横山さんとロスまで飛行機の取材旅行に来ています。
横山さんとの取材旅行は、実に久しぶり。
過去には、ハワイにミズーリを見に行ったり、ドイツにUボートを見に行ったりしたのですけど。
今回は、ロス郊外のチノで行われる航空ショーに「出演」する、大戦機が目当てです。
当初、搭乗開始時刻は16時30分と言われていたのですが、機体の準備に時間が掛かったと言うことで、搭乗を待つ人の列が動き始めたのは16時45分くらいでした。
横山さんに続いて搭乗ゲートを通ろうとした私ですが、なぜか私の搭乗券だけ、自動改札に似た機械を通しても赤ランプが点灯したまま。横山さんの搭乗券は、すぐに緑のランプが点いたのに。
ついには、係の女性が「アダチさま、ちょっとこちらに」と声を掛けて来まして、私は人の列から外れて、ゲートの片隅に引っ張られてしまいました。
彼女が言うには、「TSAが乗客のなかからランダムに選んだ人」として、改めてボディチェックをさせて欲しい、ということ。
断る理由もないので、どうぞ、と受けたのですが、なんだかえらく徹底的に調べていた感じでした。
また、係の男性が私の身体をチェックするとき、やたら強く服の上からこする感じを受けました。その後、係の男性がはめていた手袋を別の女性が何やら粘着性の紙片でこすり、そのうえで手袋をはずし、慎重にひっくり返して机のうえに番号札とともに並べる、という奇妙な行動をとってました。私の服の繊維サンプルでも取ったのでしょうか。不思議です。
そんなこんなでしばし足止めをくらった私たちでしたが、無事に機内に入ることも出来、とりあえずは席に落ち着くことにしました。
定刻は17時10分だったのですが、搭乗時刻がずれ込んだのが影響したのか、タキシングを終えて離陸滑走に入ったのが17時35分。
ただ、その後にあった機長のアナウンスによれば、上空の気流が非常に早いため、飛行時間は短縮されて8時間45分ていどになる、ということ。
実際、ほんの少しですがロスには早く着くことが出来ました。
現地時間の10時30分、無事にロサンゼルス国際空港に着陸し、荷物が出るところまでは順調だったのですが、税関の列がとんでもなく長く延びていました。せっかく早めに到着したのに、あまり変わらない感じになってしまいました。
レンタカーでも、また長蛇の列に並ぶことになりましたが、まあ、ここは割愛。
そのままホテルに行くのではちょっと早すぎると思い、ハリウッドの入り口にあるグローブへ行くことに。
横山さんが本屋さんを見たい、と言っていたので、まずはそちらを目指したわけです。グローブのなかのイタリアン・レストランで昼食を取ったあと、いよいよ横山さんを本屋さんにご案内。
私は、というと、本屋さんの斜め前にあるアップルストアで、iPadをいじり倒しておりました(笑)。
良い本が買えた、と満足そうな横山さんと車に戻り、いよいよホテルに向かいました。
ただ、飛行機のなかであまり眠れなかった私、なんだか急に眠気に襲われまして。助手席の横山さんもうつらうつらとしている状況。
こりゃあマズイぞ、と思いつつ、なんとか頑張ってホテルまで車を着けました。
今回の宿に選んだ「Miyako Hybrid Hotel」は、米国トヨタの本社にも近い、トーレンスにあります。
日本人ビジネスマンの出張客を狙ったようで、部屋のバスは日本式で深いうえに洗い場がありますし、トイレはウォシュレットが付いてます。今回のような短期間の滞在では、気を遣うことはなるべく減らしておくほうが良いと思い、日本語がばっちり通じるホテルとして、ここを選びました。
現在、現地時間の午後6時。
チェックインを済ませて、部屋に荷物を置いたあと、ホテルの隣にある日系スーパーで買い出しをして、帰ってきたところです。
本当は夕食を食べに出ようか、と言っていたのですが、疲れているうえに明日は早いし、ということで、スーパーで買ってきた寿司弁当を食べて早寝をしてしまおう、ということになりました。
まあ、賢明な判断だと思います。
さあ、明日はどんな飛行機が見られるのかな。
本当に楽しみです。
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