちらを紹介していませんでした!
 横山さんの『鋼鉄の海嘯』シリーズも、新刊が出ています。

 前巻で、アメリカ海軍の「トライデント作戦」を打ち破り、劇的な勝利を収めた日本軍。結果、フィリピンも日本の勢力範囲となり、アメリカは守勢を強いられます。
 しかし、物量に富んだアメリカ軍は、ノース・カロライナ級戦艦、エセックス級空母など、新鋭艦を続々と就役させ、戦力の拡充をはかります。
 再建なったアメリカ海軍が、トラック環礁を目指して進撃を開始したのを察知した日本軍は、潜水艦や基地航空隊で漸減作戦を展開。
 果たして、その結果は!

 いよいよ佳境を迎えつつある「鋼鉄の海嘯」シリーズ。
 今後の展開も含め、目が離せない作品です。


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