田中さんの仕事納め

　12月29日に事務所にやってきた田中さん。
　書店向けに「タイタニア」のコミックを描いているガンテツさんとダブルサインの色紙を書きました。
　これはすぐに終わったのですが、もうひとつ、講談社の月刊「少年シリウス」の読者プレゼント向け色紙に添える一言が、どうしても出てこないようす。
　結局は、オーソドックスなひとことになってしまったようです（笑）。
　これが田中さんの仕事おさめ。
　今年もいろいろとお世話になりました。

　来年もよろしくお願いいたします。

『幻影城の時代 完全版』が出ました！

　田中さんがデビューを飾った雑誌、「幻影城」。
　1975年に創刊され、わずか4年足らずで休刊という短命な雑誌でしたが、日本のエンターテインメント界に与えた影響は、とても大きなものがありました。
　田中さん以外にも、泡坂妻夫さん、栗本薫さん、竹本健治さん、連城三紀彦さんなどなど、現在も第一線で活躍している作家さんを輩出していることが、その証左と言えましょう。
　そんななか、本多正一氏の呼びかけで、30年ぶりに「幻影城」出身作家が集いました。田中さんも短篇を書き下ろさせていただいたのですが、デビュー当時のことを思い出しつつ、楽しく筆を進めることが出来たようです。

　これだけのボリュームですので、値段もそれなりのものになってしまったそうですが、だからこそ、いちど読んでそれでヨシ、という本ではなく、長く手元に置いておきたい本になったと思います。
　ご自分あてのクリスマス・プレゼントとして、秋の夜長を楽しむ伴侶として、ぜひ。

コミケに参加します。

　年末に行われるコミケですが、あいもかわらず「作家秘書の日常」を持って参加する予定です。
　12月30日（火）☆三日目ですね。
　西地区”あ”ブロック-72b　安達屋　です。

　どうぞよろしくお願いいたします。

『銀河英雄伝説』OVAの劇場版が、アニマックスで放映！

　先日お伝えした「銀河英雄伝説」OVAの放映について、情報の追加です。
　本篇を放映するのは「ファミリー劇場」なのですが、おなじCS局の「アニマックス」で、お正月に劇場版3本を放映します。

　1月1日（木）26:30〜「わが征くは星の大海」
　1月1日（木）27:35〜「黄金の翼」
　1月3日（土）26:30〜「新たなる戦いの序曲」

　どうぞお見逃しなく！

『銀河英雄伝説』OVAがファミリー劇場で放映されます！

　『銀河英雄伝説』OVAが、ファミリー劇場で放映されます。
　毎週日曜日の12:00から、4話ずつ放映するとのこと。全110話を1年かけて放映するということですから、これは楽しみです。
　12月21日（日）には、これに先立つ先行放映として、14:00から1話から4話までを放映するそうです。
　いままで「銀河英雄伝説」OVAを見たことがなかったという方、ぜひいちどご覧になってみてください。

「大平燕」を食べて来ました。

　出張の楽しみのひとつに、その土地の名物料理を食べるというのがあります。
　今回、熊本へ出張することが決まり、いろいろと調べたところ、「大平燕（タイピーエン）」という麺料理があることが判りました。
　熊本出身の田中さんに、どんな料理から尋ねたところ、「タンメンの麺を、ハルサメに換えたものだよ」との返事。
　うーん、よく判りません（笑）。

　そこで、今度は熊本在住の梶尾真治先生に伺ったのですが、「では、大平燕発祥の店に連れて行ってあげましょう」との心強いお言葉。

　熊本空港から市内に入ったところで梶尾さんと待ち合わせをし、さっそくつれていってもらいました。

　お店の名前は「会楽園」。
　こぎれいなマンションの１階がお店になっています。

　たしかに、お店の前には「大平燕発祥の店」と大きく書かれたノボリがあります。

　さて。
　待ちに待った「大平燕」がやってきました。
　熊本の麺料理というと、熊本ラーメンに代表されるような脂の強いものかと思っていたのですが、スープはあっさり。それでいてコクがあるのは見事としか言えません。そのうえ、野菜がたっぷり、麺はハルサメというのですから、これはかなりヘルシー志向な一品と言えるでしょう。
　ちなみに、梶尾さんによれば、なかに入っているゆで卵は、必ず素揚げにしてあるんだそうです。これも面白いですね。

　大盛りを頼んだのですが、あっという間に平らげてしまいました。
　これは美味しいモノを教えてもらいました。
　聞くところによれば、東京でも出す店が増えつつあるということ。さて、この味が再現されているのでしょうか。
　もし、この味が東京で食べられるとしたら、カロリーの取りすぎを指摘されることが多い私は、通ってしまうかも知れません。

「タイタニア」、制作順調です！

　先日、アニメ『タイタニア』のアフレコ作業を見学してきました。

　毎週木曜日に放映している『タイタニア』ですが、かなりの反響があるということ。なんとも頼もしいかぎりです。
　タイタニアの公爵たちを演じてくださっている声優さんも、皆さんが田中芳樹作品のファンということで、アフレコ現場も気合い充分、なんとも良い雰囲気で進んでいます。
　願わくは、もうすこしDVD＆Bru-rayの予約数が延びるといいのですけど（笑）。

　どうぞよろしくお願いいたします。

熊本に行ってきます。

　今日は、これから熊本に出張です。
　うちの会社の出資者の一人でいらっしゃる梶尾真治先生に、会社の経営報告をするのです。本当は、もっと早くやっておかなければならなかったのですけどね。

　偶然ですが（笑）、田中さんも今日の飛行機で熊本に帰省されるということ。
　ふつうだったら同じ飛行機で行くのでしょうけど、仕事の関係で別の便になりました。いや、仲が悪いわけではないですよ。ほんと（笑）。

　今日の夕方は、熊本在住の梶尾ファンが梶尾さんを囲んで忘年会を催すことになっているそうで、私も田中さんと一緒にお邪魔させていただくことになっております。
　熊本でお会いする皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

『バルト海の復讐』、文庫化です！

　田中さんの『バルト海の復讐』が、光文社文庫に登場です。

　イラストは、『月蝕島の魔物』でコンビを組んだ後藤啓介さん。またしても迫力満点のイラストで、物語を飾ってくださいました。いやはや、この人の画力には本当に敬服いたします。
　解説は、昨日の日記で紹介した『警視庁幽霊係』の天野頌子さん。天野さんならではの視点の解説で、物語に華を添えてくれました。

　まだ読んだことがない、という人は、この機会に是非！

『警視庁幽霊係』、文庫化です！

　天野頌子さんのデビュー作、『警視庁幽霊係』が、祥伝社文庫に収められました！
　今度のカバー絵は、TONOさんです。ノベルス版の坂田靖子さんのイラストとは、また違ったイメージの柏木＆結花コンビを描いていただくことが出来て、なんとも可愛らしい本に仕上がりましたよ。

　ノベルス版にはなかった番外編も収録されて、まだ未読の方はもちろん、既読の方にも楽しんでいただける１冊。
　ぜひ、よろしくお願いします。

最近、ハマっていること。

　またしばらく日記をさぼってしまいました。

　そのあいだ、なにをやっていたかというと、仕事はもちろんなのですが、燻製作りにハマっておりまして。
　ホタテにはじまり、牡蠣、アサリ、鶏ササミなど、なんでも燻すような毎日。
　おかげで、自宅はなんとなく煙臭い感じです（笑）。
　まあ、燻製作りはあまり気温が高くないほうが良いようなので、秋から春先にかけての楽しみですね。暖かくなったら、また別の遊びを見つけることにしましょう。