「銀河英雄伝説」舞台化です!
「銀河英雄伝説」が舞台になります。
まだ仮オープンの段階ですが、一応、サイトはここ。
2011年1月に東京・青山劇場での公演となります。
ちなみに、「銀河英雄伝説」OVAの舞台化、ということではないそうです。あくまでも、田中さんの小説、『銀河英雄伝説』の舞台化。
もともと田中さん自身、「帝国軍の会話のシーンは、舞台劇をあたまに置いて書いた」と言うくらいですから、舞台演劇との親和性は高いと思います。
昨日、この情報が流れてから、いろんな方からメールやtwitterでのメッセージをいただきました。
それで、ちょっと気になるのが、何かこう、過激な反応をする人が多い気がします。
もともと田中さんのファン、なかでも「銀河英雄伝説」のファンの皆さんは、年齢は関係なく「大人な人」が多いのです。「原作しか読んだことのない」という人にアニメのファンの人が「原作も良いですが、アニメも良いですよ」とか誘っていたりして、よく見る「原作ファン対アニメのファン」という図式はまったく見られず、それが私にはとても素晴らしいことだと思えるのですね。
ところが、今回の舞台化に関しては、なんだか声高に否定論を語る人が目に付きます。まだ何も情報が出ていない段階で、「気に入らない!」と言われても……。という感じがぬぐえません。
まだ詳細を明かすわけにはいかないのですが、今回の舞台化のスタッフ、キャストの皆さんは、誰もが「銀河英雄伝説」という作品に深い愛情をもって接してくださっています。そういう意味では、いまのファンの皆さんや、「銀河英雄伝説」のファンから田中さんの秘書までになってしまった私と同じです。
ですので、そういう反応を見るのが、ちょっと寂しい気がします。
私としては、今回の舞台化は、とても楽しみです。はい。
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コメント
こんばんは。
愚考しますに、アニメと小説は意外に親和性が高いと思います。アニメと漫画の親和性が高く、漫画と小説の親和性も意外と高いからかもしれません。むろん個人のイメージとの差や、放映回数など外的制約はありますが、実写と違って映像上の制約が少ないですし(たとえば髪色や眼色、服装など)
ところが実写映画・舞台と小説では、かなり変わってきます。成功した作品も多いですが、やはり「憧れの人の声だけでなく全身を、生身の人間が演じる」ということに対する不安は大きいものだと思います。それこそ髪色身長体重艦隊戦は?などなどファンだからこそ考えずには居られません。それと、言葉は悪いですが、決められた場所で時間的拘束を受ける映画や舞台の場合では尺の問題もありますから、私などもつい「時間的に全部はできないだろうけど。確かグイン・サーガもそうだったような…」と。
やはり「生身の役者」とか「画像処理のない生の舞台」とか「時間の制約」というのは誰しもあれこれ気を揉んでしまうのではないでしょうか?
でも、それは関係者の方の愛情や誠意を疑っているわけでは決してない、と思います。決定前の議論の段階ならいざ知らず、上演される舞台は観客だって本当は成功することを望んではいるはずです。そう思うから情報を追いかけたり、チケット買ったりするんじゃないでしょうか。私も不安は多少なりとありますが「成功してほしい」と思ってます。ただ「監督の愛情は理解できたけど、作品として失敗してた」実例を思い出し…大丈夫?と呟いてしまうのだと思います。我が子の発表会、無事成功を望みながら、でも失敗するんじゃないかと不安になる親、みたいなもので、それもまた愛情と言っては駄目でしょうか?
あと、ネット上の文言はストレートすぎる傾向があります。匿名だと思って気安く書き込んだり、ツイッターの少ない文字数で単刀直入に書き込むので、余計に「声高」な印象になっているのかもしれません。良心的に解釈すれば、ですが。
投稿: らっきーからー。 | 2010年3月14日 01時46分