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今年も半分が過ぎました。

 6月も今日で終わり。
 ということは、今年も半分が過ぎたということになります。
 よく、酒瓶にお酒が半分入っている状態を見て「もう半分しかない」と思うか、「まだ半分もある」と思うか、という話を聞きますが、さて、今年は「もう半分過ぎた」のでしょうか。それとも「まだ半分ある」のでしょうか。

 ワールドカップの日本対パラグアイ戦の興奮がさめやらぬまま、ほとんど眠らずに出社してしまったので、どうもぱっとしません。
 まあ、今日だけは許していただきましょう。

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地図は貴重な情報源なのです。

 横山信義さんや三木原慧一さんの書く、戦記シミュレーションは、史実と異なる「架空歴史」を舞台に物語が展開していくのが一般的。でも、地理に関しては現実のものをそのまま使うことが多いようです。まあ、ベーリング海峡が陸続きになった世界、というような「架空地理」小説も面白いとは思うのですが、それはさておき。

 現実と同じ地形を舞台にしているということで、校正のチェックには詳しい地図が不可欠となります。
 たいていは、アメリカの新聞社TIMEが出している地図帳、「Times Comprehensive Atlas of the World」で用が足りるのですが、「ガダルカナル島の周辺詳細」なんて言われると、ちょっと力不足になります。

 そんなとき、重宝するのがアメリカの運輸省が発行している「世界航空地形図」O.N.C.。これは1/100万の統一スケールで、ほぼ世界中を網羅している地図です。あまりポピュラーとは言えない土地でも、ちゃんと地図になっていて重宝しているのですが、実は最近、この地図も「国外への販売が規制される商品リスト」に加わってしまったようす。いつもこの地図を注文しているネット商店に、そんなことが書いてありました。

 幸い、いまのところは問題なく入荷しているようなのですが、この先、どうなっていくかは判りません。
 考えてみれば、地図というのは一級の戦略資料なんですよね。
 日本が戦争に突入したとたん、ラジオで天気予報が流れなくなったという話を聞いたことがありますが、これも天気予報が戦略資料として有効だったからです。
 それと似たようなことが21世紀になっても起こっているというのは、ちょっと驚きました。
 今のところ、日本は平和な生活を送れていますが、世界ぜんたいを見回してみると、そんな国は本当に数少ないということも判ります。


 地図ひとつ注文することで、いろいろと考えてしまった朝でした。


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そろそろ引っ越しの季節です。

 週末、熊本に帰省していた田中さん。
 今朝、久しぶりに事務所に顔を出してくれました。

 いろいろと仕事の打ち合わせもしたのですが、なんといっても目の前にある軽井沢への引っ越しが楽しみで仕方がない感じ。
 そりゃあ、ここ数日の蒸し暑さを考えると、一日でも早く、涼しい軽井沢に行きたいですよねえ。

 引っ越しと言っても、着替えをはじめ、身の回りのモノを持っていくだけなのですが、忘れてならないのが執筆に必要な資料です。
 そのとき、なにを執筆しているかによって、資料の量も変わります。中国歴史物を書いているときには、山ほど資料を持ち込むことになりますが、幸い、今年はさほど多くはなさそうです。

 涼しい軽井沢で、少しでも執筆のペースが早まれば良いのですけどね。

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舞台版「銀河英雄伝説」の打ち合わせをしてきました。

 今朝(というか、未明)、テレビの前で歓声を上げていた人も多いのではないでしょうか。
 私も、その一人なのですが(笑)。
 おかげで、今日は一日、眠気に悩まされました。

 そんななか、舞台版「銀河英雄伝説」のプロデューサー氏と打ち合わせをしてきました。
 いろいろとお話を伺ったのですが、先日から少しずつお伝えしているキャスティング以外にも、かなり細かいところまで煮詰まってきたようです。
 最初に書きました通り、今回の舞台化は、OVA版「銀河英雄伝説」の舞台化ではなく、あくまでも小説「銀河英雄伝説」の舞台化です。
 アニメにはアニメの、コミックスにはコミックスの、舞台には舞台の表現方法があると思いますので、どういうふうにカタチにして貰えるのか、本当に楽しみです。
 来年の1月という、ふつうに考えれば「鬼が笑う」ような話なのですが、今日の打ち合わせを通じて感じたのは、「あと半年しかない」ということ。アニメの制作進行は、なんどか見たことがあるのですが、舞台のそれはアニメとはまったく異なるタイムテーブルで動いています。今回の舞台化を通じて、いろいろと勉強させていただくことになりそうです。

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毎年の恒例行事です。

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 ネットで予約していた青梅が届いたので、さっそく梅酒作り。
 なりくちのところを竹串で取るのが好きです(笑)。

 今回は、ふつうの甲類焼酎で漬けてみました。
 聞くところによると、ブランデーや日本酒で漬けても美味しいらしいです。ブランデーはともかく、日本酒だとアルコール度数が足りないのでは?と思うのですが、なにかコツがあるのでしょうか。

 5キロ購入して、梅酒に使ったのは2キロ。
 残った梅は少し追熟させてから、梅干しにする予定です。

 こういう「仕込んだ後は放っておくだけ」というモノは、作るのも楽でいいですね。 

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iPhone、無事に復旧できました。

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 昨日、「iPhoneが壊れた」と書いたのですが。
……なんと、今日の午前中に代替品が届きました。

 Apple、さすがです。

 故障したiPhoneから抜いておいたSIMカードを、新しいiPhoneに挿したあと、Macに接続すると、バックアップしたデータが何の問題もなくiPhoneに飲み込まれていきました。
 ものの数分で、ほぼ完全に以前の環境は復活。

 さらには、ちょうど良いタイミングでiPhone用の新しいOS、iOS4がダウンロード出来るようになっていたので、そのままダウンロード&インストールを済ませました。
 これも、10分少々で終了。

 もともとMacにせよ、iPhoneにせよ、仕事をうまく進めるための道具に過ぎないわけでして、道具を使うためだけに時間やお金を費やすのは不合理だと思っています。趣味であるならば、それはそれで良いのでしょうけど。
 ですので、道具がトラブルを起こしたときに、最低限の時間と労力で復旧できるというのは、大変にありがたいと思います。
 これからも、うまく「道具」とつきあって行かなきゃなりませんね。

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iPhoneが故障しました。

 昨年夏に導入してから、「外部記憶装置」として、もう手放せなくなっているiPhoneですが、先週末の土曜日にトラブル発生。
 なんとなく動作が鈍いな、と思い、電源を再起動してみたところ、「iTunesに接続」を示す表示が出たまま、操作できなくなりました。一応、緊急用にということなのでしょう、電話だけは掛けられるような仕様らしいのですが、それも「圏外」と表示されていて使えず。

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 私のiPhoneの「母艦」は、会社で使っているMacintoshなので、iPhoneは使えない状態のまま週末を過ごすことになりました。

 今朝、出社してすぐに接続してみたのですが、iTunesが立ち上がって復元モードに入るものの、すぐに「原因不明のエラー」ということで、動作しないまま。

 仕方がないので、Appleに連絡して修理を依頼しました。
 幸い、私はAppleの有料保守契約サービス(AppleCare)に入っていたので、追加費用もなく、故障品を回収と同時に代替機を入手できることになりました。
 さらにいえば、私はiPhoneと、AppleのクラウドサービスMobileMeを組み合わせて使っているので、すべてのデータが自動的にバックアップされていました。
 そのため、一番怖いデータのロストは避けられましたし、費用的にも問題はなかったのですが、やはりいつも手元にあるiPhoneがない、というのはけっこう不便なもの。
 自分がこれほど、この小さなデバイスに頼った生活をしているとは思いませんでした。

 今日の午前中に修理を依頼して、さきほどAppleから「代替品を発送した」というメールが届きましたので、明日か、遅くとも明後日には元通りの環境が復活すると思えますが、いろいろと考えさせられてしまう出来事でした。

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舞台版「銀河英雄伝説」のキャストが、徐々に明らかになってきました。

 先日からお伝えしております、舞台版「銀河英雄伝説」ですが、主要キャストがそろってきました。

 まず、ラインハルト・フォン・ローエングラム役には、「侍戦隊シンケンジャー」で活躍された松坂桃李さん。
 ラインハルトの親友にして忠実なる副官、ジークフリード・キルヒアイス役には、「クイズ!ヘキサゴンⅡ」にレギュラーで出演されている崎本大海さん。
 そして、情に流されることなく常に冷徹な判断を下すパウル・フォン・オーベルシュタイン役には、浅倉大介氏とのユニット、accessのボーカルとして幅広い声域を誇る、貴水博之さん。
 ラインハルトのもと、ともに麾下艦隊を率いて幾多の戦果を挙げ、「帝国の双璧」とも謳われる二人、ウォルフガング・ミッターマイヤーと、オスカー・フォン・ロイエンタールには、中河内雅貴さんと、東山義久さん。

 こうして書いているだけでも興奮してくるほど、素晴らしいキャストがそろいました。
 まだまだこのあともキャスト発表は続きます。

 もちろん、キャストだけではなく、内容的な面でも「銀河英雄伝説」ファンの皆さまを失望させることがないよう、脚本・演出ともに十分に吟味し、力の入った舞台を作るべく、スタッフの皆さんは頑張ってくださっているとのこと。
 公開は来年1月となりますが、今から本当に楽しみです。

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栗本薫/中島梓さんの企画展が開かれます。

 東京・文京区にある弥生美術館で、7月2日(金)〜9月26日(日)まで、「稀代のストーリーテラー 栗本薫/中島梓展 ー書くことは、生きることー」が開催されます。
 昨年5月26日、惜しまれつつもこの世を去った栗本薫/中島梓さんの企画展で、このような展示会は初めてということです。
 栗本薫/中島梓さんの活動範囲は、本当に多岐にわたっており、その軌跡を追い掛けるだけでも大変なことだと思います。
 今回の企画展では、直筆原稿、創作ノート、装丁・挿絵の原画、アニメの原画、ご本人の遺愛品などが展示されるということ。
 その貴重な資料を前にすることによって、栗本薫/中島梓さんの才能の燦めきを感じられることと思います。

「稀代のストーリーテラー 栗本薫/中島梓展 ー書くことは、生きることー」
 詳しくは、弥生美術館の公式webをご覧ください。

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いままでの戦史研究書とはひと味違います。

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 第二次大戦の史実を下敷きにしつつも、「もし、この戦いがこう進んでいたら……」と考えた小説を「架空戦記」と言います。
 うちの会社でも、横山信義さん、三木原慧一さんが書き手として数々の作品を発表しています。
 史実を研究する方のなかには、いわゆる「イロモノ」として軽侮する向きもあると聞きますし、それはそれで仕方のないものだと思うのですが、あくまでもエンターテインメント小説として楽しむのであれば、そんなに目くじらを立てることもなかろうに、とも思います。

 ところが、逆に一流の戦史研究家が集って、「もし、この戦いがこうだったら」と考えるという、いっぷう変わった戦史研究本が中公文庫から刊行となります。
 真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル、レイテ。それぞれ太平洋戦争の重大な転換点になった戦いにおける「if」を考えることで、歴史の真実の姿をあぶりだす意欲作。
 いままでの架空戦記にご満足いただけなかった方にもお勧めできる良書です。
 2002年にグラフ社から刊行されていた本なのですが、中公文庫に収められたことで、よりお求めやすくなりました。

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「薬師寺涼子の怪奇事件簿」×「タイタニア」の合同フェア情報です!

 田中さんが原作のコミック版『薬師寺涼子の怪奇事件簿』と『タイタニア』。
 垣野内成美さんと、ガンテツさんが、それぞれ素晴らしいコミックに仕上げてくださっておりますが、その単行本が6月23日に同時発売となります。

 それを記念して、「薬師寺涼子×タイタニア 田中芳樹原作最新コミックスフェア」が開催されることになりました。

 詳しくは、こちらの公式webサイトをご覧いただくことになりますが、今回発売となります「薬師寺涼子の怪奇事件簿 水妖日にご用心(上)」と、「タイタニア(5)」の、それぞれの帯についている応募券を二つとも集めてお送りいただいた方から抽選で100名様に、田中さんと垣野内さん、ガンテツさんの直筆サインが入った色紙をプレゼントする、ということです。

 また、全国150店の協賛書店には、お二方の複製原画が展示されるほか、特製ポストカードのプレゼントもある、ということ。
 なんとも太っ腹のフェアとなりました。

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 田中さんも、先日から、せっせとサインをしております。
 皆様のご応募、心からお待ちしております。


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小前亮さんの新刊です!

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 小前亮さんが、2007年11月に出したハードカバー『十八の子 ー李巌と李自成』が、ついに講談社文庫に収められました。

 明朝末期、度重なる戦と凶作、そして過酷な税にあえぐ民の負担は限界を超えていた。
 各地に反乱の烽火が続々と上がる。
 叛徒を率いる李巌と紅娘子は、四川で反乱勢力を指導する李自成に合流し、厳しい軍規を掲げて明朝打倒の先頭に躍り出た。
 さらに、明を狙う強大な女真族も南下を始め、時代は大転換へ向けて動き出した。

 指導力に富み、人々から尊敬をあつめる李自成。
 智略に優れ、烏合の衆だった農民軍を厳しい軍規のもとに組織した李巌。
 そして、奔放な女首領、紅娘子。

 彼らが挑んだのは、内憂外患に悩みつつも、なおも強国として周辺諸国を圧倒する明国。
 彼らが掲げた「民衆が飢えない国を作る」という理想は達し得たのか。そして、その結末は。

 文庫版となり、いっそう読みやすくなった本作品。
 どうぞお楽しみください。


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赤城さんの新刊、『氷海のウラヌス』です!

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 今週は新刊ラッシュです。

 赤城毅さんが「小説NON」で連載していた「暁の海に聞け」が、改題のうえ、単行本にまとまりました。
 題して『氷海のウラヌス』。

 昭和16年9月25日、一隻の最新鋭艦が密かに横須賀を出航した。
 その名は「ウラヌス」、対米戦必勝をもくろむ日本海軍の特使と、ヒトラーへの”贈り物”を乗せていた。
 目指すは、ドイツ占領下のノルウェー。
 しかし、行く手には暴風雪吹き荒れる北極海、そして、圧倒的な敵の海空軍が待ち受けている。
 列強の策謀渦巻く非情の海を、国運を賭して独り行く、ウラヌスの運命は?

 いままで、近過去を舞台にしたエンターテインメント小説を得意としていた赤城さんですが、本来はドイツ現代史を専門とする近代歴史学者。
 その専門知識をもとに書かれた本作は、冒険小説と国際謀略小説のふたつの魅力を兼ね備えた力作となりました。
 どうぞ存分にお楽しみください。


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澤見彰さんの新刊です!

Sawami

 昨日、天野頌子さんの新作を紹介しましたが、おなじく「らいとすたっふ小説塾」出身者の澤見彰さんの新作『月香の森』も、ほぼ時期を同じくして刊行されます。版元はPHP研究所です。

 文明をすすめる者、森の暮らしを守る者、そして狼と心を通わす少女。
 一枚の絵が、彼らを結びつけるとき、人びとの絆が失われ……。

 「定め」に抗いながらも懸命に生きるものたちを描く長篇ファンタジー

 澤見さんの透明感のある文体で、哀しく愛しい物語をお楽しみください。


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『警視庁幽霊係』シリーズの新刊です!

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 天野頌子さんの人気シリーズ「警視庁幽霊係」。
 その第6作目となります、『警視庁幽霊係の災難』が、今月16日に発売となります。

 警視庁の特殊捜査室(通称「お宮の間」)で、”幽霊の事情聴取”を担当している柏木警部補。ストレスに弱く、日ごろから牛乳が手放せない体質が災いし、なんとコンビニ強盗の人質になってしまったのだ。
 現役警部補が人質になったという前代未聞の事態に、警視庁は急遽、捜査本部を設置。事件の解決に乗り出した。
 そんな”マトモな人間たち”を横目に、お宮の間の同僚たちも独自に救出作戦をたてる。柏木警部補に取り憑いている美少女幽霊、結花ちゃんをはじめ、個性豊かなメンバーが柏木警部補救出を目指して動き出した。
 さてさて。

 今回も坂田靖子先生が、可愛いイラストで物語を飾ってくださいました。
 どうぞお楽しみあれ。


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第2章まで上がりました。

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 現在、田中さんが鋭意執筆中の『髑髏城の花嫁』。
 今日は、第2章を編集さんにお渡しする日です。
 今回も前回同様、8章構成だと思いますので、まだまだ先は長いのですが、それでも少しずつ進んでいるのは、素直にうれしいです。
 昨年の、体調がどん底のときを一緒に過ごしている身としては、ことにそう思います。
 原稿が完成して本になるまでには、まだしばらく時間がかかると思いますが、まだ既刊をお読みになっていない方は、是非とも第1巻『月蝕島の魔物』をお読みになりつつ、お待ちいただければと思います。
 どうぞよろしくお願いします。


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田中さんが絶賛しています。

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 ミステリを中心に、数多くの人気作家を輩出している「メフィスト賞」。
 今日、ご紹介するのは第44回メフィスト賞受賞作となりました、丸山天寿さんの『琅邪の鬼』という作品。

 琅邪(ロウヤ)とは、古来より「あやかしの町」と呼ばれた港町で、中国大陸の東端、山東半島に位置しています。その海には、時として目には見えるものの決して近づくことの出来ない「浮島」が出現します。人々は、その浮島を仙薬を飲む神仙たちが住まう島として崇敬していたと言います。
 その話を聞いた秦の始皇帝は、仙薬を手に入れるため、徐福に命じてこの地に「徐福塾」を作らせました。

 この「あやかしの町」で、次々と発生する怪事件。
 街の治安を取り戻すべく立ち上がる徐福の弟子たちの運命やいかに。

 55歳でデビューしたミステリー作家を、田中さんも「前例がない!」「読後感が爽快」として、絶賛しています。
 中国を舞台にした小説が好きな人も、そうでない人も、ぜひ読んでみてください。
 きっとご満足いただけることでしょう。
 

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iPadが届きました。

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 さきほど、会社にAppleから荷物が届きました。
 電子書籍(だけじゃないですけど)ビューアのiPadです。
 個人的には、本は紙で読みたい派なのですが、電子書籍に関わる、ここ数ヶ月の動きを見ると、やはり電子書籍についても勉強をしておいたほうが良いなあ、と思い、購入しました。
 とはいえ、これだけの図体のマシンを外出先まで持って行くこともなかろう、という判断で、WiFi専用のモデルです。
 現在のところ、田中さんの作品は本人の希望により電子書籍化されていないのですが、ほかの所属作家さんの作品はだいたい電子書籍版が販売されています。
 まずは、そのあたりを読んでみて、実際の読みやすさや使い勝手などを検証しようかと思っています。

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白馬に来ています。


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今日は、信州の白馬で行われているSFコンベンション、「ローカル リフレッシュ コンベンション」に参加しています。

午後は私の趣味の一つ、モデルロケットの打ち上げを行いました。ちょっと風が強くて、回収に手間取りましたが、久しぶりのロケット打ち上げで、とても楽しかったです。

いまは、ゲストの長谷川裕一さんとの交流企画が行われています。長谷川さんが漫画家を志したキッカケや、影響を受けた作品など、大変に濃い話で盛り上がっています。

明日は朝一番で、またモデルロケットの打ち上げをやったあと、八方尾根にリフトで上がってみようという話になってます。
今日は、終電を気にしないで、好きなSFの話が出来るので、とても楽しいです。

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丹野忍さんの画集が刊行されます。

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 田中さんの『アルスラーン戦記』に、美しいイラストを添えてくださっている丹野忍さん。
 丹野さんは、昨年お亡くなりになった栗本薫さんの『グインサーガ』でも、イラストを担当されていました。残念ながら、栗本さんの逝去により、未完となってしまったわけですが。

 このたび、丹野さんが描いた『グインサーガ』世界のイラストを集めた画集が刊行されることになりました。
 『グインサーガ』ファンの皆さまには、是非ともお手にとっていただきたい1冊です。


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