折り紙ワークショップに参加しました。
舞台版「銀河英雄伝説」で、空間ディレクションを担当してくださる西田シャトナーさんは、折り紙作家としても有名な方。
西田さんの緻密で、かつ、大胆な折り紙の作品群は、写真で見るだけでもため息が出るほど素晴らしいモノばかり。
(作品は西田さんのwebサイトで見ることが出来ます。)
そんな西田シャトナーさんが、折り紙のワークショップを開催されました。
こんな機会はそうそうないと思いましたので、私も参加してきました。
いちばん最初に、紺色の折り紙を使って「折り鶴」を折るように求められます。
この折り方を見ることによって、だいたいの実力をはかると同時に、今回の作例(今回はクジラでした)を折るために、どれくらいの時間が掛かるかを予想されたということです。
その後、練習用の紙として、ケナフを原料にした紙が配られました。
それを使って、紙を正確に三等分にする方法を教わります。
いよいよ本番。とある和菓子屋さんが包装紙に使うために作ったという、小豆の皮の切れ端を漉きこんだ特製の折り紙用紙が配られます。
本来であれば、これを使って「クジラ」を折らねばならないのですが、失敗が怖い私は、さきほど紙を正確に三等分する方法を教わったときに使ったケナフ紙を使って、まずは折ってみることに。
西田さんが作られた折り紙の設計図(これを「折り図」というそうです)は、各工程が丁寧に描かれていました。なんと、この折り図はフリーハンドで描かれているそうで。
途中、いくつか難しいところがあり、そのたびに西田さんに助けを求めたりしましたが、1時間半ほどで、なんとか「クジラ」が完成しました。
左が私の作品。右が西田シャトナーさんが折られた参考例です。
誰が見ても、私の作品のほうが見劣りするのですが、それでも自分としては大満足でした。
久しぶりに頭と手をフルに使った気がして、本当に楽しかったです。
西田シャトナーさん、また、主催してくださったアプリコット・バスの皆様、本当にありがとうございました。
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