電子書籍という「本」について
先日、私の会社に、関西方面の大学生の方が会社見学にいらっしゃいました。
東京の出版業界のピンからキリを見るツアーということでしたが、うちの会社は「キリ」代表ということだったのでしょうね(笑)。
久しぶりに若い人たちとゆっくり話をすることが出来て、こちらとしては非常に刺激を受けたのですが、先方はどうだったのか、ちょっと疑問だったりします。たいして役に立つコトはお話しできませんでしたしねえ。
そんな彼らとの雑談のなかで、電子書籍が話題にのぼりました。
たしかに、一時期のケータイ小説ブームも手伝って、電子書籍という形式で物語を楽しむ人は増えたように思えますが、やはり紙を綴じた本という形式には根強い人気があるようす。私も、やはり紙の本に慣れ親しんでいることもあり、電子書籍にはあまり食指が延びません。
ただ、若い人のなかには、紙の本へのコダワリが薄い人も増えている感じでした。
この年代の人たちが第一線で活躍することになる数年後には、電子書籍はもっと普及しているのかも知れませんね。
そうなったときには、「本」の流通にしても、いまとは違う形態となるのでしょうし、業界の地図も変わるのでしょう。楽しみ、といえば楽しみです。
電子書籍を閲覧するための専用端末は、今までも幾つか出ているようですが、やはり苦戦しているようす。
私にしてみれば、完全防水タイプの端末を出して欲しいものです。私はお風呂で本を読むのが好きなのですが、湿気でふにゃふにゃになってしまうんですよ。こういう用途には、防水タイプの閲覧端末と、電子書籍の組み合わせが最強だと思うんですけどね。
どこか、出してくれませんかねえ。
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