コミック版「クロノス・ジョウンター」、いよいよ単行本発売です。
梶尾さんの名作「クロノス・ジョウンター」シリーズ。
誰しもが人生のなかで一度は思うはずの願い、「あぁ、ここにタイムマシンがあれば……」。
物質過去射出機「クロノス・ジョウンター」は、たしかにタイムマシンといえます。しかし、時間を跳ぶ者に、時の神クロノスが課す条件は、あまりに厳しいものだったのです。
P.フレック社に勤める技術者、吹原和彦。彼のチームが試作研究を続けているのは物質を過去に投射する装置「クロノス・ジョウンター」。
ある日、彼の思い人が不慮の事故で命を落としたとき、吹原はひとつの決断を下すのでした。
「木造迷宮」(コミックリュウ連載中)で、淡くせつない恋心を描き、読者の絶大な支持を得たアサミ・マートさんが、梶尾作品のなかでも評価の高い本作のコミック化に挑みました。
原作小説を読んでいても、読んでいなくても、ひたすら泣ける作品に仕上がっています。さすがです。
梶尾作品のファンの皆さんは必見ですよ。
原作小説も、よろしくお願いします。
この「クロノス・ジョウンター」シリーズですが、演劇集団キャラメルボックスさんが舞台化をしています。
先日、25周年記念公演のご案内をさせていただきましたが、すでに発表された舞台はDVD化にもなっています。
この春の公演を見られる前に、いちどDVDでご覧になってはいかがでしょうか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント