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西田シャトナーさんの折り紙作品が間近で見られます。

 昨日、折り紙作家の西田シャトナーさんに会ってきました。
 10月27日から11月7日まで、有楽町にある東京国際フォーラムのフォーラムアートショップ グラフィックステーションで、「— ORi —」という展示即売会が開かれているのです。

布施知子、Studio BIWAHOUSE、西田シャトナー、miura-ori labによる「紙を折る」工程を経て出来上がった作品を展示、販売いたします。
単なる「折り紙」ではない、紙から生み出された造形美を間近で是非ご覧ください。

 というもの。

 西田シャトナーさんの折られた昆虫や動物、それにSF作品をモチーフにした数々の折り紙作品は、たった1枚の紙を使って折られたものだと思えないほど精巧で緻密なもの。
 こう言っては失礼なのですが、西田シャトナーさんご本人は、いつも福々しい笑顔の方で、指も「白魚のような」とは言えない、むしろ「ごつい」という感じなのですけどね。
 入場は無料ですので、是非ともお近くにおいでの際にはお立ち寄りいただき、その作品の凄さをご自分の目でお確かめくださいませ。

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赤城さんの「Oh!マイアイドル」とは?

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 小説すばる誌のコラム、「Oh! マイアイドル」
 毎月、作家さんが「自分のアイドル」について書いています。
 2010年4月号には、小前亮さんが登場しています。

 そして、今月発売の11月号に、赤城毅さんが「偉大にして尊敬措く能わざる」方をテーマに熱い文章を寄せています。
 赤城さんの性格を形作ったとも思える「人」は、いったい誰なのか。
 ぜひご自身の目でお確かめくださいませ。


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折り紙ワークショップに参加しました。

 舞台版「銀河英雄伝説」で、空間ディレクションを担当してくださる西田シャトナーさんは、折り紙作家としても有名な方。
 西田さんの緻密で、かつ、大胆な折り紙の作品群は、写真で見るだけでもため息が出るほど素晴らしいモノばかり。
(作品は西田さんのwebサイトで見ることが出来ます。)

 そんな西田シャトナーさんが、折り紙のワークショップを開催されました。
 こんな機会はそうそうないと思いましたので、私も参加してきました。

 いちばん最初に、紺色の折り紙を使って「折り鶴」を折るように求められます。
 この折り方を見ることによって、だいたいの実力をはかると同時に、今回の作例(今回はクジラでした)を折るために、どれくらいの時間が掛かるかを予想されたということです。

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 その後、練習用の紙として、ケナフを原料にした紙が配られました。
 それを使って、紙を正確に三等分にする方法を教わります。

 いよいよ本番。とある和菓子屋さんが包装紙に使うために作ったという、小豆の皮の切れ端を漉きこんだ特製の折り紙用紙が配られます。
 本来であれば、これを使って「クジラ」を折らねばならないのですが、失敗が怖い私は、さきほど紙を正確に三等分する方法を教わったときに使ったケナフ紙を使って、まずは折ってみることに。

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 西田さんが作られた折り紙の設計図(これを「折り図」というそうです)は、各工程が丁寧に描かれていました。なんと、この折り図はフリーハンドで描かれているそうで。

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 途中、いくつか難しいところがあり、そのたびに西田さんに助けを求めたりしましたが、1時間半ほどで、なんとか「クジラ」が完成しました。
 左が私の作品。右が西田シャトナーさんが折られた参考例です。
 誰が見ても、私の作品のほうが見劣りするのですが、それでも自分としては大満足でした。

 久しぶりに頭と手をフルに使った気がして、本当に楽しかったです。
 西田シャトナーさん、また、主催してくださったアプリコット・バスの皆様、本当にありがとうございました。

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『南海燃ゆ』第2巻、いよいよ刊行!

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 三木原さんの『南海燃ゆ』、第2巻の見本が刷り上がってきました。

 「日本海軍の潜水艦が、我が国の空母レンジャーを雷撃、撃沈した」と発表、日本に宣戦を布告したアメリカ合衆国。
 第一撃として、良質な鉄鉱石を算出することで日本経済の屋台骨を支える、海南島への空襲を敢行した。日本軍は新鋭戦闘機「疾風」を投入することで、これを撃退。返す刀で、フィリピンへの上陸作戦を行った。
 これを阻止すべく、アメリカは爆撃機B17を投入。また、日本軍の橋頭堡を艦砲射撃で覆滅するために新鋭戦艦4隻の出撃を決定した。
 窮地に立たされた日本軍は、起死回生の秘策を実行する。
 その策とは……。

 『南海燃ゆ』第1巻に引き続き、二ヶ月連続刊行となった本作。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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今日は田中さんの誕生日です。

 今日、10月22日は田中芳樹さんの誕生日です。
 さきほど、事務所に顔を出したので、「今年一年の目標は?」と聞いてみたところ「生き残る」だそうで。
 田中さんいわく「生きていればこそ、本も読めるし、仕事も出来る」とのこと。
 確かにそうなんですけど、ね。

 田中さんに宛てて、たくさんの方からお祝いのメッセージを頂戴しました。
 この場を借りて御礼申し上げます。

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韓国語版『月蝕島の魔物』です。

 今日はちょっと珍しいモノをご紹介。

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 田中さんの『月蝕島の魔物』が韓国で翻訳出版されることになりました。
 先日、見本が届いたのですが、後藤啓介さんのきれいなイラストをそのまま使った、良い感じに仕上がっています。
 韓国の方にも楽しんで頂けると良いですね。
 
 ま、それよりも私は続篇である『髑髏城の花嫁』の執筆状況が気になるのですが。


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今日は田中さんの引っ越しでした。

 本日は田中さんの引っ越しでした。
 と言っても、軽井沢の仕事場から東京の仕事場に執筆場所を移すだけなので、引っ越しというよりは「移動」ですね。
 暑さに弱く、冷房も嫌いということから軽井沢と東京の往復生活が始まったようなのですが、今年の東京はまだまだ暑さが続いています。
 明日の土曜日の予報は気温が25度近くまで上がるみたい。また軽井沢に戻りたい、なんて言わないか心配です。

 肝心の仕事のほうなのですが、執筆中の『髑髏城の花嫁』も後半戦に入っています。理論社があんなことになってしまいましたが、書き始めている以上、とにかく書き上げようということ。
 どのようなカタチで世に出るかは未定ですが、なるべく読者の皆様をお待たせすることのないよう、私どもスタッフもサポートしていこうと思っています。
 どうぞよろしくお願いします。

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昨日は軽井沢でお食事会でした。

 昨日は、軽井沢で田中さんと垣野内さんの打ち合わせを兼ねた会食がありました。
 講談社アフタヌーン誌で連載中のコミック版「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の「水妖日にご用心」が、めでたく完結となりまして、その打ち上げだったのです。
 ただ、この『水妖日にご用心』が終わったということは、つまり、田中さんの原作が尽きてしまったということでもあるわけで、さぁ、どうしようという相談の場でもありました。
 詳しいことは書けないのですが、お二人が「楽しく密談」を交わした結果、良いアイディアが生まれたようですよ。

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 これは先日、「アフタヌーン」誌読者の方にプレゼントした田中芳樹、垣野内成美、ガンテツの三氏の肉筆サインが入った色紙。こういう企画も楽しいですね。


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『南海燃ゆ』第2巻、順調に進行中!

 土曜日は、中央公論新社で三木原さんと打ち合わせ。
 休日出勤してくださったYさんに感謝であります。
 おかげで、『南海燃ゆ』第2巻も、予定通り10月発売でいけそうです。

 打ち合わせを終えて、東京駅の黒塀横丁にあるステーキ&ハンバーグのお店で晩ご飯。

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 そこには、私の大好きなビール、ヒューガルテンがありました。思わず、大きなジョッキでオーダーしてしまいました。左が三木原さんのオーダーしたレギュラーサイズ。
 あまりにジョッキが重いので、思わず笑ってしまいました。

 ひと仕事を終えて飲むビールって、なんでこんなに美味しいんでしょうねえ。
 いや、この店の看板メニューとも言えるハンバーグも、もちろん美味しかったんですけど。

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『李世民』、またまた増刷です!

 小前君のデビュー作『李世民』の講談社文庫版が、またまた増刷と決まりました。
 これで第7刷になります。
 本人は「とてもありがたいのだけど、デビュー作だからなぁ……。最近の作品のほうが、文章としては読みやすいかも……」などと言っておりましたが、それでもこうやって、たくさんの人に長く読んでもらえる作品というのは幸せなことだと思います。
 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 また、『李世民』で小前作品に触れた方は、是非とも、最近の小前作品も読んでみてください。


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