« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

お芝居の紹介です。

 木曜日、梶尾さんの「クロノス・ジョウンター」が舞台化される件についてお伝えしました。
 キャラメルボックスさんは、いままで何度も梶尾作品を舞台にしてくださっているのですが、そのひとつ、「あしたあなたあいたい」などで演出をされた隈部雅則さんが、キャラメルボックスから独立されて、今度は倉知淳先生の「猫丸先輩」シリーズを舞台化しました。
 詳しい情報は、こちらの公式サイトをご覧ください。

 私の会社にも縁のある中野での公演、ということで、勝手ながら広告させていただきました。
 「猫丸先輩」シリーズのファンの方はもちろん、猫好きの方にもお薦めのお芝居のようですよ。なんと、当日券の発売窓口で猫の写真を提示すると、チケット代が割引になるそうですから。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

「タイタニア」DVD&Blu-ray第13巻、いよいよ発売!

Tytania13

 好評発売中のアニメ「タイタニア」のDVD&Blu-rayですが、いよいよ最終巻、第13巻が発売となりました。
 今回は、第25話「熱砂の激闘」と第26話「終幕の鎮魂歌」が収録されます。

 大破して、惑星バルガシュの地表に墜落した「正直じいさん号」に対し、ザーリッシュはさらに攻撃するよう命じます。それは「タイタニア」に叛旗を翻すものには容赦しない、タイタニア一族の強い意志を示す行動でした。
 その思考を読んで、その次の一手を考えたヒューリック。果たして、その計画は実を結ぶのか。

 惑星バルガシュの地下洞窟を舞台に、ヒューリックたちはザーリッシュ率いるタイタニア軍と苛烈な地上戦を展開します。人間離れした膂力を誇るザーリッシュが、ヒューリックの目の前に立ちふさがります。

 タイタニア一族に支配される宇宙が、当然と思われていた時代。ある一人の男の存在が、大きく宇宙を揺るがしていく。
 まさに激動というべき時代の流れを鮮やかに描いた、アニメ「タイタニア」、ついに完結です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

創元SF文庫版『銀河英雄伝説』のポストカードです。

 東京創元社の創元SF文庫に収録されている「銀河英雄伝説」。
 昨年6月に刊行された、外伝第5巻『黄金の翼』で、ついに完結となりました。それを記念して、東京創元社が星野之宣先生が描かれたカバーイラスト15枚をセットにして、抽選で500名様にプレゼント、とキャンペーンを打ってくださったのが去年の話。
 9月末の締切までに、たくさんのご応募があったと聞いております。
 どうもありがとうございました。

 先日、東京創元社さんのほうから「無事に抽選を終え、発送作業を終了しました」とのご連絡がありましたので、ここでもお伝えします。

R0010792
 こうして、あらためて星野先生のイラストを並べてみると、徳間書店版、アニメ版とはまったく違う、新たな『銀河英雄伝説』の世界を拓いていただいたことに、ただただ感謝するばかり。当選された方には、なによりの記念になると思います。

 個人的には、これ、東京創元社さんのほうで販売して貰えたらなあ、とも思います。ポストカードも良いですが、いっそ額装して飾っておきたい感じです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

梶尾真治さんを囲んで、ファンの集いが開かれました。

 珍しく、本日2度目の更新。

 昨日の夕方、作家の梶尾真治さんを囲んでのファンの集いが開かれました。
 演劇集団キャラメルボックスが、劇団創立25周年を記念して行う公演の第一弾に、梶尾さん原作の「クロノス・ジョウンターの伝説」が選ばれました。
 梶尾さんは、その記者発表に出演するため、昨日の午前中の飛行機で東京に来られたというわけ。

Kajio
 一時期は体調を崩されていたこともあった梶尾さんですが、もうすっかりお元気になったようで、今年も精力的に執筆活動を行うと、意気込みを語っておられました。

 梶尾さんといえば、つい先日、平凡社から新刊『メモリー・ラボへようこそ』が刊行されました。『黄泉がえり』『つばき、時跳び』『穂足のチカラ』など、リリカルで、ちょっと切ない梶尾作品の魅力がたっぷりつまった一冊。
 この週末にお読みになってみてはいかがでしょうか。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2001年のバンクーバーにて。

 バンクーバーオリンピック開幕まで、あと2週間となりました。
 もともと極度の寒がりの私は、ウィンタースポーツには縁遠いのですが、テレビで観戦するのは嫌いではありません。日本選手の活躍はもちろん楽しみなのですが、それ以上に各国のトップ選手の妙技が見られるのを待ち遠しく思います。

 そのバンクーバーですが、いまから10年近く前の2001年の9月に、田中さんの取材旅行で訪れたことがあります。東京は、まだまだ残暑が厳しい時期だったのですが、彼の地はとても過ごしやすかったのを覚えています。

Fh030010
 そのときに私が撮影した田中さんの姿。
 今よりもかなりスマートで……やっぱり若いですわ(笑)。
 背景のお花畑は、バンクーバー島にあるブッチャード・ガーデンです。まさに花盛りという感じで、とても気持ちよかったのを覚えています。

Fh010011
 バンクーバー島までの往復は、水上飛行機を利用しました。かなり贅沢な体験でしたね。
 その機上から見たバンクーバー市街が、この写真です。
 左手に大きく拡がっているのが、スタンレー・パークです。

 あれから10年近く。
 ずいぶんバンクーバーも様変わりしていると思います。
 テレビ中継の合間に、市街の様子も写るでしょうから、それを見るのも楽しみです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

Twitter、はじめました。

 最近、流行りのTwitterとやら。
 しばらくは静観していたのですが、仕事でお付き合いのある出版社さんから、新刊情報などを中心にTwitterを通じて情報発信をしはじめたところ、それがかなり有効だという話を聞きまして、これはちょっと慣れておいたほうが良いかも、と判断し、おくればせながら参加することにしました。
 http://twitter.com/adachi_hiro
です。

 フォロー、よろしくお願いします。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「活字倶楽部」でアンケートに答えています。

 1月25日発売の「活字倶楽部」2010年冬号に掲載されています、「人気作家26人大アンケート」に、田中さんが回答を寄せています。
 田中さんの2009年は、どんな年だったのでしょう。また、2010年の目標は。
 ご興味のある方は、「活字倶楽部」をご覧くださいませ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

周回遅れはみっともないですよ、先生。

 今日の田中さん。
 講談社「アフタヌーン」編集部を通じて、垣野内さんから「水妖日にご用心」の第2話のネームが届きました。
 それを見て「え?もう第2話なの!」
 ええ。なにせ月刊連載ですから。

 「早く続きを書かないと、「原作がコミックスに追いつかれた」と笑われますよ」と言ったところ、
 「いや、いっそ追い抜いてもらって、コミックスを原作が追いかけるようにすれば……」
 などと言っておりました。 

 垣野内先生、ご迷惑をお掛けしますが、なにとぞお見捨てなきよう。
 どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ワンフェスに参加します。

 2月7日(日)、幕張メッセ国際展示場で行われる「ワンダーフェスティバル 2010【冬】」に、「銀河英雄伝説」フリート・ファイル・コレクションが出展!
 ホール6 ブース番号D17の「造型工房アルバクリエイツ」です。

 当日は、Vol.9の試作品を展示する予定です。
 間に合うと良いのですが……。

 私も、当日はブース内に常駐するつもりです。どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「銀河英雄伝説」劇場版がファミリー劇場に登場です。

 ファミリー劇場で、「銀河英雄伝説」の劇場版3作品の放映が決まりましたのでお伝えします。

「わが征くは星の大海」
 3月5日(金)25:00〜
 3月20日(土)21:00〜
 3月22日(月)13:00〜

「新たなる戦いの序曲」
 3月5日(金)26:10〜
 3月20日(土)22:20〜
 3月22日(月)14:20〜

「黄金の翼」
 3月5日(金)27:50〜
 3月20日(土)24:10〜
 3月22日(月)15:40〜

 どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『薬師寺涼子の怪奇事件簿』コミックス最新刊です!

Yakushiji

 講談社「アフタヌーン」誌上で連載中の「薬師寺涼子の怪奇事件簿」ですが、このたび、『霧の訪問者』篇の下巻が発売されることになりました。
 米国屈指の富豪、ロートリッジ家にまつわる謎が、いよいよ明らかになります。
 霧の軽井沢を舞台に繰り広げられた一連の事件が、涼子の手により解決するのですが、それは何とも哀しい物語でした。

 一方。
 女装愛好家たちの全国大会も絶好調!
 軽井沢を代表する景勝地、矢ヶ崎公園の横で、前代未聞の大騒動が巻き起こります。
 ゴスロリ派とウェディング・ドレス派の決着は!


 私としましては、つぎの「水妖日にご用心」篇で、田中さんの原作に垣野内さんのコミックスが追いついてしまうのが気がかりなんですよね。
 田中さんに「大丈夫でしょうか」と聞いてみたら、「うん、スリル満点だねぇ」と笑っておりました。
 笑っている場合なのでしょうかねえ……。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【訃報】柴野拓美先生が、お亡くなりになりました。

1177792_2863294429s

 柴野拓美先生が、1月16日午後8時6分、肺炎のためにお亡くなりになりました。

 SF作家、翻訳家として、そして、SF同人「宇宙塵」の主宰者として、日本におけるSFの普及と発展に尽くした、本当に偉大な人でした。
 生前の柴野さんは、いつも穏やかな笑顔を浮かべ、私たちが喧しくSFの話をする傍らに座っていてくれました。
 ここには書ききれないくらいの恩を受けながら、なにひとつ返すことが出来ないまま、柴野先生を見送ることになってしまい、本当に寂しく思います。
 もう、SF大会に行っても、柴野先生のお顔を見ることは出来ないのですね。

 これから先は、柴野先生がいつも私たちにしてくださったように、私も後進の皆さんを支えていくように努めます。
 なかでも、柴野先生が種をまき、水を注いで育てて下さった、日本のSFファンダムが少しでも大きく育つよう、自分の出来ることを考えたいと思います。
 それこそが、柴野先生に頂いたご恩をお返しする、私に出来る唯一の方法だと思いますから。


 柴野先生、出来ることなら、もういちど、お話しをしたかったです。

 いままで本当にありがとうございました。
 そして、さようなら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

横山さんの新シリーズです。

Yokoyama
 横山信義さんが、中央公論新社で始める新シリーズ『碧海の玉座』。
 まだ刷見本は届いていないのですが、先日、打ち合わせで中公にお邪魔した際、「こんな感じになりますよ」という束見本を見せてもらいましたので、ここで紹介させていただきます。束見本ですから、中身は真っ白なんですけどね。

 今回は、太平洋の覇権を掛けて、日本・アメリカ・イギリスの三者が戦うことになります。第1巻「日英激突」では、日本とイギリスのあいだで偶発的に戦火が交わされます。これが局地戦で終熄するのか、はたまた全面戦争の先触れとなるのか、両者のあいだで漁夫の利を得る機会を窺うアメリカの思惑も絡め、さまざまな視点が錯綜していきます。
 本格架空戦記の旗手として圧倒的な支持を誇る横山信義の新シリーズ、1月25日に刊行予定です。
 どうぞご期待ください!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

台湾版「薬師寺涼子の怪奇事件簿」です。

Yakushiji01
 先日、事務所に届いたDVD。
 アニメ「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の台湾版でした。
 どちらかというと、簡体字を使っている中国本土よりは、繁体字の台湾のほうが「読める」気がします。

Yakushiji02
 パッケージの裏を見てみると、「所到之處必風波 兼具美麗與智慧的謳魔的娘娘駕到!」とありまして、見ているとなんとなく学生時代の古文の授業を思い出しました(笑)。
 漢字って偉大だと思います。読み方はともかく、意味は取れますものね。

 台湾でも人気という「薬師寺涼子の怪奇事件簿」シリーズ。
 まだ未見という方は、この機会に、ぜひ。





| | コメント (0) | トラックバック (0)

今年も澤見さんへの応援、よろしくお願いいたします。

Img_0049

 先日、恵比寿駅の駅ビルに入っている書店「有隣堂」を覗いてみたところ、特設の平台のうえに、澤見さんの『はなたちばな亭らぷそでぃ』が置いてありました。
 店員さんによれば「書店員が選ぶ2009年に出た本のなかでお薦めする本」のコーナーなんだそうで。

 いやはや、ありがたいことです。
 今年も、澤見さんは精力的に執筆をすすめています。
 応援をよろしくお願いいたします。

(おまけ)
R0010654
 澤見さんが、年末に青森に取材旅行に行った際、おみやげとして買ってきてくれたドロップ。
 味については、論評を差し控えさせていただきます。はい。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

捕鯨に注目されている今、読みたい小説。

Kajishin

 捕鯨に反対する環境保護団体(というのも、ちょっと違う気がするのですが)が、日本の調査捕鯨船と衝突して大破したというニュースがありました。
 捕鯨に限らず、世の中には意見の食い違うことは多々ありますが、どんな主張があるにせよ、直接、攻撃的な行動に出るのは感心できません。今回は双方とも人的な被害はなかったということですので、まずは良かったと思います。

 とはいえ、個人的な感想を言わせてもらえれば、やはり鯨を食べる食文化は、日本の大切な文化のひとつだと思っています。絶滅のおそれのあるシロナガスクジラなどは絶対に保護しなければならないと思うのですが、ミンククジラはすでに捕鯨の対象として良いほど個体数も増えていると思うのですけどね。
 一説によれば、個体数の増えたミンククジラが、ヒゲクジラ類の共通のエサであるオキアミなどを大量に食べてしまうため、シロナガスクジラなど大型のヒゲクジラ類が飢えてしまっているとも言います。
 ただ、クジラを水産資源として捉え、いくら科学的データなどを揃えて意見を主張しても、捕鯨反対派は「クジラが可哀相」という感情論でくる場合が多いので、結局のところは意見は平行線というか、食い違ったままになるのでしょうね。
 難しい問題です。

 ということで。
 捕鯨をテーマにした梶尾真治さんの小説を紹介します。
 この機会に、ぜひ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

さて、今年はどんな年になりますやら。

 いよいよ2010年が本格始動です。

 うちの会社は、昨日から業務を始めていたのですが、やはり今日になって出版社や取引先からの電話連絡が来るようになりました。
 新しい年、新たなお仕事をばりばりやっていきたいものです。どうぞよろしくお願いします。

 昨日は事務所に田中さんも遊びに来てくれました。
 年始のご挨拶を交わしたあと、今年の目標も聞かせてくれたのですが、あまりにささやかで……。
 もうちょっと欲張ってもいいと思うんですけどねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あけましておめでとうございます。

 明けましておめでとうございます。
 旧年中は大変にお世話になりました。
 今年は、停滞気味だった去年のぶんを取り返す勢いで頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 それにしても、今朝は冷え込みましたね。
 皆さん、風邪を引かないように気をつけてくださいませ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »