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すてきな絵が届きました。

 垣野内成美さんから、「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の主人公、お涼さんを描いた絵が届きました。
 額装されていて、すごく良い雰囲気です。
 田中さんも大喜び。さっそく仕事場に飾ると言ってました。

 で。
 「垣野内さんに、ちゃんと届きました。ありがとう」とメールをするので、絵と一緒に写真を撮りますね。と言って、カメラを向けたら。

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 本人いわく「これで来年、60歳なんだよな」ですと。
 ……まあ、ご自分で判っておられるようですので、私は何も言いませんわ。

 垣野内さん、本当にありがとうございました。

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ようやく見つけました。

 太平洋戦争の会戦のひとつに「エンガノ岬沖会戦」というのがあります。
 1944年10月末に行われた、レイテ沖海戦を構成する4つの会戦の1つで、小沢中将率いる第四航空艦隊と、ハルゼー大将率いる第38任務部隊がルソン島北東海上で行った一連の海戦を言います。
 小沢艦隊には、栗田艦隊のレイテ湾突入を支援するため、ハルゼー艦隊を引きつける囮の役目を果たすよう命令が下っておりました。果たして、レイテ島沖にいたハルゼー艦隊は、「ようやく見つけた空母機動部隊」である小沢艦隊を攻撃すべく、サン・ベルナルディノ海峡を抜けてルソン島東側海上に進出、全速力で北上を始めます。これを知った小沢艦隊は、囮の任務を果たすべくさらに北上しました。
 結果として、ハルゼー提督の「深追い」を諫める通信がハワイ太平洋艦隊司令部から届き、ハルゼー提督は艦隊を分離、麾下のミッチャー中将に分艦隊を預けて追撃を続行させ、自らはレイテ島沖に帰還します。
 本来であれば、レイテ島沖が空白になったタイミングで、日本軍の艦隊が突入する予定だったのですが、残念ながらこの情報が生かせず、日本軍は大きな星を落としてしまうことになります。

 さて。
 問題は、この「エンガノ岬」です。
 実は、横山信義さんの新作『擾乱の海』第5巻にも、この「エンガノ岬」という地名が出てきます。
 巻頭に載る地図は私が描いておりますので、「さて、エンガノ岬とはどこだろう」と資料を探しました。でも、どこにも具体的な場所は載っていません。
 変な話で「エンガノ岬」と検索しても、「エンガノ岬沖会戦」が出てくるだけで、肝心の「エンガノ岬」がどこにあるのか、まったく判らないのです。
 資料によっては、ルソン島北東端の岬、と書いてありますが、これはエスカルバダ岬という名前が別にあります。

 私も半分意地になって探したところ、ついに見つけました。
 さきほど紹介したエスカルバダ岬のすぐ北側に、パラウィ島という小島があります。
 この小島の北西岸に、ちょこっと突き出た岬がありまして、これが「エンガノ岬」でした。


大きな地図で見る

 なんで、こんな小島の、しかも小さな岬が、大会戦の名前になったのかは判りませんが、ここには比較的大きな灯台が置かれていますので、おそらく当時の関係者の誰かが海図に描かれた灯台の名前を見て、この会戦名をつけたのではないのかなあ、と考えた次第。

 こうしてみると、会戦の名前ひとつとっても、いろいろと面白いことに気がつきますね。

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小前亮さんが『三国志』の五虎大将軍を解説しました。

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 株式会社ベストセラーズの雑誌「歴史人」で、小前亮さんが「三国志演義」の作中で、最強と謳われる五虎大将軍を徹底解説。
 関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠。
 史実での人物像と、「三国志演義」での描写を比較しての記述は、さすがに小前さんと唸らせてくれます。

 一時の大ブームからは落ち着いたとはいえ、いまなお大勢の方が愛する『三国志演義』の世界、さらに深く知るための入門編としてもお勧めです。


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コミック版『タイタニア』第6巻の発売です。

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 講談社/月刊シリウスで連載中のコミック版『タイタニア』(田中芳樹原作/ガンテツ著)の第6巻が刊行されます!

 惑星エーメンタールで見事、イドリス・タイタニアを出し抜き、アルセス・タイタニアを葬ったファン・ヒューリック。
 だが、惑星バルガシュで選挙技術家ドナルド・ファラー参事官に捕縛されてしまう。ファンはアルセスの実兄であるザーリッシュ・タイタニアと初の対面を果たすことになる。
 ザーリッシュ・タイタニアにより、「天の城」に連行されることとなったファン・ヒューリック。
 だが、ドクター・リーたちは、ファンを救うため、大胆な奪還計画を進めていたのであった。

 ファン・ヒューリックを巡り、幾つもの策略・謀略・智略が渦巻いていきます。
 「反タイタニア」のシンボルとして、ファンの「利用価値」はますます高まっていく。その流れに巻き込まれたファンの心境やいかに。
 ファンを巡る女性たちの活躍も見物となっています。
 どうぞよろしく!


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ワンダーフェスティバルに参加しました。

 昨日、幕張メッセで行われた「ワンダーフェスティバル 2011【冬】」に参加しました。

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 販売したモノは、「銀河英雄伝説」のガレージキットと……。

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 1/12000スケールの彩色済み完成品模型「銀河英雄伝説」フリート・ファイル・コレクション
 Vol.1からVol.10までの全艦艇が並んだ姿は、まさに壮観でありました。

 残念ながら、今回はVol.10の販売が間に合わず、展示のみになってしまいましたが、それでも「銀河英雄伝説」ファンの皆さんとお話しできて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 夏のワンダーフェスティバルでも、どうぞよろしくお願いいたします。

 おまけ。
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 差し入れでいただいた「ミドリムシの粉末が入ったクッキー」。
 東大の研究室も関わったベンチャー企業が商品化したものらしいです。
 お味の方は……ふつうのクッキーでした。ただ、あと味がちょっとミドリムシっぽいというか(笑)。

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中河内雅貴さんと菊地創さんのDVDが出ます!

 舞台「銀河英雄伝説」で、ウォルフガング・ミッターマイヤー提督を演じて下さった中河内雅貴さんと、コロスのメンバーを束ねてくださった菊地創さんが、ハワイを旅するDVDが発売されました。

 題して「中河内雅貴×菊地創 僕たちの地球ロード in HAWAII」。
 「フラの神髄に触れる!」と、「パワースポットを目指して!」の2タイトルが同時に発売されます。

 私も、なんどかハワイには行っているのですが、結局のところ観光地を巡るだけに終始してしまい、ハワイの自然や文化には触れずじまいになっています。
 このDVDを見ることで、新たなハワイの魅力を知ることが出来ればと思っています。

 2月6日には、秋葉原の書店「有隣堂 ヨドバシAKIBA店」で発売記念イベントも行われるとのこと。
 興味のある方は、公式webページにある要項をご確認ください。



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なんと4刷が決定しました!

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 つい先日、3刷が決まった、とお伝えした天野頌子さんの『陰陽屋へようこそ』でしが、なんとなんと、早くも第4刷が決定しました。
 なんでも、売れ行きに補充が追いつかないほどだそうです。
 お買い上げいただいた皆さま、心より御礼申し上げます。
 天野さんも、続篇の執筆準備を進めているようです。

 今後ともよろしくお願い申し上げます!


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