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選択肢が広がるのは悪いことではないでしょう。

 先日から風邪を引き込みまして、この週末は自宅でゴロゴロ……いや、休養をしております。
 手元には、横山信義さんが書き上げたばかりの新作『碧海の玉座』第4巻のプリントアウトがありまして、付箋と赤ペンを片手に読んでいるという、私個人的には楽しい週末。
 この好天に、どこにも行かないのかと言われると、ちょっと寂しくなるのですが(笑)。

 原稿を読んでいるとき、軽く音楽を掛けていることも多い私ですが、最近はもっぱらiPhoneに入れた音楽をスピーカーにつないで流しています。なにしろ、iTunes Storeを検索すると、邦楽・洋楽とわず、私が若い頃に聞いていた曲がガサガサと出てくるのですからたまりません。さらにいえば、アルバム単位ではなく、曲単位で買えるのも嬉しい話。
 ふと気がつくと、けっこうな金額をAppleに払ってしまっています。

 まさに「ご利用は計画的に」という話なのですが、すでにCDなどが絶版になっているアルバムや楽曲が、こうやって手軽に聞けるようになったのは、素直に嬉しいことです。
 また、こうやって実際にiTunesStoreを利用してみて思うのが、古い曲も新しい曲も並列で「お店に並んでいる」というのは、なかなか面白いですね。

 もう少し考えを広げてみると、電子書籍にも同じことが言えるのかも知れません。
 新人作家の作品と、いわゆる大家の作品が、同じお店で同じ扱いで並んでいる。先週発売された新刊と、10年前に書かれた作品が同じように扱われる。もっと言ってしまえば、アマチュアの作品と、プロの作品が同じように扱われる。
 いまの街の書店さんでは、物理的な要因もあってなかなか難しい状況が、電子書籍の世界では(簡単ではないにせよ)実現できてしまう、少なくとも、その可能性はある、ということは、私たち作り手側はもっと意識していかねばならないと思います。

 私としては、まだプラットフォーム、ブラウザも含めて過渡的な電子書籍について、現状では手放しで歓迎することは出来ないのですが、紙の本と電子書籍、読者の皆さんの嗜好に合わせて選択肢が広がることに関しては、けっして悪いことではないと思います。
 AppleのiPadの日本での発売日も決まったようです。これからしばらくは、状況がめまぐるしく動くことでしょうね。

 そんな激動の時代にしっかり追随していくためにも、早く風邪を治さなければ(笑)。
 

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