「大平燕」を食べて来ました。
出張の楽しみのひとつに、その土地の名物料理を食べるというのがあります。
今回、熊本へ出張することが決まり、いろいろと調べたところ、「大平燕(タイピーエン)」という麺料理があることが判りました。
熊本出身の田中さんに、どんな料理から尋ねたところ、「タンメンの麺を、ハルサメに換えたものだよ」との返事。
うーん、よく判りません(笑)。
そこで、今度は熊本在住の梶尾真治先生に伺ったのですが、「では、大平燕発祥の店に連れて行ってあげましょう」との心強いお言葉。
熊本空港から市内に入ったところで梶尾さんと待ち合わせをし、さっそくつれていってもらいました。
お店の名前は「会楽園」。
こぎれいなマンションの1階がお店になっています。
たしかに、お店の前には「大平燕発祥の店」と大きく書かれたノボリがあります。
さて。
待ちに待った「大平燕」がやってきました。
熊本の麺料理というと、熊本ラーメンに代表されるような脂の強いものかと思っていたのですが、スープはあっさり。それでいてコクがあるのは見事としか言えません。そのうえ、野菜がたっぷり、麺はハルサメというのですから、これはかなりヘルシー志向な一品と言えるでしょう。
ちなみに、梶尾さんによれば、なかに入っているゆで卵は、必ず素揚げにしてあるんだそうです。これも面白いですね。
大盛りを頼んだのですが、あっという間に平らげてしまいました。
これは美味しいモノを教えてもらいました。
聞くところによれば、東京でも出す店が増えつつあるということ。さて、この味が再現されているのでしょうか。
もし、この味が東京で食べられるとしたら、カロリーの取りすぎを指摘されることが多い私は、通ってしまうかも知れません。
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