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世の中に「絶対」というものはないものでして。

 トヨタやホンダのクレーム問題ですが、かなり大きな話になってきました。
 トヨタの社長さんがはじめて記者会見をセッティングしたときは、リコールを発表するのだろう、と思っていたのですが、あのときは結局具体的な方策は語られず、その数日後にリコールを発表しました。なんかちぐはぐというか、バタバタしている印象がありました。
 とはいえ、トヨタといえば日本の「ものづくり」の象徴ともいうべき企業ですし、日本の景気回復の原動力ともいえる企業です。この経験を元にして、元気を取り戻して欲しいものです。

 ただ、車とか機械というのは難しいものですね。途中で改修をしようとすると、「リコール」だの「自主改修」だの「サービスキャンペーン」だので対応しなければならず、コストも時間も掛かります。
 これがコンピュータ・ソフトとなると、「アップデート」という名前で(言葉は悪いですが~)こっそり直してしまっても気がつかれないんですよね。先日、WindowsXPのパッチに障害があったというニュースが流れましたが、そのなかで「定例パッチ」という言葉がありました。不具合を修正するのが定例になっている、というのも、考えてみれば不思議な話です。

 さらにいえば、私の乗っている車もそうですが、現在の車には当たり前のようにコンピュータが搭載されています。
 とくにハイブリッド車というのは、コンピュータで制御される度合いが大きいと聞きます。
 さきのWindowsXPの例を、そのまま当てはめるわけにはいきませんが、そんな不安定なコンピュータというモノに「命を預ける」というのもおっかない話です。
 ひょっとすると、次の世代の自動車には、無線LAN機能が装備されていて、街を走っているあいだに修正データをダウンロード、深夜、車がガレージにあるうちに修正パッチをインストール、なんてことがあるのかも知れませんね。

 もともとが機械の設計屋だった私としては、一連のニュースを聞いて、いろいろと考えてしまいました。
 ちなみに、下に掲げたのは私のお薦め本です。いろいろと具体的な事例が載っていて、機械設計分野の人はもちろん、なにかを「生産」している人には、ぜひ読んで欲しい本です。


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