新たな才能に期待します。
昨日は、集英社の2008年度「ロマン大賞」「ノベル大賞」、第7回「スーパーダッシュ小説新人賞」の受賞パーティーに行ってきました。
毎年、この時期に行われる本賞ですが、今回はとくに女性陣の活躍が目立ったように感じます。
ことにロマン大賞を受賞された阿部暁子さん、みなづき志生さんには、大きな可能性を感じました。これから、いろいろと大変なことも多いと思いますが、先輩諸氏や編集さんのアドバイスを聞きつつ、ご自身の小説世界を構築していって欲しいと思いました。
さらに、今回のパーティーで感動したのが、それぞれの選考委員を代表して行われた選評。「ロマン大賞」「ノベル大賞」を三浦しをん先生、「スーパーダッシュ小説新人賞」を新井素子先生が担当されたのですが、お二方とも素晴らしい選評でした。ことに三浦先生の選評は、作品の長短所を簡潔に、かつ、丁寧に指摘したうえで、それぞれの受賞者が目指すべき分野にまでアドバイスを行うという「これぞ選評!」というべき素晴らしいものでした。
一緒に行ったスタッフとも、「今日は、このお二方の選評を聞くことが出来ただけで大満足だよね」と、満ち足りた思いで帰途につくことが出来ました。
受賞された皆さん、あらためて、心からお祝い申し上げます。
これからのご活躍を期待しております。
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