« いったい何処に行ってきたんですか!? | トップページ | 週末はワンダーフェスティバルです。 »

コミック版「クロノス・ジョウンター」、いよいよ単行本発売です。

Chronos01

 梶尾さんの名作「クロノス・ジョウンター」シリーズ。
 誰しもが人生のなかで一度は思うはずの願い、「あぁ、ここにタイムマシンがあれば……」。
 物質過去射出機「クロノス・ジョウンター」は、たしかにタイムマシンといえます。しかし、時間を跳ぶ者に、時の神クロノスが課す条件は、あまりに厳しいものだったのです。

 P.フレック社に勤める技術者、吹原和彦。彼のチームが試作研究を続けているのは物質を過去に投射する装置「クロノス・ジョウンター」。
 ある日、彼の思い人が不慮の事故で命を落としたとき、吹原はひとつの決断を下すのでした。

 「木造迷宮」(コミックリュウ連載中)で、淡くせつない恋心を描き、読者の絶大な支持を得たアサミ・マートさんが、梶尾作品のなかでも評価の高い本作のコミック化に挑みました。
 原作小説を読んでいても、読んでいなくても、ひたすら泣ける作品に仕上がっています。さすがです。
 梶尾作品のファンの皆さんは必見ですよ。

 原作小説も、よろしくお願いします。


 この「クロノス・ジョウンター」シリーズですが、演劇集団キャラメルボックスさんが舞台化をしています。
 先日、25周年記念公演のご案内をさせていただきましたが、すでに発表された舞台はDVD化にもなっています。
 この春の公演を見られる前に、いちどDVDでご覧になってはいかがでしょうか。

|

« いったい何処に行ってきたんですか!? | トップページ | 週末はワンダーフェスティバルです。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: コミック版「クロノス・ジョウンター」、いよいよ単行本発売です。:

« いったい何処に行ってきたんですか!? | トップページ | 週末はワンダーフェスティバルです。 »